だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。

コロポックルからショッカーへ洞穴には子供の頃のトラウマが沢山の吉見百穴

子供の頃にテレビで見た「仮面ライダー」の影響でしょうか?子供の頃からたくさんの小さな穴と大きな洞穴のある吉見百穴がとても苦手でした、僕だけではない筈でビジュアル的に苦手な人は絶対多いと思います、不気味な外観でまさにショッカーの基地って感じですもの…。
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仮面ライダー第25話「キノコモルグを倒せ」のロケ地だったのですね、下リンクのブログがとても詳しい内容です。

 

台風が去り梅雨明けの今日、子供時代のトラウマを克服すべく行ってきました。

 

アクセス

【電車の場合】
東武東上線「東松山駅」東口からバス3番バス停から鴻巣駅(免許センター)行き約5分「百穴入口」下車徒歩約7分
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【車の場合】
関越自動車道東松山I.C.から鴻巣方面へ約5km

 

僕は東松山駅から徒歩で向かいました、ゆっくりの移動で約30分弱、目抜き通りを通って行くので分かりやすいルートです。
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駅近くの東松山郵便局脇の下沼公園を通りました
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百穴同様の狭いトンネルを抜けて振り返るとエッチな銅像を見かけました。
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早速階段を登って前を確認、図書館前の銅像でした。
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こちらにも銅像、市をあげて景観(?)に力を入れている様子が伺えます。
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大通りを真っ直ぐ歩き
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そして国道407号を越えます
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市野川を渡ったら吉見町、ここら辺は歩道が狭い上に車のスピードが速くて徒歩の場合は注意が必要です。
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岩室観音

吉見百穴近くの歴史ある建造物
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岩をうがって観音像をまつったのところから『岩室観音』と呼ばれている。

810~824年に建立されたと云われてるが確かな記録は残っていない、弘法大師が岩をくりぬいて観音像を彫刻して岩窟に納め名称を岩室山と号したのが始まり。
松山城主が代々信仰護持していたが、1590年松山城攻防の際に兵火にあたり当時の堂は消失。
現在のお堂は江戸時代の寛文年間(1661~1673年)に再建されたもの、一見山門の様に見えるがこれ自体がお堂で、京都清水寺の観音堂と同様の“懸造り様式”という江戸時代では珍しい建築方法によるもので吉見町指定の文化財。
またここにある石仏は弘法大師が巡錫した四国八十八ヶ所の本尊を模したもので、八十八体の仏像がまつってありこの石仏を拝めば、四国八十八ヶ所を巡礼したのと同じ功徳があるとされている。

小じんまりした場所ながら御利益満載であります
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2階に上がる階段があります
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2階は涼しく素晴らしい眺望でとても気持ちが良いです、思わずここでスマホの画像の整理をしてしまいました。
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鎖の付いた崖を昇ると人がかがんでやっと通れるくらい岩の穴が開いています。これが『胎内くぐり』安産のご利益があると云われてます。僕は立入禁止のバリケードに惑わされ足を踏み入れませんでした…つくづく残念ですが、安産は僕の人生の範疇外なので良しとします。
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吉見百穴

そしていよいよ吉見百穴へ、左手の道を下ります。
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入口参拝料は300円、吉見町のゆるキャラ「よしみん」もお出迎えです。
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体験学習も実施中
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入場すると目の前にドーンと出てきました百穴、何だかショッカー戦闘員や猿の惑星の猿やゾンビや怖い原始人などの幼少時のトラウマが続々と穴の中から出てきそうな感じに襲われます。
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東京大学の学生坪井正五郎は、1887年卒業論文の一環として吉見百穴の発掘を開始、住居用の設備構造を有していながらサイズが小さすぎる事により、日本の小さな先住民族、コロポックルの住居として作られたものであろうと持論を展開。

 

明治時代という昔を考慮してもトンデモ論に感じてしまいますが、昭和の時代には軍需工場になったり、ショッカーの基地になったりするのであながち間違っていないのかもしれません、その証拠にこの地域では珍しい植物の「ヒカリゴケ」が自生しております。
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1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物、冷涼な地域に広く分布、洞窟や岩陰などの暗く湿った環境を好む。
生育環境の変化に敏感で、僅かな環境変化でも枯死してしまうほどに脆い存在である。

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北の土地からコロポックルが持ってきて仲良く共存してた事を妄想、古代のロマンを掻き立てられます。

しかし大正末期に入って考古学の発展により各地で横穴の発見・発掘の結果、構造・出土品等から古墳時代後期に死者を埋葬する墓穴として掘られたものである事が明らかにされ、住居説が覆されることになる。

つまらない時代になったものです
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僕はここにコロちゃん達が生活している姿がしっくり来るのです。
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昭和になると吉見百穴とその周辺の丘陵地帯に大規模な地下軍需工場が造られた、直径3メートル程の開口部を持つ洞窟が地下軍需工場の跡である。
太平洋戦争の末期、米軍の大規模な空襲によって日本の航空機製造工場の生産能力は壊滅的な打撃を受けた、中島飛行機工場は、空襲から逃れるために地下に移転する計画があったが間に合わず空襲によって生産能力が10分の1に落ち込んだと言われている。
そのため生活物資の調達に便利で、掘削に適した場所である吉見百穴地域に軍需工場が造られることになった、空襲を避けながら航空機の部品を製造する目的で造られたのであるが、本格的な生産活動に移る前に終戦となった。

更につまらない時代になったものです

戦争中に浅知恵で掘った穴なんかより、コロちゃん達が掘った穴の方が僕にとっては愛おしいものなのです。
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現在は洞窟崩落の危険がある為に立入禁止、こんな洞窟なんか見れなくたって全然結構なのですが周辺は涼しくていい気持ちでした。
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戦後はショッカーの秘密基地になります、軍需工場なんかよりショッカーの手元に渡った方がなんぼかましです。しかし滑りやすく急な斜面、よくこんな場所で特撮ロケをしておりましたね…現在なら危険という事で許可が出ないのではないでしょうか。。f:id:earth720105:20190728192743j:image

実際25話は(第9,10話の)撮影中に負傷した藤岡弘に代わって佐々木剛が主役の仮面ライダー2号の作品、当時のロケの激しさ危険さは想像以上です。

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藤岡弘、 - Wikipedia

見学後は展示室で休憩、余韻に浸りながら涼しくて落ち着ける場所、ここでも撮影したスマホ画像の整理です。
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壁を見ると地元小学生の吉見百穴絵画コンクールが展示、みんな様々に描いていてとても興味深いものでした。
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気に入った絵を投票出来るみたいです
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僕の選んだ絵はこれ、単一の絵の具で塗りたぐるセンスと何だか飽きっぽそうなタッチが僕の小学生時代とかなり被るのです。
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コロポックルの存在(?)を初めて知って嬉しくなり、幼少時のトラウマが少しだけ解消された本日の訪問、何事もその場所まで足を運び直接目で見て触れて感動する事の大切さを再確認しました。
但し僕の小学生時代を思い出してしまうスケッチを発見したのが新たなトラウマになってしまいそうで…まぁそれも含めて楽しい夏の日のお出かけになりました。

 

吉見百穴(よしみひゃくあな)
所在地:埼玉県吉見町北吉見324
TEL:0493-54-4541
H.P.:http://yoshimi-kanko.net/kanko/hyakuana/
営業時間:8時30分~17時(入館は16時30分まで)
定休日:年中無休
料金:大人300円・小学生200円