だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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江ノ島最奥部にある怖い「岩屋の洞窟」への行き方は下道で近道がオススメ

日雇いバイトの梅ちゃん(あだ名)は競馬で大儲けして海の近くにある家に住むのが夢、同じく日雇いバイトのタイゾー(あだ名・彼女いない歴51年)は競馬で大儲けして日本征服するのが夢。
「あいつとは夢のスケールが違う」と勝ち誇るタイゾーを小バカにした表情で眺める梅ちゃん
海が大好きな梅ちゃんと原始人っぽいルックスで洞窟が似合うタイゾー、そんな2人を思い出しながら訪れた先は江ノ島信仰発祥の地で龍神伝説がある「岩屋の洞窟」なのでした。
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〈目次〉

江ノ島岩屋洞窟への最短コース

岩屋の洞窟は江ノ島の最奥部にあり弁天橋を渡って瑞心門から山の頂上を目指すコース(イラストマップ赤色の道)が一般的なルート。
f:id:earth720105:20230808081149j:imageイラスト引用先:境内案内 | 【公式】日本三大弁財天・江島神社

一般ルートだと途中に見どころスポットがたくさんあって疲れてしまい、岩屋まで行くのを断念する人も多いかと思われます。

弁天橋の中腹から岩屋洞窟手前までをつなぐ遊覧船 「べんてん丸」 なら10分程で岩屋まで行ける最短コースですが、平日は12:00(土日祝は11:30)からの運行で、海の状況で欠航になる事も多い不定期便。
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岩屋洞窟目当て&遊覧船欠航日であれば、瑞心門の右手にある下道(したみち)の利用がオススメ、階段を登らずに奥津宮手前までショートカット出来ます。
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下道は住民の方々や配達業者が車やバイク等で移動出来るように整備された道で、江の島に住みたい梅ちゃんもここを通って行く事は間違いなし。
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緩やかな坂道は所々に見晴らしの良い場所があります
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梅ちゃんは海岸沿いの道をサーフボードを携えながら自転車で走るのが夢f:id:earth720105:20230808083502j:image

今週末も馬券を買って江ノ島に家を持つ夢に近づいて欲しいものです
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孤独のグルメにも登場した中村屋羊羹店と魚見亭の江ノ島丼

下道の出口の目の前は創業121年の老舗店「中村屋羊羹店」で、ココの突き当たりを右手に進むと岩屋洞窟へと向かう御岩屋通になります。
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明治三十五年、当家三代目中村助次郎が、島の岩場一面に、見事付着する海苔に思いつき、弁天様を御信仰なされるお客様方の「おみやげ」として当時島内は立地条件上非常に困難なところでしたので、商人の仲介で、東京のお菓子屋に、海苔の入った羊羹を製造してもらい、それを送っていただき、一本一本切りながら、「弁天海苔やうかん」と名付けて、岩屋参道名勝「山二ツ」のところで販売いたしたのが、起源であり、元祖海苔羊羹幣舗の創業であります。
引用先:中村屋羊羹店 | 江ノ島名物 元祖海苔羊羹

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孤独のグルメ1巻で江ノ島を訪れた五郎ちゃんが食べるのは名物の古代女夫饅頭
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タイゾーだったら店頭のレトロなセクシーなモノクロ写真にハァハァ…
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少し先には同じく五郎ちゃんが訪れ江ノ島丼を食べた「魚見亭」があります
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人気のメニューは江ノ島丼(1050円)と生しらす丼(1200円)
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創業140年を数える老舗「魚見亭」潮風を浴びながら味わえるのは、創業当初から受け継がれる秘伝の味。定番の名物「江ノ島丼」はお客様に愛され続けている逸品です。時間ごとに表情を変える海や山々の眺望を楽しみながら、新鮮な海の幸をご堪能ください。
引用先:江の島 魚見亭 創業140年

