だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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駿豆線「三島二日町~大場」間にある「中村踏切」他8箇所の撮影地を徹底比較

今月から職場に復帰してきた日雇いバイトの梅ちゃん(あだ名)、2ヶ月間も職場に顔を出さなかった理由は聞きませんでしたが、競馬で高額配当の大穴でも当てたのでしょうかね??
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そんな梅ちゃん不在時の穴を埋めたのは同じく日雇いバイトの中村さん(本名)、彼の献身的な働きは立派に梅ちゃんの代役を務めました。
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そんな事を尻目に久々に職場にやって来たにも関わらず、先月まで中村さんが頑張ってきた作業場所に当たり前の様に陣取って勝ち誇っている梅ちゃん…単に周りから忖度され踊らされているだけなのが何故分からないのでしょうかね(´・ω・`)
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そんな梅ちゃんを思い出しながら訪れた先は、JR東海道線から特急踊り子号の乗り入れもある伊豆箱根鉄道「駿豆線(すんずせん)」三島駅なのでした。
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〈目次〉

駿豆線1日乗り放題乗車券「旅助け(1100円)」で途中下車の撮り鉄

この地域の歴史的な国名である駿河と伊豆を結ぶ鉄道という意味が込められておりますが、実は全線(三島~修善寺)が伊豆エリアの駿豆線。理由は1898年(明治31)開業時の三島駅は現在のJR御殿場線「下土狩駅」だった経緯があり、旧三島駅が駿河国をわずかに掠めておりました。
その後丹那トンネルが開通して東海道線が御殿場経由から熱海経由にルート変更。

東海道線の新線に新しい三島駅が設置され、旧三島駅は下土狩駅に駅名が変更、それに伴って駿豆線も新しい三島駅が起点となり現在に至ります。
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普通列車は日中おおむね20分間隔の運転で特急列車も運行されており、路線内では追い抜きは行われておらず先発列車が終点(起点)まで先着します。
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駿豆線一日乗り放題乗車券「旅助け」は1100円で自動券売機にて購入する事が可能
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単線の路線内には踏切が計72箇所あって全てが警報機と遮断機が付いている第一種踏切、三島駅周辺にはやたらと多く踏切があります。
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こんな細い踏切でもしっかりとある警報と遮断機、そして少し先にある踏切には梅ちゃんが忌み嫌っている撮り鉄に人気の撮影スポットがあるのです。
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「中村踏切」は三島二日町駅と大場(だいば)駅の間にあり、前が田んぼ後ろが富士山の中をバラエティー豊かな駿豆線の車両が走る構図が撮り鉄に大人気なのですが、富士山が冠雪していない10月で晴れても雲が多い今日なんぞはどこにあるの?状態です。。
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マナーの悪い撮り鉄が嫌いな正義感あふれる梅ちゃん、そして見た目が撮り鉄っぽい中村さんを心の中で下に見ている梅ちゃん。
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そんな不束者(ふつかもの)の梅ちゃんは三島二日町で途中下車してカメラ持参で中村踏切に出向くべきなのでしょう
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「三島二日町~大場」撮影スポット(踏切)のオススメ度一覧

三島二日町と大場の両駅近く以外には線路沿いの道が無いので、駅間にあるそれぞれの踏切付近が撮影スポットになります、歩道が狭い地点も多く通行者や車には十分注意して撮影しましょう(下写真は中村踏切前より撮影)。
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二日町踏切(オススメ度★)

三島二日町駅で途中下車して大場方面駅に歩くと最初に遭遇する踏切が二日町踏切、近くには横浜ゴム三島工場や森永製菓工場があり交通量も多くパブリックスペースが殆ど無く、三脚を立てて待ち構える撮影なんぞ到底無理ゲーな場所。
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警報機が鳴ったので慌ててスマホカメラを向け撮った行き当たりばったりの写真がこちら
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水車第二踏切(オススメ度★)

次の踏切はかつて農業用水路用の水車がこの近くにあったのが名前の由来、住宅地と畑が混在する場所にあり交通量は比較的少なめですが歩道は無く、こちらも本格的に撮影すれば周りに迷惑になってしまう可能性が大。
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駿豆線(梅ちゃん)が走り抜けた後も、雄大に佇む富士山(中村さん)をテーマに撮ってみましたりが、肝心の中村さん(富士山)がどこにあるのかさっぱり分かりません。。
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中村踏切(オススメ度★★)

