だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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桜の時期「洗足池公園」ボート3種類(サイクルボート・スワンボート・ローボート)の選び方指南

♪真夜中の洗足池~♪
そんな替え歌を歌いながら高校生の時に同級生の杉浦くん(仮名)達と洗足池公園で花見をした事をこの時期になると思い出してしまいます。
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~替え歌の元歌はコチラ~

その時酒の肴に杉浦くんが持って来たものが、アメリカに旅行した時に買って、そのまま日本に持ち帰って来たエロ本(無修正)でした。
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〈目次〉

洗足池のボートは3種類(サイクルボート・スワンボート・ローボート)

むかし日蓮上人が湯治に向かう途中に池のほとりで足を洗って休息した言い伝えのある洗足池公園、東急池上線「洗足池駅」改札口からすぐの場所で、手前にある道は中原街道とアクセス至近。
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螺旋階段での上り下りが少々難儀ですが、ボートハウスは屋上に上がることができます、屋上で洗足池公園一望しながらボートを楽しむ人達を見ていると、杉浦くんが持ってきた本(無修正)を思い出してしまう僕。
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家で本が見つかってしまい「お前は法律を犯しているんだぞ!」と父親からひどく叱られた杉浦くん、ボートに乗りながら本を見るのであれば周りからバレバレのローボート(手漕ぎ)は避けたいものです。
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ボート券発売時間 9:30〜16:30
【サイクルボート】
料金:30分600円・60分1000円
定員:大人2人+幼児1人
【サイクル(スワン)ボート】
料金:30分800円・60分1300円
定員:大人3人or大人2人+子供2人
【ローボート】
料金:30分400円・60分600円
定員:大人3人
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桜の季節の休日で混み合う乗り場は、皆さんそれぞれ乗りたいボートの列に並んでおりますが、ローボートの場所には誰も並んでおりません。
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手漕ぎはやっぱり人気無いのですかね…足漕ぎのサイクルボートでも杉浦くんが本を持って乗船すれば手コキボート(´・ω・`)
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海を渡る咸臨丸(かんりんまる) ~勝海舟記念館~

池とボートばかりと思いがちですが、周辺には史跡や寺院・神社が点在している洗足池公園。
f:id:earth720105:20240409060245j:imageイラスト引用先:洗足池散策ガイド - 洗足池公園

洗足池公園訪問時に欠かせない2箇所といえば

日蓮上人が松に法衣をかけて池の水で手足を洗った(と言われている)御松庵、後に浅草にあった妙福寺が移って合併し寺院となりました。
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そしてかつて勝海舟の別邸「洗足軒」があった場所(現在は大森第六中学校)近く旧清明文庫を増築して出来た「勝海舟記念館」(入館料300円)。
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遣米使節の本船ポーハタン号の随伴船は咸臨丸に決まり、艦長の勝海舟や11名のアメリカ人を含む107名の乗組員は、 出航後連日の荒天に苦しめられましたが、ジョン・ブルック大尉らの指導に助けられ、1860年3月17日に太平洋横断を果たしサンフランシスコに入港します。 約2ヶ月の滞在期間中、勝海舟はアメリカ社会の様子に衝撃を受けました。

勝海舟記念館には一部撮影禁止エリアがあります
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~勝海舟の経歴について軽く説明~
ペリー艦隊が来航し開国を要求されると、江戸幕府は海防に関する意見書を幕臣はもとより諸大名から町人に至るまで広く募集、これに勝海舟も意見書を提出、的確な内容は老中の目に留まり念願の幕臣入りを果たす。
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幕府海軍育成の為に開設した長崎海軍伝習所に入門、その後条約の同意書交換の為に遣米使節をアメリカへ派遣するポーハタン号の随伴船「咸臨丸」の艦長として乗船、同船したのは技術アドバイザーのブルック大尉・通訳のジョン万次郎・若き日の福沢諭吉も従者として渡米。
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帰国後は徳川慶喜の下で要職に就くが意見の違いにより罷免、しかし鳥羽・伏見の戦いで幕府軍が敗北し官軍の東征が始まると、再び要職に抜擢され早期停戦と江戸城の無血開城を主張。
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勝海舟と西郷隆盛が薩摩藩邸で会談し江戸城明け渡しの条件について合意、これによって江戸城は新政府軍に引き渡され歴史的な和平交渉が実現。
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明治政府への仕官は辞退し、自宅の赤坂氷川や別邸の洗足軒で色々な人達と座談をするのを好む一方で主君の徳川慶喜の名誉回復に尽力。
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生前からの希望で墓は洗足池公園内に墓が建てられました。近くにあるのはかつての交渉相手だった西郷隆盛の留魂詩碑、最後には明治政府に反旗を翻して西南戦争で戦死した西郷隆盛の名誉回復にも尽力したそうです。
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咸臨丸の渡米では太平洋を渡る大航海に勝海舟をはじめ日本人乗員の殆どが役立たず状態で、ブルック大尉と共に航海を支えた日本人はジョン万次郎以下数名だったみたい…長崎近海の操船なんぞ大海原と比べれば手漕ぎボート程度だったのかも知れません(´・ω・`)
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アメリカ滞在中に政治・経済・文化に衝撃を受け多くの知見を日本に持ち帰った勝海舟でしたが、杉浦くんが持ち帰ったのは無修正のエロ本だけ(´・ω・`)
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弁天橋を通り抜けられないスワンボート

洗足池の北側にある弁天島には橋が架かっており、スワンボートは潜り抜ける事が出来ず、サイクルボートとローボートの独壇場。
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杉浦くんにとっては空港の税関を思い出してしまう弁天橋、もし見つかってしまえば職員から宝物を取り上げられてしまうのです。
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無事通り抜ける事が出来ました…ですが屋根があるとはいえ外から見えてしまう部分が多いサイクルボートよりもスワンの方がお気に入りの杉浦くん。
父親「お前は法律を犯しているんだぞ」
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洗足池弁財天はかつては池中に没していたそうですが、多くの人々に弁財天の夢告があったため、1934年(昭和9)に弁天島を築いて社殿を造営したそうです。 
弁財天「あなたは法律を犯しているのです」
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水面上で微妙な動きを見せる杉浦くんが本を持参して乗っているっぽいスワンボート
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池の周りには桜の季節でたくさん並んでいる大盛況の屋台
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足で漕ぎながら男の手仕事をする杉浦くんにとってローボートはノーサンキュー(´・ω・`)
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時間内に乗り場に戻って来ないと延長料金が発生してしまいます、本を見た係員さんは一言
「お客さん法律を犯してますよ」(ノД`)トホホ
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洗足池公園
住所:東京都大田区南千束2-14-5
電話:03-3720-4441
ボート利用
休業日:12月29日~1月3日
使用時間:9:30~16:30(発券時間)
料金:サイクルボート(30分600円・60分1000円)/スワンボート(30分800円・60分1300円)/ローボート(30分400円・60分600円)