だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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豊洲市場のぼっちランチ(シゲ飯)は水産仲卸売場棟の「中栄カレー」

築地市場から程近い場所にある広告代理店で3年半ほど働いていた平成サラリーマン時代、仕事だか盆踊りだかよく分からない古い体質の会社で「やり方古いんだよ」と周りからバカにされながら倒産してしまいました。

そう言えば零細会社なのに親コネ入社だった「赤い彗星のシゲ(あだ名)」今は何をしているのでしょうか??あの頃のシゲは築地市場内の飲食店でマグロ卸業者になりきってランチを食べ一見さん(観光客)を「ケッ!シロートが!」と蔑視、そして午後からは取引先で嘘臭い笑顔をふりまき心にもない事をシャアシャアと言いながらの薄っぺら営業、そんな節操のないシゲを思い出しながら向かった先は移転した豊洲市場。

もしかしたらシゲはまた親コネで豊洲のIT企業に潜り込み、ランチタイムにはマグロ卸業者になりきって豊洲市場を闊歩しているのかも知れません。
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〈目次〉

豊洲市場は5街区「青果棟」・6街区「水産仲卸売場棟」・7街区「水産卸売場棟(管理施設棟)」の3つに分かれおり、2018年に築地市場から飲食店39店舗が移転、殆どの店が午前5時からお昼過ぎまでの営業で、一般客も気軽に立ち寄る事が出来ます。
f:id:earth720105:20220310204037j:imageイラスト引用先:豊洲市場ぐるめMAP|豊洲ぐるめ

シゲ飯とは? ~3つの特徴~
①部外者ながらその場の雰囲気に溶け込み「オレはココで働いているんだ」と嘘アピールしながらのひとり飯
②何も分からずにやって来る一般客を心の中で下に見ながらの優越感に浸り飯
③でももし隣席に本物の業者さんが座ったら「さすがですね~」と全力で尻尾を振りながらのもみ手飯

5街区「青果棟」の飲食店

豊洲市場では卸売業者になりきるシゲ飯ですが、1番のポイントは一般客を下に見ながらのひとり飯、平日の青果棟だと一般客は0状態で野菜のプロ達に絡まれる恐れが多いにあり。
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野菜の高騰と国際問題について付け焼き刃の知識を晒しても、プロ達に一蹴されてしまうだけなので、シゲはこのエリアには近づかない筈です。
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管理施設棟の牡蠣ラーメンで有名な「やじ満」は満席

管理施設棟は水産卸売棟と繋がっており、魚のプロ達が立ち寄る店が多めの棟。(水産卸売棟は見学も含め現在一般客立入禁止)
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そんなエリアで平日のお昼前という微妙な時間にも関わらず満席なのがココ「やじ満」
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冬期間限定(11月~3月)の牡蠣ラーメン(塩味1300円・味噌味1350円)は牡蠣の身がプリプリの出汁出まくりの逸品で、豊洲の魚のプロ達も足繁く通う店(写真は築地市場時に撮影)。
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でもシゲは貝類が苦手(x_x)
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水産仲卸売場棟のカレー店「中栄」は大正元年創業のシゲ飯イチオシの店

仲卸とは卸売業者から仕入れた商品を、市場内での売買参加権のない買付人(小売店や飲食店など)向けに小分けして販売する業者、かつては同じく仲介業の広告代理店勤務だったシゲにも馴染みやすくてお気に入りの棟である事でしょう。
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水産業者を気取りながらも、肉とかカレーが大好物なシゲを探して飲食店エリアを覗いてみます。
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築地時代にシゲがお気に入りだった「禄明軒」は、朝日新聞社など周辺に大企業が多かった築地市場に比べると豊洲市場は陸の孤島で市場周辺で働く人の利用が少なくなったのは悲しい限りです。
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一般客の皆さんも観光地価格の海鮮丼ばかり目当てにしないで、良心的な価格の店に常連気取りで立ち寄りたいものです、そんなシゲ飯イチオシ店(多分)がここ印度カレー「中栄」
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かわいらしいロゴが印象的な店ですが、築地時代はかつてのカルピスロゴを彷彿させるヤバめのものでした。
f:id:earth720105:20220310221746j:image写真引用先:中栄(なかえい)|築地 卸売市場|大正元年創業の老舗インドカレー店

カウンターは12席で店員さんと国際情勢について語り合いながら懐かし味のカレーを食べるシゲの姿が想像出来ます。
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印度カレー・ビーフカレー・ハヤシの中から2つを選ぶ「合かけ」は人気のメニュー、ちなみにシゲはカレーよりもハヤシライス派。
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印度とハヤシの合かけカレーを注文、チャーシューを炙る時間があるので2分ほどして出てきた合かけチャーシューカレーがこちら(1200円)、通常のカレーであれば1分と待たずに提供されるとの事です。
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ルーは辛さ控えめで野菜の旨味が際立つ昔懐かし系のカレー、ハヤシはトマト風味が出過ぎず隠れずの絶妙な味、そんな2つのルーを浸け比べながら味わうチャーシューと千切りキャベツが豊洲で働く食通達を魅了しているのでしょう。(写真右ハヤシ・左印度)
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部長の席の傍らに立ちながら白々しくメモをとりインチキ臭い笑顔を振りまくシゲ…やっぱり彼とは土嚢のごとく積み上がったチャーシューの様にな壁があります。
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残念ながらシゲとは出会う事なく店を後にしました「赤い彗星のシゲ」あだ名の由来は機動戦士ガンダムの登場人物「赤い彗星のシャア」なのです。
f:id:earth720105:20220311190600j:image画像引用先:【機動戦士ガンダム】シャア・アズナブルの名言・名セリフ集|名言まとめドットコム - 名言まとめドットコム

今頃シゲは市場内に潜入してターレに乗り込み爆走しているのかも知れません。
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「当たらなけばどうということはない!」(ノД`)
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印度カレー 中栄
住所 :東京都江東区豊洲6-5-1水産仲卸売場棟3階18
電話:03-6633-0200
H.P.:http://www.nakaei.com/
営業時間:5:00~14:00
定休日:豊洲市場内休日に準ずる