当ブログでも度々登場する「外吉(あだ名)」のFacebook投稿を見てしまいウンザリ…
一言モノ申しますが、秀喜を星稜高校時代の写真にするのなら英機も陸軍士官学校時代の写真にすべきなのです。
下らない投稿を見てしまいイライラする昼下がりに立ち寄った場所は、東條英機が絞首刑に処せられた巣鴨プリズン跡地の「東池袋中央公園」今の感覚だとココは東池袋で全然巣鴨じゃないですよね。。
巣鴨プリズンの歴史についてほんの軽く解説
①かつては巣鴨刑務所でしたが、関東大震災で被害を受けた後に刑務所は府中に移転。
②そして未決囚を主に収容する市谷刑務所がこちらに移転、刑務所と区別するため「東京拘置所」と改称、巣鴨刑務所時代の約3分の1に敷地が縮小。
③日本の敗戦後はGHQにより接収「巣鴨プリズン」と呼ばれ戦争犯罪容疑者が収容・処刑された。
④その後日本に移管されるが引き続き戦犯を収容、1971年に東京拘置所が小菅に移転し跡地はサンシャインシティとして再開発、処刑場周辺は豊島区立東池袋中央公園となる。
明治時代の鉄道施設当初は池袋に駅を造る予定は無く「目白～雑司が谷～大塚」のルートを計画していた現在の山手線。確かに池袋～大塚はかなり急なカーブがあり若干不自然な線形なのです。
「赤羽～目白間のどこかに新しく駅を設けて、田端駅と直結する新線を開設しよう」ということになりました。
当初検討されたのは、目白駅の北側に雑司ヶ谷駅を新設し、そこから分岐して雑司ヶ谷～田端間を結ぶという計画でした。しかし測量したところ、計画線上に巣鴨監獄がかかる、ということが判明したのです。
現在この場所はコミュニティーバスが元気に走っております
【IKEBUS】イケバスの料金やルート・時刻表・バスの中を紹介！乗り場はどこ？ | としまらいふ
東池袋中央公園の最寄りバス停は「サンシャインシティ西」料金は200円
ここは昭和の光と影がある場所なのです
ABC級戦犯が処刑された絞首台跡地
園内にはこの場所で処刑された戦犯を供養するおにぎり形の石碑がひっそりとあります。
「永久平和を願って」終戦後1948年(昭和23年)12月23日に極東軍事裁判(東京裁判)で死刑判決を受け巣鴨プリズンに収容されていた東條英機以下A級戦犯7名の絞首刑が執行、当時の皇太子(現在の上皇陛下)の誕生日を敢えて執行日に選んだとも言われてます。
更にはアメリカ第8軍による横浜のBC級戦犯裁判で53人の死刑が確定しスガモプリズンで執行、計60人の処刑があった場所は後に地上60階の高層ビルが建ちました。
裏へ回ると文字が刻まれております
「第二次世界大戦後、東京市ヶ谷において極東軍事裁判が課した刑および他の連合国戦争犯罪法廷が課した一部の刑が、この地で執行された。戦争による悲劇を繰り返さないため、この地に前述の遺跡とし、この碑を建立する。昭和55年6月
カスケードの裏側辺りがかつて絞首台のあった場所
何となくひっそりと薄暗い感じ
絞首台があったのはここら辺りでしょうか？？何だか重苦しい気持ちになってしまいます。。
ですが横の金網を見るとかわいいイラストと共にスケボー禁止の告知がありました
だったらローラースケートはOK (･∀･)ﾉ
写真引用先：https://mobile.twitter.com/mo74906384/status/1262288482673790976
豊島区立東池袋中央公園
住所：東京都豊島区東池袋3-1-6
