知人女性の御朱印ガール(あだ名)がまたもやマズそうな餃子の写真をインスタグラムに投稿しております、ご丁寧に店名が見えるお皿も写っておりもう立派な営業妨害…(´･ω･`)
どうやらイベントが成功したらしく仕事仲間に「#今日のメンバーは、誉めたね」と上から目線の#(ハッシュタグ)は記号・句読点・スペース等の使えない文字を入れるとそこでハッシュタグが切れるのです(｀ε´)ｲﾗｲﾗ
仕事ではプロのカメラマンに色々注文をつけてばかりの御朱印ガール、まずは自分が綺麗な写真を撮る事を心がけるべきなのです。そんな彼女にオススメしたいのは桜木町から2駅先「JR石川町駅」から徒歩5分の場所にある「山手イタリア山庭園」は魅力的な被写体が数多くある場所、ここで写真を撮って美的センスを磨いてから餃子を食べに行っても遅くはないでしょう。
山手イタリア山庭園
1880年(明治13)から1886年(明治19)まで、ここにイタリア領事館が置かれていたことから「イタリア山」と呼ばれています。イタリアで多く見られる庭園様式を模して水や花壇を幾何学的に配したデザインの公園で、1993年(平成5)にはブラフ18番館、1997年(平成9)には外交官の家が移築されました。
ちなみに御朱印ガールは確か1962年(昭和37)生まれ(下はインスタグラム#を抜粋)
〈目次〉
山手イタリア山庭園の行き方
「JR石川町駅」元町口を出て坂を登って5分程の場所にある山手イタリア山庭園
スカイブルーのお洒落な建物が見えたら庭園はすぐ近く
入口の階段を登ります、入場無料で庭園及びブラフ18番館・外交官の家共に内覧と撮影が可能。
撮影その1 丘の上から見える横浜
庭園の中で中心部に位置するのがミニチュアの洋館が置かれている「小さな西洋館の丘」かつては全国都市緑化よこはまフェアで港の見える丘公園に設置されておりました。
庭園内には随所にベンチがあるので休みながらも納得のいく写真を撮りたいものです。
一眼レフを持って真剣に撮影する方々も多いイタリア山庭園
スマホカメラの僕でも空が青いと良い写真が撮れている気がします
ですが御朱印ガールの意味不明なインスタ投稿を見てしまいまたもやイライラ(>_<)
撮影その2 インスタ映え間違いなしのイタリア式庭園
ルネッサンス時代にローマやフィレンツェで発達したイタリア式庭園は、傾斜地に段々畑状に作ったシンメトリーかつ幾何学模様の構成で、水を効果的に配置したスタイルが特長。
特にティボリにあるエステ家別荘の噴水庭園は、水がこれほど創造的に使われた例は無いと言われており世界中からベタ褒めのイタリア式庭園です。
ところで御朱印ガールの「#今日のメンバーは、褒めたね」って何なのでしょうか？
僕には上手くいったら私の手柄、ミスがあればおまえらのせいと言っている気がして仕方ありません。
部下を終電過ぎまで拘束して餃子を食わせるのが日本式仕事なのかとつくづく考えてしまいます(´･ω･`)
撮影その3 ヴィクトリアン様式の外交官の家
明治政府の外交官だった内田定槌の邸宅だったことから「外交官の家」と名づけられた館、設計者はアメリカ人建築家J.M.ガーディナーで華やかな装飾が特徴のアメリカンヴィクトリアン様式の建物。
1910年(明治43)に渋谷の南平台に建てられたこの邸宅は、1997年(平成9)に山手イタリア山庭園に移築復元して一般公開されました。
館内にはカフェがありますドリンク500円・フード&ドリンク1500円が相場
メニュー Menu│外交官の家 ブラフガーデンカフェ - Bluff Garden Cafe
～館内の写真撮影について～
・他の来館者の迷惑にならないよう、記念撮影程度でのご利用をお願いします(1ヶ所に長時間留まっての撮影はご遠慮ください)
・展示品には触れないようお願いします。 また、カメラや荷物等を建物、家具などにぶつけたり、荷物を置いたままにしないようお願いします。
・三脚・レフ板・自撮り棒など、機材を用いての撮影はご遠慮ください。
・館内での写真撮影の指導や講評はご遠慮ください。
・商業目的や占有使用の写真撮影は、事前に横浜市の許可が必要です。(ご不明な点はスタッフにお問い合わせください)
1階は食堂や大小の客間など重厚な部屋が、2階には寝室や書斎など生活感あふれる部屋が並んでいます。
館内での写真の講評はNGなので御朱印ガールのインスタ投稿の閲覧は控えて見学しました
サンルームは腰窓は引き違いになっており、足元に外の風が入る造りで、餃子も美味しく頂ける筈。
ところで御朱印ガールのインスタには「帰れるかなとキャプションがありましたが、終電間際に悠長に投稿する筈がありません。
やっぱり誰かとお泊まり狙いなのでしょう
ちなみに僕は20代の頃に御朱印ガールに告白して断られた黒歴史があります(>_<)
あの時は黒いランジェリーを身に付けていたのかと今更ながら妄想してしまいます。。
僕も外交官になってモテモテになりたい…
撮影その4 ブラフ18番館
大正時代に山手町45番地に建てられたオーストラリアの貿易商バウデンが所有していた洋館「ブラフ18番館」は終戦後に教会の司祭館として利用されましたが、1991年(平成3)山手イタリア山庭園内に移築復元。
山手が外国人居留地だった頃にこの高台はブラフ(絶壁)と呼ばれており、その頃の呼び名を館名としているブラフ18番館。
開港以前の横浜は白い砂浜が横たわる入り江の静かな村、そんな横浜が近代日本史の中に突如登場して大都市・国際都市へと発展していったのです。
1858年(安政5)に締結された日米修好通商条約で開港地を神奈川にする約束でしたが、外国人と日本人との接触を避けたい江戸幕府は東海道筋から離れた横浜村を開港場に変えました。
日本の多くの都市が城下町や門前町から発展したのに対し、横浜は開港場として政治的に建設された街からの出発でした。
バウデン氏の所有期間は関東大震災前の1921年(大正10)から震災翌年の1924年(大正13)まで、震災後に再び館を建て直したとの事ですがそれだけ手間暇かけて居住期間は僅か3年間とはなんとも勿体ない限り。
震災後に再び館を建て直し、震災の経験を生かして防災を考慮したモルタル吹き付け仕上げとなりました。
そして御朱印ガールのランジェリー姿を思い浮かべて(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ
イタリア山庭園で素晴らしい建築物を撮って、カメラが上手くなりました、ちなみにブラフとは虚勢を張るという意味もあります(x_x)
併設の貸し出しホールは現在お休み…これから御朱印ガールが打ち上げをした桜木町の店に行ってセンス溢れる餃子を撮ってインスタ投稿！
行ってみたらこちらも本日は臨時休業でした(ﾉД`)
山手イタリア山庭園
住所：神奈川県横浜市中区山手町16番地
電話：045-662-8819(外交官の家)
H.P.：https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/italia/
営業時間：9:30～17:00
休業日：外交官の家は第4水曜(祝日の場合開館、翌日休)・ブラフ18番館は第2水曜(祝日の場合開館、翌日休)・年末年始
入場：無料
