だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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箱根登山電車は80パーミルの急勾配とあじさいが見どころで僕の心もスイッチバック

「またオレを違う電車に乗せただろ!」

職場の上司としこたま呑んだ翌日にこんな事を言われていたサラリーマン時代の僕。
新宿駅で山手線に乗るつもりが、小田急線の改札口へ向かって行く泥酔した上司「それ違う電車です」とは(一応)言ったのですが「線路は繋がっているんだよ!」と叫び小田原行きの列車に吸い込まれていくダメオヤジ…どうやら箱根まで行ってしまい、駅構内で一晩明かし、翌朝会社に出勤して来たみたいです。

普通なら終点に着いたら慌てて一気に酔いが覚める筈ですが、上司はそのまま箱根登山電車に乗り換えて山の中を目指し夜の電車旅を続けていたみたい💧

そんな事を思い出し、あじさいの咲く箱根登山電車旅に向かった現在は日雇いバイトの僕、いつの間にか当時のダメ上司と同じ歳になってしまいました(ノД`)
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〈目次〉

箱根登山電車に乗り降り自由のトコトコきっぷ

箱根登山電車(小田原~強羅)と箱根登山ケーブルカー(強羅~早雲山)が1日何度でも自由に乗り降りできる1570円のお得なきっぷ。f:id:earth720105:20210627064714j:imageイラスト引用先:1日乗車券 トコトコきっぷ|おトクなチケット|箱根登山電車 箱根登山ケーブルカー

購入場所は小田急線小田原駅、箱根登山鉄道各駅(無人駅を除く)・早雲山駅・小田急トラベル各営業所で発売しております。
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箱根をくまなく観光するのであれば「箱根フリーパス」がありますが、4600円(箱根湯本駅購入で2日間有効の場合)とやや高め。f:id:earth720105:20210627064734j:imageイラスト引用先:箱根フリーパスとは | 箱根ナビ

日帰りで箱根登山鉄道沿線の観光であればトコトコきっぷが断然オススメです
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登山電車は「箱根湯本」を目指して

2006年から「小田原~箱根湯本」間は終日小田急車両での運行になりましたが、上司が夜の電車旅をしていた頃はまだ箱根登山電車が運行していたと思うと、今更ながら笑いがこみ上げてきます。
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まぁ小田急駅8番線(小田急線)から11番線(箱根登山鉄道)までは、階段を利用しない乗り換えなのでフラフラと行きたくなるのは少しだけ分かりますけど。。
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乗った電車が登り坂を走っており何となくおかしいと思ったみたいです(ノД`)
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因みに上司の自宅は東京都板橋区、そしてここは神奈川県小田原市で思えば遠くに来たもの、最寄りの東武東上線「上板橋駅」に到着したかと思いきや
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「箱根板橋」駅でした(x_x)
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終電間近でロマンスカーもありません
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多分ここら辺りで一晩を過ごしたのでしょう…翌朝「箱根はまだイイんだよ…真冬の栃木県は本当にツライ」と熱く語っておりました(ノД`)
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小田急線は1,067mmの線路幅(狭軌)一方箱根登山電車は1,435mmの線路幅(標準軌)なので、小田原~箱根湯本間は両方の電車を走らせるに3線軌条を取り入れておりましたが、現在は箱根湯本駅までは小田急線のみの運行の為に撤去されましたが入生田(いりゅうだ)~箱根湯本間は未だに3本の線路。
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入生田駅に隣接している箱根登山鉄道車庫の都合上で3線軌条が残されているのです
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箱根湯本のホテルに泊まれば良かったのに…と思ってしまうのは机上の空論なのでしょうか?
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80‰の急勾配を登る箱根登山鉄道のスイッチバック