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江ノ島丼とは鶏肉の代わりにサザエが入った親子丼(´・ω・`)
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作中で五郎ちゃんはサザエのつぼ焼きと一緒に注文してサザエダブリになってしまいます
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中村屋羊羹店と魚見亭の途中にある龍恋の鐘は、江の島に残る「天女と五頭龍」の恋物語にちなんで造られたもので、多くの恋人達がここで鐘を鳴らしフェンスに南京錠をかけるラブ度高めの場所。
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先日誕生日を迎えたタイゾーは彼女いない歴が51年に更新されました(´・ω・`)
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江ノ島の怖いディープゾーン「岩屋の洞窟」

江島神社の起源でもある岩屋洞窟は、かつては落石の危険があるとされ昭和46年から20年以上閉鎖されておりましたが、藤沢市によって補修されて平成5年に再開し現在に至ります。
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近年では台風21号の被害により平成29年10月から翌年の4月まで閉鎖されておりました。
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海の近くの家と言えば聞こえがイイですが、台風や地震の時はたまったものではありません。。家は潮風でベタベタで所持品はすぐに錆サビ状態、山育ちの梅ちゃんはそこら辺が分からないのでしょう。
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そして職場で作業中に空のダンボール箱を天井近くまで積み上げて悦に入っているタイゾー
f:id:earth720105:20230808205720j:image【イメージ画像】引用先:段ボールの作り方 空箱編 : 倉庫内作業の基礎知識

そんなダンボール箱も波がやって来たら総崩れになってしまいます(´・ω・`)
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岩屋の洞窟は6000年程前から断層に沿って波が掘り進んで出来たもので、第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)があり、入場料は大人500円。
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平成7年頃だったでしょうか…初めて岩屋を訪れた時にパネルのイラストが昭和全開で怖くなった思い出があります、多分閉鎖前にあったイラストがそのまま20年の時を経て再展示されたのでしょう。
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現在はリニューアルして平成仕様のイラスト
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お化け屋敷みたいな雰囲気ですが、猛暑の真夏日にはヒンヤリした空気がありがたい限り。
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第一岩屋は入口で灯籠を貸し出して貰えるのですがおかげでスマホ写真が片手撮りになってしまい写真がボケボケ(x_x)
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ここら辺が上からポタポタ水が落ちきて洞窟らしさが感じられる場所ですがダメダメ写真…インスタ狙いの皆さんは灯籠の貸し出しをお断りするのがオススメ、洞窟内にも照明があるので灯り無しでもさほど困りません。
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洞窟の奥はさらに続いておりますが人が通るのは無理っぽそう…そんな怖さ全開の穴は地獄穴と呼ばれており富士山嶺の氷穴内部と繋がっていると言われております。
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「そんな遠くまで繋がっている訳は無い」と文句を垂れる梅ちゃん
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「あいつは大自然のロマンが理解出来ない」と文句を垂れるタイゾー
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一度外に出て海沿いの橋を渡り第二岩屋へ向かいます
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江ノ島岩屋の洞窟は怖いと感じる人もいれば、神秘的な雰囲気を楽しめる人もいる事でしょう、そして洞窟出口からは眺める海は開放的な気分になれます。
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第一岩屋に比べ歴史を感じる石仏や石碑が無い分、アトラクション的演出で誤魔化そうとする第二岩屋。
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~天女と五頭龍(江の島生まれの伝説)~
昔鎌倉の底なし沼に五つの頭をもつ悪龍が住み村人を苦しめていました、子供をいけにえに取られることからこの地を子死越と呼んで恐れられていました。
そんなこの地にある時天女が現れ雲が晴れると海上に一つの島が出来ておりこれが現在の江の島との言い伝えです。
天女の美しさに魅せられた五頭龍は結婚を申し込みますが悪行が止むまではと断られてしまいました。
その後心を改め結婚することができたと言われています、この伝説の天女が江の島に祀られている弁財天といわれ、五頭龍が龍口明神社として鎌倉市腰越に祀られています。
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タイゾー「彼女いない歴は順調に更新中」(`Д´)ガオー

江の島岩屋
住所:神奈川県藤沢市江の島2
H.P.:https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/17.html
料金:大人500円
営業時間:9:00~17:00(季節によって異なります)
定休日:年中無休(荒天時閉鎖・開洞時間変更あり)