だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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北鎌倉の定番スポット円覚寺で知った舎利殿と洪鐘そして無学

無学なる者は貧人となり下人となるなり
福沢諭吉の「学問のすすめ」に書かれた名言「天の上に~」の続きはこんな無慈悲な文章であった事をこの前始めて知りました、無学なる者って‥まんま僕じゃナイですか(>_<)

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり。
されども今廣く此人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、其有樣雲と坭との相違あるに似たるは何ぞや。
人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり

『学問のすすめ』の本来の意味とは?福沢諭吉の功績と名言 | フラミンゴ 英会話ブログ

一般的には中卒(僕は高校中退💧)みたいなイメージの無学という言葉ですが、仏道においては残る所無く学び尽くした境地、もう大学教授もひれ伏しちゃう位の称号なのです。

鎌倉時代にそんな無学な僧が開山したお寺が北鎌倉駅前にある円覚寺(えんがくじ)です。f:id:earth720105:20201231142111j:image

円覚寺は当時大陸から日本に攻めて来て台風により撤退した文永・弘安の役(元寇)で、亡くなった兵を弔うために北条時宗が開基、開山は宋(中国)の禅僧無学祖元(むがくそげん)。
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創建に尽力した資金主を開基と呼び、その開創の僧を開山と呼ぶ事をさっき調べて知った無学な僕。
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夏目漱石もこの地で座禅

拝観料は300円
まず最初に見えるのが山門(三門)ここは夏目漱石「門」で主人公が瞑想しにやって来る場所、そんな作品は未読どころか存在すら知りませんでした(>_<)
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山門は三解脱門(空・無相・無願)を象微するといわれ、諸々の煩悩を取り払う門とされます。山門を通って娑婆世界を斯ち切り、清浄な気持ちで佛殿の本尊さまをお参りしなければならないとされます。

(うわの)空・無能・無駄の僕は煩悩まみれ、勿論座禅なんぞは無理ですよ~
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円覚寺の伽藍(がらん)は、鎌倉独特の谷戸(やと)と呼ばれる丘陵地が浸食されて出来た谷に沿って建てられています。三門を入り、仏殿、方丈へと徐々に登っていく配置は、この土地の高低差を生かした壮大な空間をつくりだしています。

教養人に一歩近づけた様な満足感を感じながら登って行くのです。
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明治時代の頃より夏目漱石を始めとする多くの居士が円覚寺で坐禅をしました、現在でもこちらの居士林で気軽に(?)参加できます。
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土曜坐禅会
・初心者の部:毎週土曜日 13:20~14:20 初めて坐禅を体験したい方に
・経験者の部:毎週土曜日 14:40~15:40 初心者の部または他の坐禅会を経験しているなどある程度の坐り方がわかっている方
・暁の部:毎週土曜日 17:00~21:15 25分の坐禅を6回以上長時間坐りますので坐り慣れている方
※会費は総門受付で拝観料300円をお納め下さい

土日宿泊坐禅会
土曜日17:00~翌日10:00
全部で25分の坐禅を10回以上坐りますので、坐り慣れている方。
入会金3000円・毎会費500円
いわゆる足を組んでの坐禅だけでなく粥坐(作法にのっとった朝食)や掃除など禅の生活を一通り体験できます

坐り慣れていない僕は茅葺屋根のココの畳に座ってスマホ画像の整理
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煩悩まみれのせいか後で見たらボケボケ写真(ToT)
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修業僧の妨げになる事もあるのでしょうバリケード(?)のある門が目立ちます、無学なだけで無く「奮励・鍛錬・研鑽」の三語とは無縁の人生を歩むダメオヤジは門前払いなのです。
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唐門は横から入れました(・∀・)
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いかにも鎌倉らしい風景で、人気スポットであるのも納得の円覚寺。
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色々と楽しめながらも拝観料は300円とリーズナブル(バチ当たりな表現です>_<)で嬉しい限り。
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国宝の舎利殿と洪鐘

次は国宝の舎利殿を目指し登って行きます
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白鹿洞

円覚寺開山の日に無学祖元の説法を聞こうと洞窟から白鹿がゾロゾロ出てきた言い伝えがあります、誰かが餌付けでもしたのでしょうか?そんな事ばかり想像する馬(うましか)鹿な僕。。
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舎利殿

円覚寺のアイコン的存在、屋根の傾斜の美しさ、軒のそりの美しさと柱が細いことが建物特長ですが僕にはさっぱり分かりません…しかも特別期間(正月の3が日・5月の連休日・11月の宝物風入など)以外は拝観はここまでなので微妙に遠いし。。

含利殿(国宝)
円覚寺の舎利殿には「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」と尊崇されるお釈迦樣の歯牙をおまつりしております。
その由来は将軍源実朝公が宋の時代、中国能仁寺から請来したものです。この舎利殿は鎌倉にあった太平寺 (尼寺・廃寺)の佛殿(鎌倉時代末~室町初期に再建)を移築したもので、中国南宋時代の建築様式に学んだ禅宗様建築の代表的な遺構です。関東大震災に倒壊しましたが昭和4年に復元しました。

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黄梅院

円覚寺境内の最奥部は黄梅院(おうばいいん)、五山文学の(禅寺の漢文学)詩人であり庭作家でもあるマルチクリエイター「夢窓疎石(むそうそせき)」の塔所です。


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洪鐘と弁天堂

一見見落としがちな場所にありますが(僕だけ?)山門左側の小高い丘の上には弁天堂があります。
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「国宝洪鐘は撞けません」のお知らせ、学の無い人はTPOをわきまえずに周りの人を不快にする行動ばかりとるのです。
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洪艟(国宝)
1301年(正安3)に畴造された国宝の洪鐘です。北條時宗公の子、貞時公が国家安泰を祈願して鐘の陦造を鋳物師に命じましたがうまくゆかず、江ノ島の弁天さまに7日間参詣したところある夜の夢の中で円覚寺の白鷺池の底を掘ってみよというお告げがあり、その通りにしてみると池の底より龍頭形の金銅の塊を発見、それを鋳造してこの洪鐘を造ったといわれています。

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2回の失敗で3回目に出来たと言われる洪鐘、江ノ島弁財天のご加護によるものだという感謝の気持ちを込めてここ円覚寺にも弁天堂を建立しました。
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今日は大晦日で除夜の鐘、仏教では人には108つの煩悩があると言われており、その煩悩を祓うために突く除夜の鐘の回数は108回とされています。しかし今は無学な人対策で厳重に鎖と縄が張られております。
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こちらは近所のお寺に乱入して鐘を乱打する知人の記事

自分は無学ですがお寺も同じでそこで通じ合えたかなと思っております(•̀ω•́ )ドャッ