だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


スポンサードリンク

遅延の多い仙山線は日本初の交流電化線

仙台市青葉区内と山形市内にある仙山線(せんざんせん)、全ての駅は他の市を通らずに2つの県庁所在地を結ぶ唯一のJR線なのです(終点は羽前千歳で羽前千歳から山形までは奥羽本線に乗り入れ)。
奥羽山脈越えがありながらも65分(各駅)で手軽に完乗できる仙山線は知っていて乗っていなければ鉄道ファン失格、因みに僕はさっきまで仙山線の事を「せんやません」だと思っておりました(ノД`)
f:id:earth720105:20220410110457j:image

仙山線は遅延の多い路線として有名です
春:強風で遅延
夏:豪雨で遅延
秋:線路に落ちる枯れ葉で遅延
冬:雪で遅延
春~秋:電車が鹿を跳ねて遅延(x_x)

今日は風の無い快晴の春の日でしたが7分遅れで仙台駅を出発、こんな風の無い快晴の春に遅延出発とはいつもはどんだけ遅れるのでしょうか(´・ω・`)
f:id:earth720105:20220410110317j:image

〈目次〉

愛子駅までは通学・通勤路線の仙山線

奥羽山脈を越えるローカル線だと思っておりましたが、混雑した車内はJR相模線なんぞ鼻で笑っちゃう位の盛況っぷり。
f:id:earth720105:20220410110245j:image

仙台~山形はおおむね60分間隔そして仙台~愛子はおおむね20分間隔の運行で、車内には学生も多く、愛子駅からかわいいJKが乗ってくると思うともう今から(;´Д`)ハァハァ
f:id:earth720105:20220410105724j:image引用先:「楽しい3年間でした」愛子さま 中学校卒業式(17/03/22) - YouTube

地元埼玉県の電車なんぞ7分遅れにでもなろうものなら車内の雰囲気はイライラ・殺伐となるのが日常ですが、仙山線乗客はいつもの如しとどこ吹く風そんな心の大きさを見習わなければと思いますが、ちょうど目線の高さに車内ステッカーが貼ってあり、またもやイライラしてしまう僕。
f:id:earth720105:20220410183126j:image

駅ホームが都会過ぎでローカル線度がゼロ
f:id:earth720105:20220410183141j:image

地元のJR武蔵野線より都会な車窓に興ざめ(x_x)
f:id:earth720105:20220410183202j:image

東北福祉大学前駅は大学がJRや仙台市との間で協議し2007年に開業した請願駅、向かいのホームには仙台アンパンマンこどもミュージアム&モールに向かう「どんぶりまんトリオ」が熱く語っております。
f:id:earth720105:20220410183230j:image
f:id:earth720105:20220410183244j:image画像引用先:アンパンマン どんぶりまんトリオとマーガレット姫 高品質 2016 - Dailymotion Video

国見駅では乗客がどっと降りていきました
f:id:earth720105:20220410183403j:image

更に愛子駅でどっと降りる乗客、僕はこの時知ったのですが「あやし」が駅名です(>_<)早速JKどんぶりまんトリオを探したのですが残念ながら見つける事は出来ませんでした(x_x)
f:id:earth720105:20220410183519j:image
f:id:earth720105:20220410183533j:image画像引用先:《きょう愛子さま初会見》眞子さんは「導火線が少々短いところが」佳子さまは「虫を捕まえてくれる」 2人が初会見で披露した父・秋篠宮さまへの“ユーモア” | 文春オンライン

日本初の交流電化は仙山線

愛子駅を過ぎれば車内はすっかりガラガラ
f:id:earth720105:20220410201459j:image

それにしても車内ステッカーといい微妙な窓の大きさといい、つい導火線が短くなってしまう仙山線の車内。
f:id:earth720105:20220410195530j:image

愛子駅でJKどんぶりまんトリオと出会えない寂しさを胸に抱きながら外の景色を眺めます、それにしてもさっきまでの都会っぷりは一体何だったのでしょうか?
f:id:earth720105:20220410195551j:image