ここからが本格的な急勾配、上司も更にここで乗り換えて山岳電車の真髄と更なる山の高みを目指して欲しかったものです。
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1本電車を見送って最前席のゲットは確実と思いましたが
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折り返し前から乗車していた客が独占しておりました、後ほど終点で僕も試してみましたが、強羅駅(終点)では乗客は全員降りなければなりません、まぁ立見撮影の方が落ち着くからイイんですけどね(・ω・)
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それにしてもさっきとは桁違いの急勾配、ケーブルやラックを使わない粘着式(通常の線路)では日本最大の勾配を登り降りする山岳電車なのです。
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小田原~箱根湯本駅は最急勾配は40‰で、小田急線にとってはかなりの急勾配ですが、箱根登山電車的には平坦区間、ここから先が最急勾配80‰の本領発揮、電車は「塔の沢」駅に到着しました。
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ここは駅前に神社がある御利益たっぷりの駅なのです
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鳥のさえずりと山水の音がせせらぐパワースポットですが、社務所が無いので御朱印は頂けません。
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4カ所を参拝しました
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奥宮にはざるにお金を入れてジャブジャブする銭洗いスポットがあります
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洗ったお金は、世の中に回し自分にも回ってくる様に使ってしまうのが良いそうです、まぁ僕の場合はすぐに無くなってしまうのですけど(T_T)
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現存する日本最古の鉄道橋「早川橋梁」を越えて行き
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更なる急勾配に箱根登山電車はスイッチバック(進行方向を変えてジグザグに進み)で山を登り急勾配を克服するのです。
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第1スイッチバック地点の出山信号場で、塔の沢駅から乗って来た女性客が僕の隣で熱心に写真を撮っております。
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もう僕の心にもスイッチが入ってしまいました!
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進行方向が変わり最後尾になってしまった僕と彼女ですが「僕と妻こうび」という言葉でもう頭がいっぱい(;´Д`)ハァハァ
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電車は第2スイッチバックポイントの大平台駅に到着、行先が違う電車が同一方向に進むのが何だか不思議な感覚、先に箱根湯本行きが出発しました。
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沿道には撮り鉄の皆さんでいっぱい
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僕は「僕と味妻(あじさい)」という言葉で頭の中がいっぱい(;´Д`)ハァハァ
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僕の熱い息づかいにドン引きしたのか、彼女は第3スイッチバック上大平台信号場では座席に戻ってしましました。。
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ぼっちの最後尾で最急勾配地点(80‰)を通過
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箱根登山電車は人生同様に急坂・急カーブの連続なのです(T_T)
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宮ノ下セピア通り

宮ノ下駅で並ぶ旧車両の「モハ1形」と「2000形」は趣きのある外観ですが、1形はエアコン無し、そして共に座席はロングシート。
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個人的に外観はイマイチですが、乗車の快適度ではボックス席の3000形に軍配があがります。
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駅前にはお洒落な店が立ち並ぶセピア通りがあります、ここで帰りにスイッチバックお姉さんと洒落たお食事をしようと勝手に計画。
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彼女は写真好きなので明治11年創業の嶋写真館に立ち寄りたいものです。
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店頭にある写真を指差しながら「これが僕の子供の頃」と大ボラを吹き
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富士屋ホテル近くにある老舗パン屋「渡邊ベーカリー」のイートインコーナーで温泉シチューパン(600円)を一緒に食べたいものです。
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とてもおいしいシチューとシチュエーションで会話も弾む事うけ合い
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そして食事中に「富士屋ホテル」の常連客っぽい雰囲気を装います、職場の皆なんぞはペコちゃんの置物が入口にある「不二家ホテル」とか想像している事でしょう、全く日雇いバイト連中の無知さ加減はイヤになっちゃいますね(´・ω・`)
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ホテルの裏手には熊野神社があり、境内左手の左から2番目の石碑は「もととり塚」と呼ばれるパワースポット。この石を男女2人でお祈りすると来世でもまた出逢える言い伝えがあります、もう彼女とは出会ったその日にプロポーズ状態ですねこりゃ(゚Д゚;)
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そんな妄想を膨らましながら車窓から撮ったあじさいの写真は心なしかボケている気がするのです。
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ところが彫刻の森駅を出発して終点の強羅に向かう電車内で駅から写真を撮っている彼女を発見💧いつの間に途中下車をしておりました…何ともやるせない瞬間。。
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一気に虚しさが全開になってしまった車窓の風景
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抜け殻となり強羅駅に到着した僕
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駅前の土産店で一緒に「まんじゅう」や「ちくわ」を食べてイチャイチャしたかった…
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箱根登山ケーブルカーそして再び彫刻の森駅へ

トコトコきっぷで利用出来るので元を取る為だけにケーブルカーに乗り終点の早雲台駅を目指しました。
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ケーブルカーは更なる急勾配を登ります、ですが鋼索を巻き上げて走行するのが個人的にはイマイチ、やっぱり粘着式(通常の鉄道)が乗車している感がありますね。
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終点の早雲山駅で下車して山を眺めながら思いました「やっぱり僕も彫刻の森美術館に行こう!」
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彫刻の森駅を目指してケーブルカーに戻る粘着質の僕💧
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そして再び強羅駅で登山電車を待つ僕
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困難を乗り越える事を超克(ちょうこく)と言います(>_<)
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多分彼女は彫刻のアートを楽しんでいる事でしょう
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しかし一般入場料1600円は僕にとっては高額で痛い出費💧敷地外で黄昏る惚れオヤジであり駄目オヤジの僕なのです
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美術館入口で1人寂しく呟きます
「ぼっ…僕と夜の電車旅」(ノД`)ハァハァ
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