だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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トキワ荘通りにある「昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)」でレトロな池袋のジオラマを写真撮影

「御朱印ガール(あだ名)」は豊島区在住で、かつては銀座の化粧品会社に勤務しており、僕が勤めていた会社に無理難題を押し付け火をつけ、それを自ら消して成果を挙げる自作自演のマッチポンプ的な女性でした(当時40歳)。
あれから20年経った現在、彼女はインスタ投稿に夢中になっており、この前は近所のトキワ荘通りにある昭和レトロ館に行ったみたい。
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インスタ投稿にはこんなコメントが添えられておりました

そして、近くにできた.…初の#昭和レトロ館 昭和の暮らしが感じられる展示や、豊島区池袋駅前など昔懐かしい街並みを再現したジオラマ展示がありましたー。
今、昭和がまた盛り上がってますよね。我々世代には懐かしいけれど、 Z世代の方々には、新鮮なんですよねー。なんか嬉しいな

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Z世代って言ってもマジンガーZの事じゃナイからな(`Д´)ノガオー

〈目次〉

昭和レトロ館へのアクセス

「昭和レトロ館」は昭和20年代にトキワ荘通りに建てられた味楽百貨店をリノベーションした建物、昭和時代を紹介する無料の文化施設で正式名称は「豊島区立昭和歴史文化記念館」です。
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場所はトキワ荘マンガミュージアムのすぐ近く
f:id:earth720105:20230730184646j:image画像引用先:トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)【利用案内・地図】|豊島区公式ホームページ

西武池袋線「椎名町駅」「東長崎駅」から徒歩13分と両駅の真ん中辺りにあり、僕は御朱印ガールの自宅最寄り駅の東長崎から敵陣に乗り込むつもりで向かいました。
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駅前の商店街の長崎銀座を歩いているとあの頃を思い出します
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社内で社長は「あんな小娘(ちなみに当時40歳)ひねり潰してやるよ!」と威勢のイイ事を言っておりましたが、いざ御朱印ガールの前に行けば「ご‥ご機嫌うるわしゅう」の手揉み状態。。
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そして御朱印ガールは「御社のお偉いさんはお気楽ね」と文句ばかり、そんな小娘も今となっては60歳オーバーで月日の経つのは早いものです。
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味楽百貨店はかつて1階に複数の店舗がある商業施設で2階がアパートになっている建物で、先にはトキワ荘に入居していた漫画家達に愛されたラーメン店「松葉」があります。

「昭和レトロ館」は入場無料でジオラマは必見

昭和レトロ館内の展示スペースは全て撮影出来ます

入場無料の施設ですが1階の「マンガピット」のみ有料(大人500円)
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向かいにある「マンガナイトBOOKS E Gallery」は展示に合わせた書籍を中心に販売しています。​
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2階はトキワ荘マンガミュージアムを彷彿とさせる、当時の間取りや設備を再現したスペース、そして各部屋にあるジオラマは昭和の池袋を知っている人達にとっては、懐かしさに浸れる事間違いなし。
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ジオラマの想定時期は昭和40年代前半で、御朱印ガールが文字通りガールだった頃。こちらのジオラマは現在のHareza池袋の辺りにあった旧豊島区役所(左)・豊島公会堂 (中央)・ 旧豊島区民センター(右)。
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昭和40年代前半の池袋駅東口をイメージしたジオラマの主役は8階建ての西武百貨店、駅前の停留場には都電が停車しトロリーバスやタクシーが行き交っておりました。都電の17系統は池袋駅~数寄屋橋の路線、20系統は池袋駅前~神田須田町の路線、トロリーバスの102系統は池袋駅から新宿・渋谷を経由し品川駅までの路線でした。
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池袋駅西口周辺のジオラマは、東武百貨店池袋店が開店して間もない頃の昭和30年代後半をイメージしたもので、新築の鉄筋コンクリート造建築の前には木造の建物が対照的。戦後の池袋駅周辺は東口・西口共に一般商店とヤミ市が展開しており、終戦後の物資不足のなかで都市に暮らす人々の日常生活の一端を支えていました。
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物資の統制が撤廃され、世の中が落ち着きを取り戻すと、東口は1952年頃までにはヤミ市の撤去と駅前整備が一段落。一方の西口は東口に遅れること約10年、1964年頃に駅前整備が終了して現在の池袋駅西口の景観に近づいていくことになります。
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人世横丁ジオラマ

