だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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浅草発の水上バスに予約なしで乗船し浜離宮までは35分

お客さんや取引先から「やり方古いんだよ!」と馬鹿にされながら倒産した僕が30代の頃に勤めていた会社

会社の場所は築地の近くで、クライアント(お客さん)や取引先は銀座や芝浦周辺に集中して移動は割と楽でしたが、1社だけやや離れた台東区浅草にデパート販売が主力の靴メーカーのクライアントがあり、僕は地下鉄を乗り継いで通っておりました。
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帰りは電車が面倒くさいので浅草から浜離宮庭園を結ぶ「隅田川水上バス」で帰社、庭園を突っ切って会社に戻るとお煎餅を食べながら茶飲み話をしている社長と部長、オフィスビルから木造茶屋に引っ越して煎餅でも焼いて売っていれば倒産は免れていたかも…と思うと今でも残念でなりません(写真は浜離宮庭園)。
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〈目次〉

浅草水上バスチケット購入及びWeb予約のメリット

東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)が運営する水上バスの発着場は浅草駅から徒歩約2分、吾妻橋手前の隅田公園に隣接する場所にあり「水上バス」と書かれた看板が目印。
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浅草発着の定期便は以下の通り
・エメラルダス 浅草~お台場海浜公園/1720円
・ホタルナ 浅草~日の出桟橋~お台場海浜公園/日の出桟橋1220円・お台場海浜公園1720円
・ヒミコ 浅草~お台場海浜公園~豊洲/お台場海浜公園1720円・豊洲2220円
・隅田川 浅草~浜離宮庭園~日の出桟橋/浜離宮1040円(入園料込)・日の出桟橋840円
・お台場 浅草~日の出桟橋(乗換)~お台場/1380円

Web予約をした人優先で乗船の行列に並ぶ事が出来るのですが、決済方法がクレジットカード又はWeChatPayのみ

コンビニ決済しか知らない僕は予約なしで現地購入(x_x)
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当時は運航していなかったお台場行きの洒落たコースと船に心動きますが、ダメサラリーマン時代に利用していた日の出桟橋行きの浜離宮途中下車11:40発の船に決定(料金は1040円)、というかもうそれしかありませんでした…休日(日曜)の水上バスは満員御礼の激コミ状態。
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ちなみに「アーバンランチ」は観光汽船興業が東京で運航する水上バスで浅草発日本橋行きが1日3便運航されており料金は大人1200円、他にも浅草周遊コースは、浅草の船着場を発着する約30分の浅草周遊コースが1日1便運航されておりこちらも料金は大人1200円。
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「エメラルダス」は浅草からお台場直通の人気水上バス

2時間近く先の乗船となってしまい2階でボーッと川を眺めたり
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隅田公園で11:00発のエメラルダス号を見物したりしておりました
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通っていた浅草の靴メーカーはエレガンスシューズがメインで百貨店販売がメインの会社、担当者は「何でも私に言って下さい」の言葉が印象的な好感度大の女性でしたが…
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転職後に挨拶がてら連絡したら「もうかけて来ないで!」と怒鳴られて電話ガチャ切りのサヨナラ状態(ノД`)
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時は流れ売上不振に悩む百貨店の売場がカジュアルやスポーツに舵を切った時、浅草の靴メーカーの凋落は避けられない状態になってしまい今では中国資本の傘下。
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状況によって手のひらを返してばかりの社員がいる会社は、取引先(百貨店)から同じ事をされるのです。
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ガチャ切り担当者は未来感溢れるエメラルダス号に乗って、旧態依然とした己のやり方の古さを猛省すべきなのです。
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web予約なしで水上バスに乗船

