だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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お伊勢参りの前には「二見浦駅」徒歩15分の「二見興玉神社」でスピチュアル参拝

「お伊勢参りは二見から」
実は伊勢神宮へ参拝に行く直前に知った言葉…調べてみると二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で身を清めてから伊勢神宮に参拝するのが古来からの習わしだったそうです。
伊勢神宮だって外宮と内宮があるのに、更にもう1軒立ち寄るなんて(>_<)メンドクサ
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今回僕は二見浦で心身を清める「浜参宮」は夕方に行い翌朝に伊勢神宮のスケジュールで臨みましたが、1日で両方(二見と伊勢)となると時間配分も難しく悩む皆さんも多いかと思われます。
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二見興玉神社の見どころはそれほど無く海に浮かぶ夫婦岩程度なので、時間が無い方は2時間程の所要時間でもしっかり参拝できます。
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〈目次〉

のなか境界線と赤福二見支店

伊勢神宮(外宮)の最寄り駅「伊勢市」からJR利用の2駅で所要時間は8分、快速みえを利用すれば伊勢市の次の停車駅が「二見興玉神社」最寄り駅の「二見浦(ふたみのうら)」
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神社までは徒歩15分、皆さん歩いて向かっております、駅前の鳥居を潜り直進して突き当たりを右折なのでまず間違える事はないでしょう。
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「喫茶軽食 のなか」を越えるとレトロな家屋の店や旅館が立ち並び参拝気分も一気にアップ、ここが聖域と俗域を分ける分岐点、僕はココを勝手に「のなか境界線」と名付けました。
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イチオシの店はやっぱり赤福二見支店、伊勢内宮のおかげ横丁にある本店はいつ行っても激混み状態ですが、こちらは行列もなく遠慮なくお茶をおかわりできるのが嬉しい限り。
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リーズナブルに赤福盆(250円)をチョイス
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会計後に席に座って赤福とお茶がやって来るのを待ちます
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赤福は餅をこし餡でくるんだもので、餡には3つの筋がついており、内宮や二見浦近くにある五十鈴川の川の流れを表しているとされてます。
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甘っぽい見た目とは裏腹にサッパリとした味わいなのはさすが老舗、お茶にとても合う和菓子なのでお伊勢気分も盛り上がり事請け合い。
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二見浦表参道の寂しいお土産さん

伊勢地方に昔からあった風や雨に強い木板の外壁、おかげ横丁によく似た建物が並ぶ参道ですが、売っているお土産はどれも時代から取り残された系のモノばかり。
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つい食指が動いてしまう商品と飲食店が立ち並ぶおかげ横丁との違いは何なのでしょうか?
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駅が無人駅で表参道を歩く参拝客もまばら、そのくせ並行している海側の通路に駐車場があるので車が頻繁に通っており、参拝客は車やバスの利用者が圧倒的に多いのも二見浦表参道が閑散としている一因なのでしょう。
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モーターリゼーションの波を感じながら海岸で波と戯れます
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夫婦岩よりスピチュアルな興玉神石

明治15年に夫婦岩付近の浜に日本初の国指定海水浴場が開設されました、当時の海水浴は医療が目的で波が強く皮膚を摩擦するので体に良いとされており海水に浸かっていたそうです、その後客は増加して2年後の明治17年に海水浴場は旧二見館前の砂浜に移設。
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明治20年には伊勢神宮の賓客の宿「賓日館」が建設され、幼少時の大正天皇が避暑や療養・水泳訓練などを兼ねて滞在されたのをはじめ、皇族や要人が数多く宿泊、明治44年には隣接する二見館に払い下げられ、二見館の別館として平成11年まで宿泊所でしたが現在は国指定重要文化財。
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二見興玉神社の境内には沢山のカエル像があり神様のお使いとして「無事かえる」「若がえる」「貸した物がかえる」というご利益があるそうです。
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二見興玉神社の一番人気はやっぱり夫婦岩(めおといわ)、海から突き出た大小の岩が夫婦が寄り添うように見えることから名づけられており縁結びや夫婦円満のシンボルとして二見浦を象徴する存在なのですがふたつの岩には縄で繋がっております。
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これは沖合約700m先に鎮まっている猿田彦大神の化身とも言われるスピチュアルな霊石「興玉神石」を拝むための鳥居の役目をしているのが夫婦岩なのです。興玉神石はかつては水面から出ていたそうですが、江戸時代に起こった安政の大地震で海中に没してしまったとの事、もう圧倒的主役だった夫婦岩が興玉神石のおかげで準キャラに降格。
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新キャラがいきなり最強になる少年漫画的な展開に困惑して拝殿へ参拝に向かったらオラオラ系のボスキャラ連中が前に並んでおりました。
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これもまたスピチュアル(精神的)な経験なのでしょう。
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「夫婦岩めおと横丁」のランチは豚捨のコロッケ(120円)

参拝を済まして先へ進みます、もうひとつの鳥居(入口)がある夫婦岩めおと横丁方面は、乗用車250台・観光バス40台が駐車可能な屋内ショッピングモールもありラスボス連中が好みそうな店が並んでいる事でしょう
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江戸時代末期に伊勢参詣が最も賑わった頃、阿波国(徳島県)より若い男女がこの二見浦の浜で身を海水に浴み着物を松の木にかけて結び 夫婦の契りと子孫の繁栄を祈願したところから「契り(ちぎり)の松」と呼ばれてます。
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もし今の時代にそんな事をしたったらラスボス連中が「ヒャッハー」状態ですよ(´・ω・`)
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伊勢夫婦岩めおと横丁「豚捨」のコロッケは破格の120円

赤い鳥居をくぐり抜けショッピングモール「伊勢夫婦岩めおと横丁」にたどり着けば表参道とは打って変わりの人混みでビックリ。
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これも全部モーターリゼーションのせいなのです
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ココの一番人気は内宮「おかげ横丁」にもある豚捨のテナント、赤福同様にこちらの方が手軽に購入出来ます。
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豚捨が扱うの肉は専属契約を結んだ畜産農家で丹精込めて肥育された未経産の黒毛和牛、松阪牛のルーツとされる伊勢肉を創業以来販売して看板を掲げております、リーズナブルなコロッケは120円。
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隣にイートインスペースがあるので座って食べます、微かながら肉の風味がする嬉しい一品これで1個120円はとてもリーズナブル。
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食後は水族館にも立ち寄ろうかと思いましたが料金が高いのと(2100円)、先ほどのラスボス軍団が回転寿司マグロ解体ショーのノリで魚見物をしていて絡まれるかも…と思いスルーしました。。
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安全第一なのです
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無事にカエル(ノД`)
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二見興玉神社
住所:三重県伊勢市二見町江575
電話:0596-43-2020
H.P.:
https://futamiokitamajinja.or.jp/