見られなけば言われなけば何をやっても大丈夫だと勘違いしている職場の日雇いバイトK田君(仮名)、後々に重大な過ちが判明しても「あぁ~そうでした~( >_<)」とか「K田はダメ男です~(ノД`)」とか言って自作自演の三文芝居で誤魔化す始末。。
公文書は政府や官庁・地方公共団体の公務員が職務上作成した文書で、一方K田君が自作自演で作る安っぽい台本は一般人が作成する私文書にあたります。
皇居のほとり国立近代美術館の横にある「国立公文書館」は、歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用を目的として設置された日本の独立行政法人。
館内は古文調で手書きでづらづらと書いた資料が多く、専門的でマニアックな展示内容で入り辛い施設ですが、多数の文書や資料が保管され無料で展示しており、歴史好きであれば一度は訪れてみたいスポット。
ちなみにK田君はバイク通勤の許可申請書を提出せず、職場に勝手にバイクで現れる無法者です。
〈目次〉
3つの展示スペース(常設展・企画展・閲覧室)はいずれも無料
かつて各官庁の公文書はそれぞれの官庁で保管されておりました、公文書を保存し公開するため江戸時代の古文書・古書を含む内閣文庫の所蔵資料を移管、総理府の附属機関として東京都千代田区北の丸公園に「国立公文書館」を1971年(昭和46)に開館しました。
1階右が常設展で左が期間限定の企画展、2階が公文書の閲覧が可能の閲覧室(要受付)はいずれも無料、皇居散策の休憩場所として立ち寄るのも一興でしょう。
国立公文書館では明治期から現代に至る、国の政策決定に関する重要な公文書等を保存しています。
常設展では明治以降の主な出来事をたどり、教科書に書かれている数々の歴史的な出来事が公文書に記録として残っており、伝えることの大切さを実感できます。
職場で無断のバイク通勤を咎められても「分かってますよ!」とキレ気味な返事をするK田君、理解がなく伝わらない事の大変さを実感できます。
こちらは新橋~横浜間に初めて鉄道が開業した時の資料、ちなみにK田君は電車運転席からの前面展望の動画を見るのが大好き。
子供の頃は電車の運転手に憧れていたのでしょうが、ガサツでいい加減な性格では運転手になれる筈がありません。
こちらは大日本帝国憲法発布時の公文書、憲法は法律よりも上位に位置し、法律の制定や改正の基準となります。
職場でルール違反を犯しても「僕はダメダメです~」と甘えた声で言えば許されると思っている浅知恵K田君。
展示資料は全て複製と記されており少しガッカリですが、これは新元号発表時に平成おじさんがテレビの前で掲げたガチの本物。
次の元号発表時には是非K田君が額縁を持って欲しいものです
公文書(現物)ありデジタルアーカイブありの2階閲覧室
2階の公文書閲覧室は1階受付で名前・住所・連絡先を記入の上、身分証を提示し入館証を貰って入る事が出来ます(無料)。
当館が所蔵する公文書は、一部のものを除き、誰でも直接手にとって閲覧出来ます。また公文書の複写の申し込みや、ご自身でカメラを持ち込んでの撮影も可能(フラッシュや三脚の使用はNG)。
重要文化財など、閲覧できないものもありますので、 事前に「国立公文書館デジタルアーカイブ」で見たい資料を検索し特定しておくとスムーズです。
公文書は行政機関がどのような意思決定や業務を行ったのかを記録するもので、これにより、国民に対して行政の透明性を保ち説明責任を果たすための根拠となります。
紙の文書は時間とともに劣化しますが、デジタル化することでバックアップや複製も容易になり、災害などで紙文書が失われても、クラウド等に保存することでデータを守り長期保存が可能になります。
そしてインターネットを通じて、誰でも場所を問わず公文書を検索・閲覧出来るようになり、国民の知る権利を支える基盤にもなっているデジタルアーカイブ。
職場で「ああ~そうでした~」と大声で口からでまかせを発すれば事なきを得ると勘違いしているK田君も、公文書の存在をよく理解して、デジタルアーカイブにアクセスして閲覧するべきなのでしょう。
国立公文書館の企画展(万博―日本と博覧会の歴史)
期間:令和7年5月31日~6月29日(特別展・企画展の会期中は基本的に土曜・日曜・祝日も常設展を含め開催)
日本は1867年(慶応3)のパリ万博に江戸幕府や薩摩藩・佐賀藩が参加して以来、国際博覧会を始めとする様々な博覧会に関わってきました。
明治期に入ると国際博覧会を意識した「博覧会」が国内で開催されるようになります。1871年(明治4)に京都で民間による博覧会が開かれ好評を博して以来、東京・福岡・島根など各地で博覧会が開かれるようになりました。
日本は国内での国際博覧会を目指しており、こちらは1912年(大正元)「日本大博覧会」の閣議決定に関する公文書、計画されながら実現しなかった幻の万博となり、初の開催は1970年(昭和45)の大阪万博まで待たなければなりませんでした。
1985年(昭和60)にはK田君の地元である茨城県で「つくば万博」が開催、マスコットキャラクターであるコスモ星丸のぬいぐるみを片手に訪れた小学生時代のK田君。
2005年(平成17)愛知県で「愛・地球博」が開催、そして恋愛とは縁のないまま三十路を迎えてしまったK田君。
2025年(令和7)に再び大阪で万博が開催、K田君はガサツで人の話を聞かないオヤジとなり、現在は日雇い現場で働いております。
「K田はダメダメです~(ノД`)」
国立公文書館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-2
電話:03-3214-0621
URL:https://www.archives.go.jp/
開館時間:9:15~17:00(閲覧室への入室は16:30まで)
休館日:日曜・月曜・祝日