11:25発のアーバンランチ出航後に浜離宮経由日の出桟橋行きの水上バスの乗船受付が始まりましたが、web予約の列に並んでしまった間抜けな僕。
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結果最後尾近くの行列に並ぶハメに、一般の日の出桟橋行きコースはエメラルダス・ホタルナ・ヒミコと違ってどの船がやって来るのか直前まで分からずやって来たのは道灌号。
船の紹介 | 【公式】東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)
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先行組が良い場所を占領しており、船内のどこで写真を撮ればイイのか不安がよぎります。
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上の階は満席、浅草発の船の場合は進行方向右側が都心で左側が下町っぽい景色が多め、マニア以外は右側の席を確保するのがオススメですが、そんな事を言ってられない位に席は埋まっております。
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下の階は空席が目立ちますがここは有料のボックス席(平日1000円・土日祝1500円)
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仕方なしに通路脇の窓越しから撮影しました
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浜離宮まで35分の隅田川クルーズ

ダメサラリーマン時代を懐かしみながら吾妻橋を潜り抜ければ右手には屋形船、スーツ姿より浴衣姿が似合う社長や部長が船内でドンチャン騒ぎをしている光景が目に浮かびます。
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アパレル会社に新年の挨拶に出向いた時に、先方の広報部長の前で「ブ…ブランドの事は良く分かりません」と言い出す社長、帰りの車では駒形橋の前で置き去りにして帰ろうかと思いました。
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社長と同じく浴衣姿が似合う部長は、会社閉業後に蔵前橋前でオフィスを構えて独立しましたが、実際は実家(金物屋)の1室を間借りして麻雀ゲームに興じる毎日。
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同じく浴衣姿が似合う契約社員の赤い彗星のシゲは脇道(支流)に逸れたまま現在行方不明
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清洲橋を越えれば川沿いにはDaiwaリバーゲートや日本IBM本社が立ち並ぶエリア
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メンズスーツの撮影もこんなエグゼクティブな場所で撮れば、クライアントのアパレル会社も大満足だったのでしょうが
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雨続きでつい寂れた旅館でロケ撮影してしまい「これじゃホモの温泉旅行じゃナイですか!」と罵倒されてしまった事もあります。
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「おたくの会社のセンスはよく分からない」と言われたのも今となってはイイ思い出
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当時の聖路加タワーには業界最大手「電通」のほとんどの部署や関連会社がありましたが、現在は汐留の本社ビルに移転し撤退しております。
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そんな聖路加ツインタワー近くにある業界最弱の僕が働いていた会社は、ここら辺で降りる事が出来ればとても近かったのですが
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佃大橋を越え浜離宮を経由してトコトコ歩いて帰っておりました。
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東京タワーが見えると浜離宮庭園はすぐ近く
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ちょっとだけ進行方向左側の風景を撮りましたが、会社の場所はあちらの川向こうにあった方が似合っていたのでは…と今更ながら思ってしまいます。。
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水上バスで降りる浜離宮恩賜庭園

浜離宮行きの乗船券には入園料が含まれている為、日の出桟橋行きの乗船券客は降りる事が出来ません。浜離宮恩賜庭園の最寄り駅は都営地下鉄大江戸線「汐留」徒歩6分。
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船は汽笛を鳴らしながら次の目的地「日の出桟橋」へ進んで行きます
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徳川幕府歴代将軍は隅田川で遊覧した後に浜離宮に寄ったり、直接江戸城からここに船で来たりしていたそうです。
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汐見のお茶屋跡
1707年(宝永4)に建てられたとされており、建物は海手茶屋と呼ばれ、将軍様一行は風景や船などの見物をして休息を楽しんでいたそうです。
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僕も会社に戻ってもあんまりやる事がありませんでした(T_T)
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広告代理店の営業職とは名ばかりの伝言係だったからです
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お花畑の前で立派なオフィスビルを眺めながら「僕もあそこで働きたい」といつも思っておりました(ノД`)
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TOKYO CRUISE 浅草水上バスのりば
住所:東京都台東区花川戸1-1-1
H.P.: https://www.suijobus.co.jp/
営業時間:9:30~17:30
定休日:年中無休