だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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フィッシュアンドチップスは池袋西武デパート屋上の「マリン」でビネガーソースをかけて

当ブログで毎度おなじみの、Facebookにマズ飯写真を投稿する「外吉(がいきち・あだ名)」はイギリスのロックが大好き、やっぱり【イギリス料理=マズい=外吉】という共通項がイギリスを身近に感じているのでしょう。
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不人気なイギリス料理の中で国民食的ファーストフードとして有名なのが「フィッシュアンドチップス」東京でもそれなりに提供している店はありますが、ブリティッシュパブっぽい外観のお酒絡みの店が殆どで敷居が高め、個人的には手軽なランチでペットボトルのお茶を片手にリーズナブルに食べたいものです。
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そんな僕の想いに沿った店が池袋西武デパートの屋上にあるので、外吉を思い出しながら立ち寄ってみました。
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〈目次〉

Q.フィッシュアンドチップスってどんな料理?
A.白身の魚の切り身をフライにしてチップスを合わせたもの、チップスとは日本でいうポテトフライです。
Q.どんな白身魚をフライにしているの?
A.イギリスではcod・haddockと呼ばれるタラの一種がメインで、その他にはplace・lemon soleと呼ばれるカレイの一種が使われる場合もあります。
Q.何でフィッシュアンドチップスはイギリスの国民食になったの?
A.18世紀半ばに始まった産業革命により蒸気船の使用でイギリスの漁場が広がり白身魚の漁獲量が大幅にアップ、魚が手の届きやすい食材となりました。
更には産業革命により職場が農村から都市部に移った労働者が外食に求める「安い・早い・腹持ちが良い」の条件を満たすフィッシュアンドチップスが大人気となり、現在もイギリス国民に愛され続けております。

本場イギリスのフィッシュアンドチップスはマズいの?

池袋西武屋上は池袋ロフトの9階から外に出るコースがポピュラーなのですが
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子供の頃を懐かしんで8階レストラン街から階段で屋上へ向かいます、当時はここだけが屋上に上がるルートでした。
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充実した西武デパートの屋上遊園地にワクワクしていた子供時代
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お気に入りのカブトムシ号のあった場所は「睡蓮の庭」という名の庭園になっております。
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知ってる花はマーガレットだけの僕(´・ω・`)
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質素でマズいと言われるイギリス料理その理由は、味付けが無く(もしくは薄く)卓上にある調味料で何とかして下さいという他人任せの料理、あと豊かなフランスの食文化に対して嫉妬もあり「マズくて結構(`Д´)ノ」と開き直っているのかもしれません。
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イギリスはかつての氷食地で土壌中に腐植層が少なく痩せた土地で、ジャガイモは一応とれますが野菜があまり育たずに酪農に頼っておりました。
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そして中世時代の支配層だったジェントルマンは生き方に独自のこだわりがあり、中でも飲食に関しては暴飲暴食はせずに質素な食事を心がけると決めておりました。
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産業革命後に労働者の間で人気なったフィッシュアンドチップスですが、ネットで調べたところ、本場イギリスでは魚の下処理をしない為に臭みがあるものも多いそうです。
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外吉もジェントルマンを目指しイギリスロックを聴きながら今夜も質素な夕食(´・ω・`)
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池袋西武屋上でフィッシュアンドチップス

庭園を満喫した後は、いよいよフードカートエリアの一角にある「マリン」に向かいます。
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ここはやっぱり1番人気(僕調べ)のフィッシュアンドチップスラージ(1000円)を注文
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小皿にケチャップとタルタルソースが付きますがビネガーソースは店頭でセルフでかけなければいけません。「揚げ物にお酢なの…」とドン引きするかもですが、イギリスを満喫するには思い切りドバーとかけて食べたいものです。
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写真では分かり辛いですが僕もドバー(・∀・)
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今日は暖かく日差しも強いので日陰で食べました
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英国式なら紅茶といきたい所ですが僕はペットボトルの綾鷹一択(ノД`)
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サクサクした衣とプリプリした白身魚のコラボレーション、そしてビネガーソースが新鮮な味わいですが、本場では臭みを消す為にかけるんだろうな~と想像するとトホホとなる僕(x_x)
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イギリス人がパーティーでシェフに「チップスを頼む」と言ったのですが、シェフはアメリカ人でポテトチップスを出してしまい、イギリス人はこれに怒り狂ったというエピソードもある程に、イギリスでチップスと言えばフライドポテトを指し、ポテトチップスのことはクリスプスと呼ぶのです。
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イギリスにはchips with everything(何にでもフライドポテトがつく)という労働階級の生活を象徴する言葉があり、それほど「チップス」は庶民の生活に密着しております。
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そんなイギリスの労働者気分になりながら昼休憩や休日のランチにファーストフード感覚でふらっと立ち寄りたい場所が「フィッシュ&チップス・マリン池袋西武店」なのです。
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食後に印象派の画家モネの「睡蓮」の絵を思い浮かべながら再び睡蓮の庭に向かいました。
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外吉の食後はバロック派みたい(x_x)
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フィッシュ&チップス マリン 西武池袋屋上店
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1西武池袋本店屋上・食と緑の空中庭園
電話:070-1318-5772
営業時間:西武池袋本店9F営業時間に準ずる
休日:西武池袋西武本店に準ずる(西武池袋本店H.P.:https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/)