だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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木曽の名勝「寝覚の床」で裏寝覚と浦島太郎を見た

青春18きっぷで関西方面から帰る電車旅は、あえて東海道ルートを外して中山道(中央本線)を利用する事の多い埼玉県民の僕。多少時間がかかっても車窓から見える木曽の山々、そして木曽川のエメラルドグリーンに白い岩を眺めるのが大好き、幸い毎回天候にも恵まれております。

※写真は2019年3月撮影
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なんで水が緑なんだろう?

水に光があたると長波長の光(赤)は吸収されやすいので、きれいな水はシアン(青と緑)がかります。そこに植物プランクトンがいると、緑の光は反射青い光は吸収されるため水も緑に見えます。

なんで白い岩なんだろう?

花崗岩は、御影石という名前でも知られ、お墓の石やビルなどの建材に使われている白くて鉱物の粒が粗い岩石、中には黒っぽい鉱物も混じっています。

電車内でチョットした疑問をスマホで調べながら一つ賢くなった気になっております。

上松駅から徒歩で寝覚めの床へ

中津川~塩尻のほぼ中間地点、四角いゴツゴツした岩が並んでいるのが車窓からも見えます、それが2020年の正月に訪問した寝覚の床です。
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調べてみると中央本線(西線)上松駅から徒歩25分、徒歩で行ける範囲な事を知って訪問を決定、早朝に滞在先の名古屋から出発、上松駅には8時47分に到着して時刻表を確認、次の電車10時56分に乗り自宅に帰ろうと計画しました。

下車した「上松」駅は予想通り駅周辺にお店はゼロ…仮に電車を一本逃したらヒマ地獄が待っております。。
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ルートはシンプルに線路沿いのやや大きめの通りを南へ道沿いに、一番心配だったのが安全な歩道が確保されているかどうか、車社会エリアの徒歩は危ない面もあります、しっかりした歩道でとりあえず安心。
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途中で縁石が左側から右側に変わります
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歩きながら半ば諦めていたのですが、現地近くにはコンビニ・飲食店・土産店があってホッとしました、大きめの駐車場もあります、まぁ車で来る人のほうが多いですものね(>_<)
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有料の「ちゃっかりルート」にご用心

ここから川に下って行くのですがルートが2つあります、勝手に命名しましたが
①有料「臨川寺」ちゃっかりルート
②無料「美術館」急階段ルート

まずはちゃっかりルートから
臨川寺の敷地内を通って川に下るからでしょうか?入園料200円を納めます。
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多くは語りたくないですがグレーな感じがします…あとパンフレットを頂きましたが、寝覚の床と寺の事を一緒くたにしたちゃっかりしたモノ、でも無料ルートに比べれば歩きやすい坂道でした。
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そしてこちらは無料ルート、ちゃっかりルート奥の駐車場(ねざめ亭)の左手の階段を下って行きます。
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本日美術館は休館で暗い階段
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そしてかなり急な階段を降りて
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ちゃっかりルートと合流
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更に下ります、若干凍っている場所もあるので気を付けて降りました。
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無事に降りましたが今日は時間帯か天候のせいか今日は水の色が青っぽい。
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史跡名勝天然記念物「寝覚の床」
木曽川の激流が花崗岩の岩盤を長い年月にわたって浸食してできたもので、国の史跡名勝天然記念物に指定されています。
 この絶景は、古くから満島太郎の伝説の舞台としても有名です。 竜宮城からもどった大郎は、諸国を旅してまわり、通中で立ちょった寝覚の里の美しさにひかれて、ここに住むようになりました。
ある日、昔を思い出して若の上で玉手箱を開けてみたところ、中から出てきた煙とともに、見る見る太郎は三百歳の老人になったと言い伝えられています。
岩上の松の間にある小さな洞は、その浦島太郎をまつる浦島堂です。

お隣は美術公園、何だかあやしいオブジェの置いてある広場。
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奥に更にあやしい看板を発見「裏寝覚」とあります!裏モノですよ(・∀・)
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裏っぽい道を進んでいきます
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ロープが張ってありそして石のベンチ、ここからの風景が裏寝覚ですが…
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まぁ‥二つの丸い岩が印象的でした。。
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浦島太郎を発見

気をとり直して表寝覚(?)に戻ります、お昼に近づいたせいかようやく川が緑色に光ってきました。
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ふと気づいたのですが目を凝らして見ると
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「何してん!(`Д´)ノ」
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でも何かペアルックだし服装のシルエットや色合いが何だか80年代チックで、リアル浦島太郎なのでは?勘ぐってしまいます、竜宮城で過ごした4日間がこっちでは40年経過していたのです(多分)。

何で時間が遅く進んだのでしょうか?

相対性理論
互いの相対的な速度差により、または重力場に対して異なる状態にあることによって、2人が測定した経過時間に差が出る。 時空の性質の結果として、観測者に対して相対的に動いている時計は、観測者自身の基準系内で静止している時計よりも進み方が遅く観測される。

しかし川のほとりまで行けるとは身体能力の高いカップルです、日本が1番元気良かった時代に1番元気が良かった年齢でこちらの時空にやって来たのだから当然なのかも知れません。

多分写真の岩の上に樹がある浦島宮までもひとっ飛びですよ、僕なんか見ただけで無理だと思ったもん(x_x)
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2人ともまだ2020年の世界には馴染んでない雰囲気ですが、そんな事にはお構いなしのラブラブ状態。
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まだ空飛ぶ自動車は出来ていないし、ロケットで火星に行くなんて無理ですよ(・д・)

寝覚の床(ねざめのとこ)
長野県木曽郡上松町大字上松1704
0264-52-1133
駐車場:普通車80台 大型車10台
http://www.avis.ne.jp/~hinoki/02nezame.html