中村踏切は富士山と下り列車の駿豆線を狙える定番ポイントですが、こちらも歩道が無く細い道の割には頻繁に車が通ります。
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ベストショットが撮れる地点が電柱の間な事もあり撮影キャパは非常に少なめ、先客が2,3名いれば撮影出来る場所はかなり限られてしまいます。
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踏切近くで撮影すればこんなダメダメ写真…まぁ僕がヘタクソだからという話もありますが。。
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道路の向かいはビニールハウスと果樹園がありますが『私有地につき当園に御用の無い方の立ち入りはご遠慮ください』の看板もあり、マナーの悪い撮り鉄に対してはかなりナーバスになっている雰囲気。
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でも他の撮り鉄もいない平日の午前中で、三脚を使用しないお手軽スマホ撮影の僕にとっては問題なし、問題は富士山がどこにあるか分からない写真になってしまう事だけ。黄色い車両は西武鉄道1300系を製造された当時のカラーに復刻し「イエロー・パラダイス・トレイン」として運行、伊豆箱根鉄道は西武鉄道の子会社で西武グループに属しております。
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フルラッピング電車「HAPPY PARTY TRAIN」はアニメ「ラブライブ! サンシャイン」のメンバーが1車両の片側に3名ずつラッピング、どうやらこのアニメの主人公たちが通う私立浦の星女学院が沼津市にあるという設定で、ファンにとってこの地域は聖地になっているみたいです。
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そして三島駅から駿豆線に乗り入れてやって来る特急踊り子号、周りに踊らされながら「ここはオレの場所だ!」とばかりに中村さんの作業場所に乗り入れてくる梅ちゃん。
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そんな踊り子梅ちゃんを富士山の様な大きな心で受け止める雄大な中村さん、2人にとってもこの場所は聖地である事でしょう。
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こちらは「ラブライブ!サンシャイン」シリーズ第2作の公式スピンオフ作品「幻日のヨハネ」のラッピング車両、そして梅ちゃんも人生スピンオフ(´・ω・`)
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北沢林道踏切(オススメ度★★★)

三島二日町~大場間の踏切の中では唯一それなりの広さの歩道があり、そして近くにはコンビニ(ミニストップ)もありと撮影には一番適した場所、中村踏切と比較すると背後にある富士山の位置が若干異なります。
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線路の向こう側に行けば車両の真後ろに富士山がある写真も撮れます。
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ですがズームが弱いスマホカメラで撮影する僕にとってはあまり関係ないの事なのかも知れません。。
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ちなみに中村さんと北沢さん(仮名)は黒縁メガネの風貌が似ており、日雇い現場でいつも間違われております。
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北沢小踏切(オススメ度★★★)

北沢林道踏切からほど近い場所にある細い道を通している踏切、車が通らない道なので撮り鉄にとっては隠れスポット。
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ただし構図的には北沢林道踏切と似たような感じになり、田んぼのド真ん中で列車を待つ事に躊躇したので、通り過ぎる列車を横から撮影して次の撮影スポットへ向かいました。
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多呂踏切(オススメ度★★)

下り列車をストレートで撮影できる周りとちょっと違った構図で撮影したい人にオススメ
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赤王踏切(オススメ度★)

小さな踏切にへばり付きながら何だかどこにでもある住宅地を撮っている感じ(´・ω・`)
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工場線踏切(オススメ度★★)

線路以外にも駿豆線車両基地の大場工場と伊豆箱根鉄道本社への分岐路にも踏切があり何だか複雑な線形、かつて伊豆箱根鉄道は西武グループの傘下に入り東急(小田急)グループとこの地域で熾烈な輸送シェア争いを繰り広げておりました。
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箱根山戦争 - Wikipedia

そして現在は日雇い現場内で中村さんと熾烈な作業シェア争いを繰り広げている西武ライオンズファンの梅ちゃん(´・ω・`)
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1986年~94年 第2次黄金期、森時代 | 埼玉西武ライオンズ

「ラブライブ!サンシャイン」ラッピング列車に乗ってガッカリ世界遺産の韮山反射炉へ

工場線踏切でラストが消化不良気味の撮り鉄の皆さんは、大場駅から駿豆線に乗って伊豆長岡駅に行き、ガッカリ世界遺産として有名(?)な韮山反射炉の撮影をオススメします。
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ホームで待っていたのは中村踏切で撮影したラブライブ!サンシャインラッピング列車
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フルラッピングの為に車窓からクリアな景色が撮影出来ないのが難点
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伊豆長岡駅から韮山反射炉まで約1.8km、徒歩で約30分となかなかの距離、駅前にはタクシー乗り場もありますが、もちろん僕は徒歩で行きました。
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入場料は大人500円でぶっちゃけ反射炉以外の見どころは皆無でただの公園状態、これがガッカリ世界遺産と呼ばれる所以でしょう。中に入らずに外から反射炉の写真を撮って、売店で買い物をして帰る事も可能ですが、木々が邪魔してクリアな写真が撮れないのが難点。
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反射炉とは金属を溶かして大砲などを鋳造する溶解炉、実際に稼働した反射炉として国内で唯一現存する韮山反射炉は、2015年(平成27)明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されました。
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建造当時は場所にちなんで中村反射炉と呼ばれておりました、ちなみに中村さんの大砲は現在でも現役バリバリ。
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反射炉はまるで職場で佇む梅ちゃんと中村さん
「今日は2人で2チーム目で箱詰め作業(>_<)トホホ」
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