だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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哲学堂公園の古建築物撮影は奇妙で不気味さがいっぱい

職場の日雇いバイト「タイゾー(あだ名)」が読書家である事をつい最近知りました、何でも「1000回同じ本を読み返せばその人(書き手)になれる」と豪語しながら哲学の本を読み漁っているそうです。いつも神社で俗っぽく銭洗いばかりしているタイゾーだと勘違いしていた僕は、もう彼の前で平伏するしかありません。。
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そんなタイゾーゆかりの地(?)東京都中野区の「哲学堂公園」と聞くと奇妙で不気味な銅像があるこの場所を想像する皆さんも多いでしょうがココ「哲学の庭」は言うなれば前座の2軍スポット。
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真打ちの1軍スポットは公園内丘上の倫理域(りんりいき)にある古い建物群なのです。
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〈目次〉

f:id:earth720105:20220206193502j:imageイラスト引用先:哲学堂公園 | 中野区公式観光サイト まるっと中野

哲学堂公園へのアクセス

西武新宿線「新井薬師前駅」北口から哲学堂通りを北上する徒歩12分のルートが一般的なのですが…
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新井薬師前コースの難点は正門では無い場所が直近の入口なのです。。
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都営大江戸線「落合南長崎駅」から徒歩13分コース、もしくは国際興業バス「池袋~中野(池11)」に乗って「哲学堂」バス停で下車するコースがスムーズに正門から入場する事が出来ます。
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周辺にはテニスコートやバットの快音が響く野球場、因みにタイゾーは仕事場で「1番サード石毛です」と言いながら備品を返却します。。
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本人はギャグのつもりなのでしょうが、いきなり昭和の西武ライオンズ黄金期のスタメンを叫ばれても大部分の人は「???」となってしまいます(´・ω・`)
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哲学堂公園「倫理域」の古建物公開日

古建物の公開日は基本月1回の毎月第1日曜日
(春期はGW期間中、秋期は10月~11月初旬の土日祝に内覧が可能です)
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公園内に入ってまず目を惹くのが赤い塔の「六賢台」ここに東洋的六賢人として日本の聖徳太子・菅原道真、 中国の荘子・朱子、インドの龍樹・迦毘羅を祀っております、タイゾーも早く1000回本を読んでこれらの賢人達と肩を並べて欲しいものです。
※新型コロナウィルス感染防止の為、当面の間、六賢台は建物外からの観覧のみとさせていただきます(2022年1月現在)
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三学は三角と音相通じることから三角の意匠を用いた造りの「三学亭」は三道(神道・仏教・儒教)の研究家として最も著述が多い平田篤胤(神道)・釈凝念(仏教)・林羅山 (儒教)が称えられています。
ちなみにタイゾーは中学校3年間卒業後30年間ほどニートだったみたいです(x_x)
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そんなニート期間中に本を千回読み返しながらも万巻の書物を読んで賢人の域に達したかったのでしょう…哲学界の万象はこの「絶対城」にあります。
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仕事場で哲学書が好きな者同士で意気投合したタイゾーと杉ちゃん(あだ名)
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因みに杉ちゃんは文章が苦手な人を「あいつは語彙力が無いね~」と小バカにするのが日常茶飯事。
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最近も何かの本に影響を受けてGAFAの陰謀を熱く語っておりましたが、4社(Google・Apple・Facebook・Amazon)全部知りませんでした。。
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まぁ杉ちゃんにとってはアメリカのIT企業なんぞちっぽけなもので、哲学の真理を宇宙に求めているのでしょう。ここ「宇宙館」は皇国殿という部屋が斜めに造られており、四角い建物に斜めの部屋は世界でも稀との事ですが
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単に奇をてらっただけの杉ちゃんを思い出してしまいます
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不気味さで言えば最強なのがこの「無尽蔵」哲学堂公園を創設した井上円了博士の記念品や写真が陳列しておりますが奇妙な品々ばかり。。
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作業中にマスクが何度も鼻の下に落ちてきて、皆から気味悪がられるタイゾーを思い出してしまいます。
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そして威厳のある円了博士の写真と比べ偉人達の肖像画はどれも不気味でインチキくさい絵ばかり(>_<)
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タイゾーにメールで送り付けてあげたい不気味写真
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そして「四聖堂」には東洋哲学の孔子と釈迦、西洋哲学のソクラテスとカントを奉祀しており、何とも取って付けた様なメジャーどころの4人(´・ω・`)
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小さくて歩き辛いスリッパを履き堂の周りを歩きます、杉ちゃんもGAFA(4社)に対抗する会社設立に向けて歩き出して欲しいものですが…
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今日も多分家で寝ているだけでしょう(-ω-)ガーハー
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丘の下の唯物園と唯心庭

丘を降りる途中に筆塚という名の石碑がありました「字をかきて恥をかくのも今暫し」身につまされる言葉です。。
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唯物園には狸燈(りとう)という名の石像があります
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タヌキ野郎でも時には光輝く特別で優れた性質を発することもあるというメッセージなのです。
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一方の唯心庭は水の場所、タイゾーのつまらない話に愛想を尽かした杉ちゃんが帰って行く姿を彷彿させるアヒルがおります。
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タイゾーは自分の世界のつまらない話ばかりですが、己の哲学を持ち続け不気味にマスクを鼻の下まで下げながら、明日に架ける橋を渡って欲しいものです。
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鬼燈(きとう)は狸燈に対した燈籠で人の心に宿る鬼にも良心の光明はあるというメッセージなのです。
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タイゾー「8番キャッチャー伊東です」(ノД`)
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哲学堂公園
住所:東京都中野区松が丘1-34-28
電話:03-3951-2515
H.P.:https://www.tetsugakudo.jp/
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園:年中無休(末年始は休園)
料金:無料