放し飼いのライオンの中を人を乗せたバスが走る世界初のサファリ形式の「ライオンバス」は1964年5月に運行を開始、2016年4月からバス発着所の耐震化・バリアフリー化に伴う建て替え工事の為に運行を休止しておりましたが、2021年7月に約5年ぶりに運行を再開。
復活した今も多摩動物公園No.1の人気アトラクション(?)で、ゴールデンウイークの今日なんぞはもう午前中で乗車券が売り切れ(T_T)
まぁ…今日は子供の日(祝)で入園料が無料な事もあって混雑度はマックス状態…大混雑の休日ライオンバス乗車の事前情報として参考にして頂ければ幸いです。
※この写真は前回訪問時(2015年)に撮影
〈目次〉
ライオンバスの乗車券ゲットは開園時間(9時30分)前後が勝負
現在ライオンバスのweb予約はありません
作今のコロナ禍の影響で予約方法が変則的になっております、2022年5月現在はネットでの予約はありません、先着順で並んで当日乗車券を購入するシステム。
大混雑が予想される日は開園前に到着する心づもりで行動したいもの、写真は8時40分の高幡不動駅でこれから多摩動物公園駅行きの京王線に乗車。
京王線と併走する多摩モノレールにもライバル達が乗っている事でしょう、駅下車後は迅速に入口に向かう事をオススメします。
ちなみに僕は写真を撮っていたらライバル達に置いていかれました(>_<)
多摩動物公園入口には8時55分に到着しましたが、沢山のライバル達はとっくに並んでおりました(x_x)さすが無料の入園日、ちなみに通常日の入園料は一般600円。
警察もいる位の混雑具合で動物園は30分前倒しで9時に開園
52.3haの広い敷地に動物をできるだけ自由な姿で展示する多摩動物公園は迷ってしまうと死活問題、ライオンバスはマップ右側にあるアフリカ園にあります。
この看板を目印に右折し坂を登ります(この写真は帰りに撮影)
急ぐライバル達を出し抜きたい気持ちは分かりますが走るのは厳禁、ちなみに乗車券は1人で複数枚購入出来るので、グループ内で行列好きな人に任せて購入してもらうのもオススメ。
9時10分ライオンバス乗車券売り場の行列最後尾に到着、すでに50人以上並んでおりました(注:走ってはいけません(x_x))
ライオンバス乗車券購入の所要時間目安
乗車券(チケット)購入までの時間であってライオンバスに乗るまでの時間ではありません
行列を並んで待ち時間30分の最後尾目安がこのパンダ電気自動車の前
待ち時間60分の最後尾目安はここフラミンゴ池
待ち時間90分の最後尾目安はここゾウ舎にある変なオブジェ
入園無料の本日は午前中で乗車券は売り切れ(写真はお昼過ぎに撮影)
もし乗車券がゲット出来なくても、負け犬エリア(勝手に命名💧)でライオンバスを見物する事が出来ます。
僕は目の前のゾウを眺めながら9時10分に行列に並び、9時40分に乗車券売場前までたどり着きました。
入園ダッシュが効いたおかげで(走ってません)30分程度でチケットを購入、3箇所並んでいる販売所では係員さんが優しく案内してくれます。
ライオンバスの乗車料金は大人(高校生以上~64歳) 500円・子供(3歳~中学生) 150円・65歳以上 150円・0歳~2歳 無料。
チケットの半券部分に乗車時刻が記入してありますが写真を撮り忘れてしまい乗車後に撮影、乗車券購入から50分後の10時35分のライオンバスに乗車予定なのですが…
~ライオンバス乗車の裏ワザ~
もし乗車券を購入して少人数の乗車であれば、予定時刻に到着出来なかった乗客のキャンセル待ちが発生した場合、係員の「○名様乗車出来ます~」とのアナウンスがあります、乗車口近くにいて目ざとく反応すれば、前倒しの時刻にライオンバスに乗る事が可能。
ライオンバスステーションの見どころ
これからの季節は涼しく、ライオンについての知識も深まり、あわよくばキャンセル待ち前倒し乗車が出来るライオンバスステーションでの待機はいい事づくめ。
乗車券が無くてもステーション内には入れます「家族はバスに乗るけどオレは乗らない」的な雰囲気を醸し出しながら閲覧エリアでライオンを眺めていましょう。
階段もしくはエレベーターで下に降りて行きます。
展示スペースで学ぶ個体数の減少で絶滅の危機に瀕しているライオン
原因としては
・アフリカの人口増加に伴い土地開発の影響でライオン生息地の減少や分断が起こっている
・狩猟によって狩られた肉の事をブッシュミートという、かつては自給自足の手段であったブッシュミートが欧米に販路を広げ、狩猟が盛んになり草食動物の多くが姿を消しライオンの獲物が無くなった。
・ライオンの骨や体のパーツが高値で取引されており、その為にライオンを対象とした密猟も横行している。
百獣の王ライオンの闘いは命がけ
そして縄張り意識も強くさまざまな行動で自分のなわばりを主張、まぁ僕が働く日雇い職場のバイト連中も無駄に機械の上に飲み物や私物を置いたりしてなわばりを主張するオヤジもありますが(´・ω・`)
あまり知られていない事ですが、ケニアのツァボ地域に生息するオスライオンの鬣(たてがみ)は、ほんのチョットしか生えません(ノД`)
ライオンバスに乗車
ライオンバスの所要時間は10分程度
バス内は8席2列・4席2列で係員さんが席を案内するので好き勝手な場所には座れません。
そしてステーションを出発、目の前には乗車券をゲット出来なかった負け犬達(失礼…)がお出迎え。
そしていきなり不細工なオスライオンが目の前に現れてテンション下がりまくり(T_T)
もう鬣の薄いツァボ地域のライオンがズラの鬣を付けているのでは?と疑いたくなるレベル
ライオンバスの窓わくには馬肉がついているせいか突っ込んでくるメスライオン
窓わくの馬肉には興味のない猫まっしぐらのメスライオンライオン
エリア内を2台のバスが動いております、僕が見る限りではオスが1頭(ブサイク)とメスが3頭。
前回(2015年)は20頭位がそれぞれの場所でゴロゴロしていた記憶があるのですが、野生と同様に動物園でもライオンの個体数が減少しているのでしょう。
オスライオンはもう少し頑張って欲しいものです
ライオン達にさよならをしてステーションに戻ります
バスを降りてライオンバスの行列を見てみたらフラミンゴ池まで行列が続いておりました、1時間後に乗車券購入そして2時間後にバス乗車といった所でしょうか??早めの入園が功を奏したと感じる瞬間。
ホッと胸をなで下ろしながら園内を散策していると餌を食べるキリンを狙っている、鬣が少なめのツァボ地域ライオソを発見しますた(ノД`)
多摩動物公園
住所:東京都日野市程久保7-1-1
電話:042-591-1611
H.P.:https://www.tokyo-zoo.net/sp/tama/
入園時間:9:30~17:00
休園日:水曜日(水曜が祝日や都民の日の場合は翌日が休園日)・年末年始
入園料(個人): 一般600円
・65歳以上 300円・中学生 200円・小学生以下無料
駐車場:多摩動物公園には一般用の駐車場がありません(正門周辺には京王ストアが運営している駐車場の他いくつかの有料駐車場があります)