人世横丁は、戦後から2008年(平成20)まで豊島区東池袋一丁目12番街区にあった酒場のことで、1972年(昭和47)頃には50軒程度の店が営業していました。 名称の由来については、横丁のすぐそばに作家三角寛が、 1948年(昭和23)に創設した映画館である人世坐があり、それにちなんで名づけられたという説が有力です。このジオラマは、取り壊される直前の人世横丁の街並みを再現したものです。

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勤めていた会社は広告代理店だったせいか、マスコミの主催するパーティーが多く、社長や部長は浮かれてパーティーに参加するのが大好きでした。
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1週間位前からあーでもないこーでもないと言いながら、皆で当日のパーティー会場に乗り込みますが
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周りの人達から「やり方古いんだよ」とバカにされていた会社だった事もあり、会場内で話しかけてくれる人は皆無。
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仕方なしに社長を先頭に皆で並びながら会場を練り歩いていたそうです
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その姿を見た御朱印ガールが、後日僕の前で「また御社のお偉いさんが大名行列していたわよ」と嘲弄する始末。
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「会場で私に話しかけない様に言っておいて!」御朱印ガールのキツい一言は正直に言うへきかどうか悩んでしまいます。
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そんな僕の心配をよそに今夜も部長は領収書を使って会社のお金でタダ飲み…どんだけ人のお金でお酒を飲むのが好きなのでしょうか??(´・ω・`)
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神田川周辺 (イメージ) ジオラマ

1973年(昭和48)に発売された南こうせつとかぐや姫によるフォークソング「神田川」は、 作詞者の喜多條忠氏が早稲田大学在学中に恋人と神田川近くのアパートで暮らした思い出を歌詞にしたもので、若者に支持され大ヒットしました。

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山本高樹氏が制作したこのジオラマは、 実際の街並みを再現したものではなく神田川の歌詞の世界観を表現したもので「赤いてぬぐい」をマフラーにした若い女性、「横丁の風呂屋」「二十四色のクレパス」「三畳一間の小さな下宿」などのモチーフが見られます。 昭和30~40年代生まれの方々にとっては、懐かしさを感じられるジオラマではないでしょうか。

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女湯を覗く少年達が社長と部長の子供時代に思えて仕方ありません。
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ジオラマの隣部屋には昭和40年代を模したレトロ空間、味楽百貨店の2階はアパートとして利用されておりトキワ荘同様にバス・トイレ無しの和室6畳間。
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この部屋の写真をインスタ投稿した御朱印ガールに「あんな会社を離れて自分にしか出来ない事をやりなさい」と叱咤激励された事もありますが。
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僕は既定路線のまま進み会社は倒産し数回の転職を経た後に、現在は日雇い仕事に励んでおります(x_x)
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トキワ荘マンガミュージアムの特別企画展

トキワ荘マンガミュージアムではデビルマン×マジンガーZ展が開催中だったので覗いて見ました(マンガミュージアム見学料:大人500円)
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2022年マンガ家#永井豪先生によって生み出された漫画界の金字塔 「デビルマン」「マジンガーZ」 がともに生誕50年
永井先生のサイン発見
しかも、ご自身のイラストも
キューティーハニーも、先生の作品ですね
生原稿は、やっぱり凄い迫力でした!

(御朱印ガールインスタ投稿より抜粋)

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Z世代と言ってもマジンガーZじゃナイからな(`ε´)ノ
そしてお前はデビルウーマン(`Д´)ノ

昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)
住所:東京都豊島区南長崎3-4-10
電話:03-3565-6991
H.P.:https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/showaretro/showaretro.html
入館料:無料(一部有料エリアあり)
営業時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)