話は変わりますが、この区間(北仙台~作並)は1954年(昭和29)に交流電化の試験線に指定された日本初の交流電化線なのです。
f:id:earth720105:20220410195959j:image

直流と交流の違い
交流で届いた電気を変電所で直流に変換する直流電化は、長い路線になると複数の変電所が必要となり、設備コストは高いが電車の回路は簡易なため製造コストは低め。
電車を大量に必要とする都会では直流電化が選択されましたが、列車の運行頻度が少ない地方は変電所のコストが大きくかかる直流電化は適してなく交流電化が選択されてます。
f:id:earth720105:20220410200028j:image

仙山線が交流電化試験線に選ばれた理由
・勾配が多く試験に適していた
・点検・修理の出来る作並機関庫があった
・作並駅を境に直流交流の接続試験が出来る
・仙台市の路線で大きな電力の確保が出来る
・運行本数が少なく試験に十分な時間が取れる(x_x)
f:id:earth720105:20220410195657j:image

仙山線の交流電化試験のおかげで東北地方は多くの路線が交流電化を採用しております、そして作並駅で遅延時間を4分まで縮めてきた仙山線(・∀・)ガンガレ
f:id:earth720105:20220410195618j:image

仙山トンネル(面白山)トンネルを越えて

更にガラガラのローカル線状態になった列車は山間部に突入、冬眠から目覚めた鹿でも出て来ませんかね??
f:id:earth720105:20220410205601j:image

まだまだ雪の残る奥新川駅ですが、これでも仙台市で仙台駅と同じ青葉区…ここから奥羽山脈越えの仙山トンネルに入ります。
f:id:earth720105:20220410205703j:image

仙山トンネルは1937年(昭和12)に開通し全長は5,361m、当時は上越線の清水トンネル、東海道本線の丹那トンネルに次ぎ、日本で第3位の長さを誇った。

奥羽山脈を横切るトンネルの前後は非常に険しい山道で、トンネルを短くする為に前後の区間でなるべく高いところに登っており、トンネル内は単線断面の為に狭く轟音が鳴り響きます。
f:id:earth720105:20220410205745j:image

面白山高原駅に到着「全然面白くないじゃん…」と乗客に言われるのが不本意なのか、少しでも面白くしようとする面白山関係者の心意気が感じられる駅舎。
f:id:earth720105:20220410205820j:image

滝がゴッ~~
f:id:earth720105:20220410210035j:image

面白山からやって来た鹿が電車に衝突したりして面白ネタのブログ記事になる事を期待しますが
f:id:earth720105:20220410210053j:image

そんな僕の期待をよそに警笛を鳴らしながら何事もなく走っていく仙山線💧
f:id:earth720105:20220410205916j:image

山寺駅には4分遅れキープのまま到着、ここで途中下車して立石寺(山寺)に参拝した僕でした。

そして16:02の普通列車山形行きに乗車、この列車は定刻通りに到着して何だかつまんない(´・ω・`)
f:id:earth720105:20220410211344j:image

仙山線は再び都会(?)の山形駅へ

もうすっかり住宅地になってしまった車窓
f:id:earth720105:20220410213317j:image

路線的にはここが終点の羽前千歳駅でここからは奥羽本線に乗り入れとなります
f:id:earth720105:20220410213327j:image

約1時間で仙台市青葉区と山形市を結びながらも、都会からとんでもない山奥を通ってふたたび都会(?)へ至るのが仙山線の魅力なのだとつくづく実感。
f:id:earth720105:20220410213511j:image

列車は終点の山形駅に到着、隣ホームには左沢線(あてらざわせん)フルーツラインがお出迎え。
f:id:earth720105:20220410213346j:image

そして再びとんでもない山奥を越え愛子駅を経由し、どんぶりまんトリオの待つ仙台へ向かう仙山線。
f:id:earth720105:20220410213358j:image

どんぶりまんトリオ(ノД`)
f:id:earth720105:20220410213753j:image
画像引用先:愛子さま“緊迫の食卓” 雅子さまから厳しい叱責「青いものだけでも食べなさい!」 | 週刊女性PRIME