Facebookにマズそうなラーメンばかり投稿する「外吉(がいきち・あだ名)」が先日こんなカキコミをしておりました。
ところで
お家で作るラーメン
と
お店で食すラーメン
って
どこが違うと思う?
そうだね、
チャーシューだね♪
チャーシューのクオリティに
歴然とした違いがあると思うです
なので、外食でのラーメン店では
専らチャーシューメンをorderしますね
無駄な改行と句読点(。)を付けない文章にイライラしますが、投稿するチャーシュー麺の写真は更にイライラの営業妨害レベル…こんなに汚く撮った写真を店名と共に晒された日には時短営業した方がなんぼかマシです。
ですが「チャーシューのクオリティ~」については一応は共感できる点もあります。僕はチャーシュー麺よりもラーメン大盛派ですが、無性に大きなチャーシューを麺と一緒に食べたくなる事もあり、そんな時に行きたい店が新宿西口にある2つの店舗「満来」と「ほりうち」。
ちなみに両店の距離はわずか50mほどです
満来とほりうちの違い
1961年満来創業の練馬田柄店から新宿店までずっとオーナーの片腕として働いてきた大番頭の堀内さん、オーナーが自社ビル建て替え時に並び50m先に移転「らぁめん ほりうち」として堀内さんは独立、味は満来そのもので暖簾分けの店舗でした。
しかし新たに完成した自社ビルの1階には再び「満来」がオープン、店を継いだのはオーナーの子息(2代目)でした。
オーナー企業にありがちな「先代の片腕vs2代目」の構図だったのでしょうか?結果近くに同じテイスト(というかほぼ兄弟店)の店が並ぶ事に…そんな因縁(?)の「満来・ほりうち」チャーシュー麺の連食に挑戦した土曜の昼下がりでした。
「満来」チャーシューらぁめん
まずはらぁめん満来に入店、訪問は14時過ぎで幸いにも店内での並びだけで済みました。
まずは券売機でチャーシューらぁめん(1550円)をポチっ、少々高めですがたくさんの分厚い肉を味わえるので妥当な価格なのかも知れません。
L字のカウンターは14席で7人待ちカウンター後ろで座って並び15分程で席に案内、優しい醤油の匂いがほのかにして食欲をそそる店内。
従業員4名で皆さん一生懸命仕事をしております、並び中に食券を渡した事もあってか程なく着丼、以前と比べて肉の量が若干おとなしめになっておりました。
前回訪問時(5年前)はもっと量が多く過激なチャーシュー盛りでしたが、これだと完食出来ない客も多いからなのでしょうか??
外吉の写真を真似して上からの撮影、彼はまん丸な丼の中にあるラーメンを地球に準えて表現しているのかも知れません。
チャーシューが有名な店ですが、特筆すべきは麺のクオリティ、程よく縮れた中太麺はツルツル食感で喉ごしの良さが印象的、後半になっても飽きずに夢中で食べてしまう麺。
そしてお楽しみのチャーシューは大きく厚みのある肉で、ありがちな店の脂身多めの胸やけチャーシューとは違い良質な肉で醤油スープに浸すと更に味が深まります。
「チャーシューのクオリティに歴然とした違い」そんな外吉の一言が胸に染みるラーメンです。
「ほりうち」チャーシューざるらぁめん
チャーシュー麺の連食は少し不安だったのですが両店のチャーシューを食べ比べしたい、そんな気持ちで暖簾を潜りました。
待ち時間無しで店内には3名の客、満来と比べると少し元気がナイ印象ですが味は負けず劣らず…と言うかほりうちの味が好みの人は絶対多い筈。
つけ麺よりラーメン好きの僕はちょっと迷ったのですが、やはり看板メニューを食べてみたくチャーシューざるらぁめん(1150円)に決定、バターのトッピングに心奪われましたが連食の為に現在で2700円の出費なので泣く泣く断念。
つけ麺とどこが違うの…という意見もあるかもですが、巷の店にありがちな太麺&魚介系つけ汁のつけ麺とは真逆のシャッキとした味わいの麺とスープでまさにざるらぁめんと呼ぶに相応しい一品でした。
ざるらぁめんを選んだ事もありますが満来より上品な味に感じます、パンチのある「満来」少し大人向けの「ほりうち」って感じ
本日1番印象に残ったのはこのチャーシュー、満来と比べると小ぶりでインパクトに欠けますが確かな味です、お腹いっぱい状態で「あぁ美味しいな」と感じたのですから平常時には絶対マジウマ状態ですよ、チャーシューの歯ごたえと麺の喉ごしが印象的でリピート確実の一品。
夢中になって食べて (・∀・)ノゴチソウサマ
「ほりうち」は新橋にも店舗があり外吉も訪問してFacebookに投稿済、ですがいつものごとくイラッとする写真とコメントに客と従業員の不満は溜まる一方です(x_x)