小学校時代のクラスメイト「外吉(がいきち・あだ名)」は先日文京区にある根津神社のつつじを見に行ったみたいですが「時期を逃した」といつも通りのネガティブなコメント。
多分つつじより千本鳥居が見たかったであろう外吉なのでしょうが、鳥居に見知らぬ人達が色々と写っていたり、いつも通りの何ともガサツな写真。
僕も鳥居がいっぱいの写真を撮りたいと思いつつも、外吉とは違う神社で…と訪れた先が鎌倉にある「佐助稲荷神社」でした。
〈目次〉
怖いといわれる佐助稲荷神社の鳥居総数は49基
佐助稲荷神社は閑静な住宅街の奥、銭洗弁天と鎌倉大仏の中間で鎌倉の隠れ里と言われる場所にあり、沢山の鳥居や狐像やらで一般の神社とは多少毛色の違う稲荷系の神社、お稲荷様は元々渡来系の部族である秦氏が氏神として奉る神様で、それが日本土着の神道と融合し現在の形となったといわれております。
稲つくりの神様、豊穣・水の神として敬わておりましたが、現在では農耕以外の「現世利益」(金運良好・商売繁盛・資産増加・事業発展)を願う人たちが多いせいか、稲荷神社には以下のような怖い話が伝わる様になりました。
・一度信仰したら生涯お参りしなければいけない
・願いを叶えてもらった後に感謝を伝えなければ祟られる
・稲荷を祀ると3代で家がつぶれる
佐助稲荷神社の起源は源頼朝が伊豆に流刑になった時に、稲荷神が夢枕に立って平家の討伐と幕府の設立を勧めます、その後平家を滅ぼして鎌倉幕府を開いた頼朝は、この地に稲荷神社を設立しました。
頼朝は若い頃に佐殿(すけどの)と呼ばれており、その佐殿を助けた稲荷神として「佐助稲荷」と名付けられました。
住宅街の中にポツンと現れる割には、千本鳥居の外に見える風景は何とも鬱蒼としたジャングル地帯。
稲荷神社の狐の像が少しだけ怖い表情をしている気がします。
ちなみに素行が悪かったせいか、父の飲食店は妹が継いでおり、今は屋台で頑張る兄の外吉も3代目でした。。
佐助稲荷神社にある無数の白狐が怖い
49基の鳥居や赤いのぼり旗と並んで、拝殿の周りには佐助稲荷神社を象徴する無数にある白狐の置物、稲荷神社に行き慣れていない参拝者は「怖い」と感じてしまうかもしれません。
かつて鎌倉で悪病が流行った際、佐介ヶ谷に住む僧侶が子供にいじめられていた子狐を助けた事がありました、すると夢に親狐が現われ子狐を助けたお礼にと枕元に薬種を残していったそうです。
この薬種を育てた薬草によって多くの人の病を治したということから、佐助稲荷神社では白狐を供えるとご利益があると言われるようになりました。
白狐は稲荷神の使いとして特別な役割を持っており、神と人間の間を取り持つ存在とされ神社の守護者としての役割を果たしているのです。
参拝者が奉納しそれぞれ思い思いの場所に奉納して置かれており、鳥居の参道沿いや裏山など境内のあらゆるところにある白狐。
裏山の後ろにあるホーム○ス地帯にも奉納されており、何だか怖いんですけど…これってご利益があるのですかね(´・ω・`)
ちなみに外吉は白狐よりも三毛猫の方がお気に入り
神水が今でも湧き出る霊狐泉と本殿はパワースポットは行ってはいけない?
十一面観世音菩薩はむかし縁に恵まれなかった姫君が、世の男女の幸運を祈って彫ったと言われており、縁結びのパワースポットとして知られてます。なぜ神社に菩薩?と思うかもしれませんが、神仏習合の名残りで昔はお寺の中に神社があったりその逆もありました。
佐助稲荷神社は昔より麓の田畑を潤す水源の地で、境内横の岩窟にある「霊狐泉」は現在も絶えることなく水が湧き出ており、ペットボトルなどに入れて持ち帰る事が出来ますが飲むことはできません。
ベンチに座りパワースポットでもある神水を眺めますが、後ろにはアライグマ・タイワンリスなどの外来種が、生態系に被害をもたらす可能性があるので餌を与えないで下さいとの看板があってコワー(>_<)
神水を覗き込めばダークサイドに導かれそうで行ってはいけない雰囲気が全開。
社殿の裏の石段を登ると本殿がありますが2019年の台風で倒壊してしまったそう…行ってはいけない感じがしてしまうのは僕だけでしょうか?
現在は小さな祠があるのみの本殿、ここが佐助稲荷神社では最もパワーが強い場所だそうで、本殿の前には無数の白狐が並んでおり神聖な雰囲気を感じられるとの事です(薄いネット調べ)。
たくさんの鳥居と白狐に怖くて戸惑う参拝者もいるかもですが、色々な人が佐助稲荷神社でご利益を得て奉納したのでしょう。
参拝の注意点としては西側が山なので、夕方は暗くなるのが早めです、夕暮に浸っているあっという間に真っ暗になる境内は結構怖いみたいです。(写真は外吉のフェイスブック投稿)
あの‥外吉の撮った鳥居写真も(違った意味で)怖いんですけど…(>_<)
佐助稲荷神社
住所:神奈川県鎌倉市佐助2-22-12
電話:0467-22-4711
URL:http://sasukeinari.jp/