だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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江ノ電1日フリーパス「のりおりくん(800円)」の元を取るため4回(鎌倉高校前・江ノ島・稲村ヶ崎・長谷)での途中下車

仕事が無くてみんな仲良く仕事を干され、一足早くから連休になってしまった職場の日雇い連中の皆さん。
休日は大混雑の江ノ電も平日なら人混みも少ないだろうと江ノ電1日フリーパス「のりおりくん(800円)」を購入して沿線の観光スポットを散策したのですが、やっぱりそれなりに混んでおりました。(写真は鎌倉高校前踏切)
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〈目次〉

江ノ電最前列ゲットは早めの時間で藤沢駅から

のりおりくんは800円で江ノ電の初乗り料金は200円、元を取って尚且つ得した気分になる為には「200円×4回+1回」で最低4つの駅で途中下車しなければなりません。仕事を干されお金の無い僕は、拝観料が発生する鎌倉大仏や沿線のしらす丼の店はスルーして、無料スポットのみに照準を絞って訪問しました。
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江ノ電は鎌倉駅からの乗車(上り)か藤沢駅からの乗車(下り)で迷いましたが、江ノ島の風景を背にして走る下り列車の方が混雑も少ないだろうと思い藤沢駅へ、駅南口からデッキで繋がる小田急百貨店の2階にあるのが江ノ電藤沢駅。
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朝の9時ジャストに自動券売機で「のりおりくん」を購入し、平日早めの江ノ電最前列狙いを試みます。
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現在江ノ電は10形・20形・300形・500形・1000形・2000形と6種類の車両で運行しております(写真は稲村ヶ崎駅で停車する20形と1000形)。
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平日の早い時間を狙ってゲットした一番前の席は簡易座席のロングシート
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全面展望座席だと隣をファミリーに占領されてしまう恐れが多いにあるので、ぼっちの僕にとってはロングシートの方が精神的に楽でしょう。
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江ノ電は藤沢駅を出発、線路は高架となっており隣の石上駅の手前から地上になります、高架にしたのは東西に通っている都市計画道路の鵠沼奥田線に踏切を設置しない事情からだそうです。
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鵠沼駅を過ぎれば境川、江ノ電にとってこの境川鉄橋はかなり重要な橋で、単線運転4両編成の車両を切り替えるには鵠沼駅と境川までの距離では短くて足りません。
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なので橋の上で線路の切り替えが出来る構造になっており、線路が微妙にカーブしている橋の上。
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まぁ…江ノ島・鎌倉の名所に比べれば境川鉄橋なんぞはマイナースポットで、江ノ島駅まではつまらない景色が続きます。
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江ノ電の本社があり路線の代表的存在の江ノ島駅、鎌倉と藤沢に続いて乗降人数の多い駅だと思って調べてみたのですが、1位が藤沢・2位が鎌倉・3位はなんと七里ヶ浜で4位が江ノ島でした。
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江ノ島と腰越間には併用軌道(道路上を走る区間)があり路面電車の風情を楽しめる区間。
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更に普通鉄道としては日本一の急カーブ(R28)がある区間で、減速しながらS字カーブを走り抜けていく4両編成の江ノ電。
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そして腰越駅ホームは短くホームからはみ出て停車するので鎌倉方面の1両はドアが開きません。
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路面区間を過ぎれば専用軌道に戻って民家スレスレ区間となります、地元の方には見慣れた風景なんでしょうけど、こんなに電車と人・家・車が接近しているのは怖い気もするのですが。。
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そんな僕の心配をよそに江ノ電は皆の知る代表的な海の見える区間に突入。
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上り電車だと江ノ島が見える景色を前に見ながらの最前席だと思うとチョイと残念
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スラムダンクの聖地撮影は「腰越ラッコ公園」が穴場

見学や撮影をする際には車道や線路内には絶対に入らないようにしましょう

1990年から6年間少年ジャンプに連載されたバスケットボール漫画「SLAM DUNK」現在も日本国内はもちろん世界中(特に中国)に熱狂的なファンが多く現在でも高い人気を誇るスラムダンク。
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アニメ版のオープニングに登場する踏切が鎌倉の江ノ電に実在し、訪れるファンが後を絶ちません(特に中国からの観光客)。
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場所は江ノ電「鎌倉高校前駅」の改札を出てすぐの場所にあり、いつも人だかりが出来ているのですぐに分かります。
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江ノ電は昼間上り・下り共に12分に1本の間隔で運行しており、踏切警報機の音がチンチン鳴ればギャラリーのテンションはマックス。そんなシチュエーションにドン引きする人は、線路脇の高台にあり比較的空いている腰越ラッコ公園からの撮影がオススメ。
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ラッコ公園のデメリットはアニメオープニングとは違うアングルになってしまう事
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そして踏切前のヴァカが写り込んでしまう事
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僕も含め本日仕事を干された職場の皆さんは昭和40年代生まれなので、スラムダンク世代よりは若干年上、当ブログに頻繁に登場するゴーヒーは昭和44年、梅ちゃんは昭和46年、タイゾーは昭和47年生まれ。
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拝観料無料「龍口寺」の見どころは五重塔と仏舎利塔

