だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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「国立極地研究所 南極・北極科学館」は立川からのアクセスで予約無し撮影OKの無料施設

今年の夏は暑い日々が続きました…職場の日雇いバイト「ゴーヒー(あだ名)」は工場内の暑い場所で、バイトリーダーのプライドもあるらしく扇風機をオフにして黙々とダンボールのテープ貼りをする毎日。。
「ゴーヒーは頭が涼しいからね!」そんな周りの嘲笑もあってか、9月からゴーヒーは職場に来なくなってしまいました…それとも新しい仕事が決まったのでしょうか??今度は頭髪の薄さが目立たない服装の職場で仕事にハゲんで欲しいものです。
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そんな気持ちで訪れた先は、暑さとは無縁の極地の知識が深まる東京都立川市にある「国立極地研究所 南極・北極科学館」
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〈目次〉

南極・北極科学館へのアクセスと入場予約について

南極・北極科学館はJR立川駅から歩いて20分程、小洒落た遊歩道を歩きながらゆっくり向かうのも一興ですが
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多摩モノレール「高松駅」下車徒歩5分のルートをオススメします(立川北駅から1駅で110円)
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駅前には親切な案内矢印もあります
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そして何より高架線を走るモノレールなので、歩行者からは頭髪の薄さがバレづらいゴーヒー向けの交通手段。
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モノレール沿いに立飛(たちひ)駅方面に進み「裁判所前」交差点を左折
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写真手前右の細い道に入り
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少し歩くと見えるグレーの地味な建物が「南極・北極科学館」一見さんには入り辛い雰囲気ですが、怯まずに入場しましょう入場料は無料です。
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南極・北極科学館は現在(2022年9月)事前予約無しで入館出来ます

コロナ禍の影響で2020年2月より10ヶ月ほど臨時休館しておりましたが、2020年12月より事前予約制になり、2022年7月より予約無しの入館が可能となりました。
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現在休館日は日曜・祝日・月曜・第3火曜(詳しくは開館日カレンダーを参照)国立極地研究所 南極・北極科学館
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無料の南極・北極科学館で学ぶ宇宙よりも遠い極地

館内は9つの分野に分かれて展示しております
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入口の床には北極海・南極大陸の地図
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北極の特徴
・中心部は大陸に囲まれた海洋
・年間を通して存在する海氷
・北極海周辺の大陸や島には多くの定住者
・夏は一日中明るく冬は一日中暗い

南極の特徴
・海洋に囲まれた大陸
・標高が高く平均標高は約2000m
・定住者なし
・夏は一日中明るく冬は一日中暗い (季節は北極と逆)
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1955年ブリュッセルで開かれた南極会議で当時敗戦直後だった日本に観測場所として割り当てられた地点はプリンスハラルド海岸、アメリカ海軍の報告書では「インアクセサブル」氷の厚い壁に遮られた接近不可能と記されていた場所でした。
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戦時中に特務鑑だった「宗谷」を改造し観測隊を乗せて1956年(昭和31)11月8日に南極大陸を目指し東京晴海埠頭を出発、そして1957年(昭和32)1月24日にプリンスハラルド海岸に接岸し昭和基地を開設しました。

初代観測船の宗谷(1957~1962)・2代目ふじ(1965~1983)・3代目しらせ〈初代〉(1983~2008)・4代:しらせ〈2代目〉(2009~)1/100の模型、しらせが2隻あるのはややこしいです…4代目はゴーヒー号にすればイイのに(´・ω・`)
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そして日雇い現場に来なくなったゴーヒーが、現在の第63次南極観測隊にいないか見入ってしまう僕。
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南極は人が暮らしていない大陸の為、自然の保存状態がとてもよく観測データが取りやすいのが特長、南極の氷の中には何十万年前の空気が入っていることもあり、その空気を調べてみると大昔の気候変動の様子が分かるのです。
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空気が読めずにバイトリーダーである事を笠に着て威張り散らすゴーヒーは、南極越冬隊に入って薄い頭髪を冷やすべきなのでしょう。
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南極では多くの隕石が発見されております、理由は氷の厚さ平均で1900mある南極大陸では、流れる氷床が山脈にぶつかるとそこでせき止められ氷は強い日射しと風によって気化して行きますが、氷の中にある隕石は溶けることがないので氷の表面に取り残されるのです。
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施設のメイン展示は雪上車のKD604、1968年(昭和43)第9次観測隊11名の隊員は4台(KD602・603・604・605)に分乗して昭和基地を出発し、様々な観測をしながら83日かけて日本初の南極点到達を果たしました。
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太陽熱を吸収し暖房効果をあげるため外装色は黒そして内壁はクリーム色
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ちなみにゴーヒーは以前日雇い現場で女性(バイト)に自分の連絡先を渡したのですが返事はこなかったみたいです(´・ω・`)
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スマホの電波が届かない(多分)南極大陸で返信の事は気にせずに観測にハゲんで欲しいものです。。
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施設内で唯一撮影不可(内部ドーム)のオーロラシアターはゴーヒーの帽子を彷彿させる外観
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剥製のホッキョクグマを見ていると「お前達!まだ仕事は終わってナイんだよ!」と叫んでいるゴーヒーを思い出してしまいます。
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「偉そうにしてないで黙ってダンボールのテープ貼りでもしてろ」と文句のひとつでも言いたくなってしまいます
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ゴーヒーにはみんなウンザリ…
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もう早く家に帰ってゴロゴロしたい(´・ω・`)
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国立極地研究所 南極・北極科学館
住所:東京都立川市緑町10-3
H.P.:https://www.nipr.ac.jp/science-museum/
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
入場料:無料
休館日:日曜・月曜・祝日・第3火曜
駐車場:なし
※電話対応は行っておりません