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都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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日本標準時子午線(東経135度)にある「明石市立天文科学館」時間の流れを感じる展望台

知人達の自慢話ばかり投稿しており、見てるとイラつく事の多いfacebookですが、お出かけ先を決める時に参考にする場合もあります。

この前は小学校時代のクラスメイト「外吉(あだ名)」が神戸のホテルから「時間の流れ方が東京と異なる」と投稿しておりました、日本は標準時子午線(東経135度)を基準として時刻が統一されておりますが、天文学的には時差が生じている事を示した投稿なのです。

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〈目次〉

明石市が標準時子午線に選ばれた理由

兵庫県明石市を通る東経135度が標準時子午線に選ばれたのは15で割り切れる数字だった為、地球の一周360度を24(時間)で割ると15になり経度15度毎に1時間の時差がある計算、本初子午線(経度0)のロンドン「グリニッジ天文台」との時差はジャスト9時間。
f:id:earth720105:20221120095237j:imageイラスト引用先:「子午線のまち」といえばなぜ明石市なのか|NIKKEI STYLE

日本標準時の制定は1886年、明石市は標準時子午線の重要性をいち早く認識し標識を設立、この標識は場所は移りましたが現在も明石市天文町の交番前にあります。
f:id:earth720105:20221120100535j:image写真引用先:大日本中央標準時子午線通過地識標 | 一般社団法人 明石観光協会

東京都の東経139度と兵庫県の東経135度では実際は19分の時差があります、実は東京で太陽が真南に来る時刻は午前11時41分、一見神戸に行った自慢話ですがさり気ない豆知識を披露、そして神戸の中華街でマズそうに撮ったランチの写真とイラッとするコメントを投稿する外吉。

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ですが外吉が投稿した場所の神戸市は東経135度12分で天文学的には明石市と約1分の時差があるのです、本当に時間の流れが違う事を伝えたいのなら、神戸では無く東経135度00分ピッタリの場所(明石)に行くべきなのです。
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明石駅から徒歩で135度00分の「明石市立天文科学館」を目指しても良いのですが、同経度上に駅がありそれが山陽電車の「人丸前駅」1駅だけの乗車ですがこちらのルートがオススメ。
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なぜならホーム上に日本標準時子午線の表示があるからなのです。
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子午線上にまたがって異なる時間の流れを感じるのです。
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そしてfacebookに投稿、翌日見てみたらいいね!は1件だけ、しかも人丸駅と間違えて投稿しましたがそんな細かい事は気にしません(`ε´)ノ
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天文学的には日本の首都の駅と言っても差し支えない人丸前駅なのです。
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明石市立天文科学館のプラネタリウムと展望台

駅から徒歩約5分で電車の窓から見えていた建物が間近に見えてきます。
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勢い余って開館10分前に到着してしまいました
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入口には標準時子午線のサインと漏刻(ろうこく)が置いてあります、天文科学館は1960年6月10日「時の記念日」に開館、時の記念日は天智天皇が671年6月10日に人々に時を知らせたことに由来しこの時使われたのが漏刻です。f:id:earth720105:20201025180708j:image

開館時間までベンチに座ってfacebookを見ていたら、またしても彼のありえない投稿を見つけてしまいました…もう迷惑投稿で通報したいレベル(>_<)

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9時30分に開館した天文台、入場料は700円でプラネタリウムの料金込み
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横には天文オタ向けのステッカーやピンバッチ等の販売コーナー
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更に横には脱力感マックスの顔はめタイプのパネル
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皆さんのお目当ては9時50分から始まるプラネタリウムは「こども天文教室」f:id:earth720105:20201025153459j:image

2階のプラネタリウムドーム、音や光は周りに迷惑なので投影が始まったらスマホの電源はoffにしましょう。
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内容は秋の星座は地味めですが魅力のある星座が多い事と、アンドロメダ星雲は銀河系より大きい事です。。スイマセン…旅行疲れの為か半分位の時間は居眠りしておりました。
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3階は時や宇宙に関する歴史や構造のコーナで振り子時計や水時計等が展示しておりました、残念ながら電波時計はありませんでした、ちなみに下はいつも電波を発信している人物の投稿とブログ記事。
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特別展示室で宇宙のイラストを仲良く眺めるカップル2名
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そして資料室でアポロ11号の模型を仲良く眺めるオヤジ2名
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そして僕はこんなモノばかりに目がいってしまます…
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14階の展望室はエレベーターで登りました、南側は瀬戸内海と明石大橋が一望出来る眺望スポット。
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北側は七五三で賑わう参拝客たち
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ココでも子午線の前に立ち東側に向かって一言「埼玉とは違った時間の流れを感じる」後で写真を見たら西側に向かって立っておりました(x_x)
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1階下の13階では双眼鏡で景色を見る事が出来ますがスペースは狭め
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時間の流れを感じながら階段で降り東経135度00分の天文科学館を後にしました
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途中4階の日時計広場に立ち寄ります、大昔は影でおおよその時刻を把握していたのです。
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広場で明石駅までのルートをスマホで確認したのですが、ついFacebookを開いてしまい「いい加減にしてくれ!」と言いたくなる投稿(x_x)
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帰りは駅前の兵庫県立明石公園へ立ち寄りました、2つの櫓が象徴的な市民が集う公園です。
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週末で色々なイベントが開催しており、屋台も出店しておりました。残念ながら明石焼きの屋台はなく、時間の都合上お店にも行く事ができません「残念だな…」と思いながら公園に佇みながらFacebookを見ると
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外吉が投稿する食べかけのたこ焼き写真f:id:earth720105:20201026062539j:image

あんた(の投稿)見てるとイライラするよ!
(`Д´)ノ

明石市立天文科学館
住所:兵庫県明石市人丸町2-6
電話:078-919-5000
H.P.:http://www.am12.jp/
入館料:大人 700円
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館できるのは午後4時30分まで)
休館日:月曜日・第2火曜日・年末年始
※月曜日または第2火曜日が国民の祝休日と重なるときは開館し、その翌日が休館となります。
駐車場:普通乗用車2時間まで200円(以降1時間ごとに100円)