レトロっぽいデザインの車両10形に乗って江ノ島駅まで戻りました
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前出の江ノ電急カーブ地点にある拝観料無料の龍口寺はかつて刑場のあった場所
法華経を唱えることで国家安泰を説いた日蓮聖人の活動に反感を持つ鎌倉幕府は、日蓮聖人を捕えここで処刑しようとしますが直前に江の島の方から光の玉が飛んできて、斬首役人は慄きひれ伏し処刑は中止になったそうです。
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龍の口刑場で処刑を免れた者は歴史上、日蓮聖人以外誰もいないと言われ、境内には連行された日蓮聖人が一晩を過ごした土牢が現在も残っております。
 日蓮聖人の死後に直弟子だった日法上人自ら刻んだ日蓮像を安置する為に堂宇を建立、これが龍口寺の始まりと伝わっております。
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1984年から11年間少年ジャンプで連載された「ドラゴンボール」が大好きなタイゾーは、クリリンと同じツルツル頭で彼女いない歴51年の喪男。
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かながわの建築物100選にも選ばれている五重塔は1919年(明治43)に建立、初層から四層の24面には日蓮上人一代記の彫刻が彫られており、クリリン信者のタイゾーも納得の歴史ある建造物。
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ちなみにタイゾーはドラゴンボールでは天界と下界を結ぶカリン塔がお気に入り、上までたどり着けたものは神様によって力を何倍にもすることができる伝説がタイゾーの心を捉えて離さないのでしょう、仏舎利塔の上にあるのはタイゾーにとってはドラゴンボール。
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稲村ヶ崎公園は江ノ島・富士山ビュースポット

江ノ電が海岸沿いを離れると稲村ヶ崎駅はすぐ近く
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駅から徒歩5分の場所にある稲村ヶ崎公園は、七里ヶ浜や江ノ島そして富士山が見える景勝地で、海に突き出た岬からの眺望は抜群。

1979年から12年間少年ジャンプで連載された「キン肉マン」が大好きなゴーヒーは、富士山麓に建設されたトーナメントマウンテンを舞台にした「夢の超人タッグ編」が特にお気に入りで、キン肉マングレートは初代のカメハメしか認めないカメハメ信者。
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現在は七里ヶ浜の砂浜の回復により台風等による被害の低減を目指す養浜工事中で、現在は重機が富士山の前に見えるイマイチの眺望。

続編のキン肉マンⅡ世で万太郎とタッグを組み、三代目キン肉マングレートを名乗ったカオス・アヴェニールについて昭和世代のゴーヒーはどう思っているのでしょうか?
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極楽寺坂切通しにある星の井

最後は長谷駅で途中下車、拝観料のかかる鎌倉大仏や長谷寺の有名スポットはスルーして極楽寺方面に向かいます。
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鎌倉七口のひとつである極楽寺坂切通しから見える由比ヶ浜、1984年から6年間少年ジャンプで連載された「北斗の拳」が大好きな梅ちゃんは、世紀末救世主伝説として海を渡り修羅の国へ向かうのはケンシロウでは無くラオウの方が良かったと言い張るラオウ信者。
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星の井(ほしのい)
この井戸は鎌倉十井のひとつで、星月夜の井や星月の井とも呼ばれています。昔この井戸の中に昼間も星の影が見えたことから、この名がついたといわれています。
奈良時代の名僧行基は、井戸から出てきた光り輝く虚空蔵菩薩の化身と思い、お堂を建て祀った伝説もあります。井戸の水は清らかで美味だったので、昭和初期まで旅人に飲料水として売られていたそうです。

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南斗の六聖拳の中で最弱の呼び声が高いシンなんぞに胸に北斗七星の傷を負わされたケンシロウは雑魚、ラオウは心のどこかで自らの暴走を止めて欲しい負い目があった為に、最後の戦いでケンシロウに負けたと持論を語る梅ちゃん。
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由比ヶ浜駅を過ぎれば江ノ電の車窓はまたもやつまらない景色となります。
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そして終点の鎌倉駅ホームに滑り込む江ノ電
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鎌倉駅ホームには青春ブタ野郎シリーズのスタンプラリーのポスターがありました
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かつて少年ジャンプ好きだった3人(タイゾー・ゴーヒー・梅ちゃん)もオヤジになった今では美少女漫画が大好き(・∀・)ノ