だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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平日(火~土)無料の「皇居内一般参観」は予約なしの当日受付で行列参加

持病の痔が鎮静化して今週は毎日職場で働く日雇いバイトの梅ちゃん(あだ名)、先日は皆の作業出来高を正の字でカウントしており「オレが王様」状態、新年や天皇誕生日の一般参賀で宮殿のベランダから手を振る天皇陛下と重ね合わせてしまったのは僕だけではナイ事でしょう。
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そんな事を思い出しながら向かった先は、毎週火曜日~土曜日の午前(10:00)と午後(13:30)に2回開催される「皇居一般参観」無料で皇室気分を味わえる梅ちゃん垂涎の見学コースなのです。
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〈目次〉

皇居は大きく3つのエリアに分かれており、散歩がてら気軽に見学できる場所【皇居外苑】【東御苑】と事前予約や当日の行列で整理券を貰って見学する場所【皇居内】があります。

無料の皇居内見学(内覧)予約なしで参加する手順

①事前予約の定員:各回約200人
②当日受付の定員:各回約300人(先着順で整理券を配布)
必須アイテムは身分証明証、あと皇居窓明館内で持ち物検査があります。
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事前申請は参観前にインターネット/郵便/窓口のいずれかで予約を行って参観許可を受け付けておりますメンテナンスに関するお知らせ - 宮内庁
予約不要の当日受付は、参観実施日に皇居桔梗門(ききょうもん)前で並び先着順で整理券を貰うシステムで、定員になり次第受付終了となります。
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平日だったら空いているだろうと思う人も多いでしょうが、外国人観光客がとても多く平日・休日はあまり関係ありません、とにかく桔梗門を目指し左手に曲がり列の最後尾に並びましょう。
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よっぽどの混雑がない限り定員オーバーは無いかと思われますが心配性の僕は最寄りの東京メトロ「大手町駅D2出口」から皇居へ向かってダッシュ。
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整理券配布の30分前(8:30)に到着して先客は23名で確実に見学出来そう
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25分前には職員が行列用のロープを設置、15分前に行列は50名に達し5分前には70名ほどになっておりました。。
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9:00整理券配布
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9:20身分証の提示と入館証の受け取り
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大学時代は教師を目指していた梅ちゃんは、多分並んでいる間も英語で外国人観光客とコミュニケーションをしている事でしょうが、英語の苦手な僕は「ディス・イズ・ア・ペン」状態。
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外国人はここで整理券に記入している人が多めですが、中の窓明館でペンが置いてありそこでの記入で大丈夫、その事を教えてあげたいのですが僕も英語は「ディス・イズ・ア・ペン」位しか知りません(下写真は窓明館内)
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本日の当日受付の人数は150人でした、一行は9:20を過ぎる頃に桔梗門から皇居に入場して、とりあえずは控え室(?)の窓明館を目指します。
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桔梗門の正式名称は内桜田門、江戸城が築城された太田道灌時代に瓦などに施された家紋の桔梗にちなんで、この呼び名で親しまれております。
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窓明館で注意事項を説明後に皇居内参観は10:00スタート

【参観スケジュール】
〈午前の回〉
  9:00~整理券配布 (当日受付のみ)
  9:30~受付開始・窓明館へ移動
10:00~参観開始
11:15~参観終了
〈午後の回〉
12:30~整理券配布 (当日受付のみ)
13:00~受付開始・窓明館へ移動
13:30~参観開始
14:45~参観終了

窓明館入場前に手荷物検査そして入場後に整理券に名前・住所・連絡先の記入と提出があります。
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窓明館は参観の説明や参観までの休憩や注意事項の説明に使われる広い講堂、左手にある売店で記念品を買ったり、コースの途中にはトイレは無いのでここで済ましておきましょう、荷物が多ければ入口右側にコインロッカーがあります。
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職員さんの説明を聞きながら横にある梱包物を眺めます、もしかして梅ちゃんが包装したのでしょうか?ユルユルで汚いですね(´・ω・`)
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首にかける入館証が緑の人達は事前予約組、整理券受け取りの必要が無いので10:00前に入場出来るのが最大のメリット。
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10:00過ぎにいよいよ出発します、ガイドさんが同行して日本語・英語・中国語・スペイン語・フランス語・韓国語の言語別チームに分かれての見学、僕は先頭の日本語チームに入りましたが、多分教師を目指していた梅ちゃんは見栄を張って英語チームに入る事でしょう。
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皇居見学コースは「富士見櫓~宮内庁~宮殿~二重橋」

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富士見櫓は江戸城遺構として残る唯一の三重櫓、1657年の明暦の大火で消失した江戸城天守閣の代用天守ともいわれ、どの角度から見ても同じ様な形に見える事から「八方正面の櫓」の別名があります。
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ちなみに梅ちゃんは言ってる事と腹の中で思っている事が逆で、角度によって全く違く発言をします。
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そして梅ちゃん率いる英語チームが後ろから迫ってきます
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もしかしたら英語チームで仲間外れにされて、中国語チームと一緒に見学しているのかもしれません。
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1935年建築の宮内庁庁舎、内閣府に置かれる独自の位置付けの宮内庁は外局とは一線を画す特別な機関で、主な仕事は皇族のお世話や外国大使の接待・儀式を担当します。
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ちなみに梅ちゃんは周りから特別扱いとか接待されるのが大好き
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そしていよいよメインの宮殿東庭、新年及び天皇誕生日の一般参賀はこの広場で行われます、長和殿に面しバルコニーで両陛下始め皇族方が祝賀をお受けになり、天皇陛下のお言葉があります。
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ちなみに宮内庁内では【宮殿】の発音はケツ上げみたいです
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宮殿は長さ160mで中の廊下の長さは100mあります、前の広場は宮殿東庭で一般参賀の時には約2万人が一度に参賀出来る場所、足元の石畳は四国香川県産の安山岩が使用されており水はけが良く足元に優しい石、そして下は駐車場になっているそうです。
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僕の勝手なイメージではもっと高い場所から手を振っていた感じがするのですが実際の高さは3mほどだそうです。
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いつかは梅ちゃんも宮殿内で庶民達を見下しながら正の字を書いて欲しいものです。
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皇居内一般参観折り返し地点の二重橋

一行は人気撮影スポットの二重橋へ向かいます、ここが折り返し地点となるために各言語チームが入り乱れる場所、梅ちゃんは要らぬ見栄を張ってフランス語チームに混ざって見学しているのかもしれません。
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二重橋は手前の石橋と奥の鉄橋の2つの橋が架かっているからだと勘違いされがちですが、実は二重橋とは皇居内手前の鉄橋だけを指しております。
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鉄橋の上でドヤ顔しながら石橋前にいる庶民達を見下して、正の字を書く梅ちゃんの姿が目に浮かびます。
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責任者「何で作業しないの?」
梅ちゃん「…」
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そんな仕事中のやりとりを山下坂を下りながら思い出してしまいました
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あれ??もしかしてあそこにいるのは日雇い仕事で植木の葉に正の字を書いている梅ちゃん(゚Д゚)
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