かつて僕が通っていた中学校の最寄り駅は住みたい街ランキング常連の「吉祥寺」、現在学校は三鷹に移転してしまい、僕たちの学んだ武蔵野市東町にあった校舎は小洒落たマンションになってしまいました。
そして料理の嫌いなウチの母はPTAの会合やら何かと理由をつけて学校に出没しておりました、学校に行く日は朝から30回位「帰りにみんみん餃子買ってくる」「ミンミンみんみん」としつこく叫ぶ始末。別に母はみんみん餃子のファンだった訳ではなく、有名店で買った食材をお皿に移すだけの手抜き料理(?)でやり過ごしていただけなのです。
〈目次〉
吉祥寺駅周辺に4箇所ある冷凍生みんみん餃子の自動販売機
学校に出没する日の夕食は必ずしもみんみん餃子だった訳でもなく、母の言い訳は「笠原さん(実名)とお茶したからみんみん餃子を買って来れなかった」とまたまた夜に30回位叫ぶ始末。
僕にとってはトラウマ料理でもあるみんみんの餃子ですが、現在は吉祥寺周辺に4箇所ほど餃子の自販機があり10個入りの冷凍生餃子が1200円、手軽にみんみんの冷凍生餃子を購入する事が出来ます。
(鮮度を保つため10:00~23:00の販売時間)
みんみん餃子自販機のある場所
①サンロード内の西友百貨店前
吉祥寺駅北口から五日市街道まで続くアーケード街「吉祥寺サンロード商店街」内にある西友入口前にあるみんみん餃子の自販機、当時(昭和50年代)からあれば笠原のお母さんも言い訳のネタにならなくで済んだ事でしょう。
ですがみんみん餃子を買ってきた晩の母は「ミンミン美味しい?」と60回位は叫ぶのでウザったさも倍増。
②吉祥寺通りセオサイクル前
「笠原さんとバスに乗って帰って来たからサンロードには寄らず、みんみん餃子を買って来なかった」母は自販機が出来たとしても、餃子を買うのが面倒くさくてこんな言い訳を用意するかも知れません。
そんな時には吉祥寺駅から徒歩10分、バス通りでもある吉祥寺通り四軒寺交差点近くにある「セオサイクル吉祥寺店」前の自販機がオススメ。
中に入っているもの
・冷凍生餃子10個
・餃子のタレ&ラー油 × 2
・餃子の焼き方(レシピ)
①フライパンを温めて油を薄くひきます
②餃子を隙間をあけて並べます
③すぐに餃子がかくれるまでお湯を入れて5~6分フタをして
④餃子がふくらんできたらお湯をきれいに捨ててから餃子の上から少量の油をかけて中火でフタをします
焦げ目がついたらできあがり
ちなみに昨年のGWに母の焼いた餃子がこちらです(´・ω・`)
③水門通り吉祥寺シアター近く
「笠原さんと駅まで歩いて帰って来たからサンロードとバス通りに寄らず、みんみん餃子買って来なかった」母は10個入り1200円の値段に躊躇してこんな言い訳を用意するかも知れません。
そんな時には吉祥寺駅から徒歩5分水門通り吉祥寺シアター近くにある自販機がオススメ。今は無き学校から駅までも徒歩ルートで、JR高架線の近くの分かりやすい場所にある自販機。
水門通りの自販機には吉祥寺中道通り沿いにある店「モンタナ」のドライカレーも1100円で販売しており、餃子以上に手抜きが出来て100円安いカレーを目の前に母親もどちらにするか悩む事でしょう。
④中道通りモンタナ前
「笠原さんとタクシーで東急百貨店に行ったから、みんみん餃子買って来なかった」母はフライパンで餃子を焼くのが億劫に思ってこんな言い訳を用意するかも知れません。
そんな時には東急百貨店近く中道通り沿いにあるカレー専門店モンタナ前にある自販機がオススメ。
水門通り自販機と同じくモンタナのドライカレーも一緒に販売しており、どちらも美味しそうな写真ビジュアル。料理が嫌いなウチの母は焦げ目が目立たないカレーに食指が動く事でしょう。
ちなみに8年ほど前に母の焼いた餃子がこちらです(´・ω・`)
吉祥寺ハモニカ横丁「みんみん」のメニューとお持ち帰り餃子
「みんみん」は、創業1973年の中華料理店、吉祥寺駅前のハモニカ横丁という少々分かりづらい細い路地にありますが、地元の人々に長年愛され続けている人気店。
休日や時間帯によっては行列も発生する「みんみん」自販機購入も良いですが店で焼いた餃子は、料理の嫌いなウチの母では再現不可能。
カウンターに座り大きな鍋と強い火力を目の前にすると食欲も一層増してきます。
~メニュー~
餃子 590円
餃子ライス(スープ・ザーサイ付) 890円
あさりチャーハン(スープ・ザーサイ付) 820円
中華そば 800円
ワンタン 740円
ワンタンメン 850円
チャーシューメン 970円
ライス・小ライス 250円 ・ 200円
※大盛100円増し(税込)
定番メニューの「中華そば」は醤油ベースのシンプルなスープで麺は中太の縮れ麺やや柔らかく懐かし系の味、トッピングのワカメが良い食感。
人気の組み合わせは餃子(5個)とあさりチャーハンしっとり系のチャーハンにはプリプリのあさり入り。
ザーサイ・グリーンピースが添えられている昭和系チャーハンは、食べていくと見た目以上のボリュームで食べ応えあり。
チャーハンについてあるスープは野菜タンメンのスープという感じでクオリティ高め
餃子の皮は厚めでモチモチしている皮はクセになる食感、中の餡は野菜たっぷりニンニク少なめのあさりチャーハン同様に食べ応えある一品。
肉汁がたっぷりというより、野菜の甘味や旨味が口に広がる餃子です
餃子のタレは醤油にラー油と酢を混ぜ合わせる人が多いかと思いますがウチの母は醤油のみ、なぜなら家には醤油とソースしか置いてないからです。
会計は外のテイクアウトスペースで行います、お持ち帰り餃子は5個入り生餃子が580円と焼餃子より10円お得、そしてふたつ(10個)購入すれば自販機より20円お得、焼餃子は少し時間がかかりますが生餃子であればすぐに持ち帰れます。
焼き餃子狙いで店に行ったら行列の長さにウンザリして、餃子のテイクアウトを断念したウチの母と笠原のお母さんの姿が目に浮かびます。
僕は母に真っ黒餃子を焼いてもらってX(旧ツイッター)に投稿しようと思い生餃子を購入しました。
ですが家のガス台は壊れて使用出来なく、料理の嫌いなウチの母が使う冷蔵庫には「チーかま(右)」しか入っておりませんでした(ノД`)ミンミンオイシー
みんみん
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
電話:0422-22-5015
営業時間:11:30~20:00
定休日:木曜