1997年にフジテレビの看板ドラマ枠「月9」で放送された「ビーチボーイズ」月9ドラマでは珍しく男性同士の友情を描いたストーリーは高視聴率を記録し、W主演の反町隆史・竹野内豊のブレイクにもなった作品。
当時一世を風靡する象徴だった2人、ドラマ内でワイルドで明るい反町(広海)派か、インテリでクールな竹野内(海都)派か世の女性はどちらが好みなのか?と分かれる風潮に、それに伴って世の男性が自分はどちらのタイプか?と勘違いする風潮に。。
画像引用先:めざましmedia | “好き”でつながる
ちなみに当ブログで最多登場人物の日雇いバイトの「梅ちゃん(あだ名)」は竹野内派(本人談)
ビーチボーイズOPでメッセージボトルに写り込む広末涼子のシーンを見て、職場で雰囲気の似た女性(彼女も日雇い)に広末涼子を重ね合わせて恋心を抱く梅ちゃんはForever Love(・∀・)
画像引用先:【TVドラマOP】 Beach Boys ビーチボーイズ - YouTube
〈目次〉
- 内房線の九重駅前にはタクシー乗場はありません
- ビーチボーイズロケ地「布良(めら)海岸」の最寄りバス停は布良崎神社
- 民宿「ダイヤモンドヘッド」があった布良海岸
- ビーチボーイズの民宿をカフェとして再現した「喫茶ダイヤモンドヘッド」
内房線の九重駅前にはタクシー乗場はありません
ネットでビーチボーイズロケ地探訪のサイトを見ていると皆さん車で訪れております、ドラマでは反町(宏海)は車で竹野内(海都)は電車・タクシーで海にやって来ます、ここは竹野内派の梅ちゃんを見習って電車でのアクセス。
JR内房線「九重駅」は竹野内(海都)が最初に降り立ったところであり、ラストは反町(宏海)との別れになった場所でもあります。
残念ながら2007年に駅舎を改装して当時の面影はありません
加えてドラマでは駅前からタクシーに乗る竹野内(海都)ですが、現在タクシー乗り場はありません、駅前ロータリーでお婆さんが花壇の手入れをしているだけ。
そして地方特有の歩道が滅茶苦茶狭い道、徒歩でロケ地海岸まで行くなんざとても無理ゲーなので隣駅の館山へ移動しました。
ビーチボーイズロケ地「布良(めら)海岸」の最寄りバス停は布良崎神社
「布良崎神社バス停」は館山駅東口からJRバス関東「安房白浜行き」乗車で料金490円・所要時間24分
ですがバスは1時間に1本あるか無いかの運行本数(左側が安房白浜行きの時刻表)
時間が合わずに仕方なくタクシーを利用して、かつてビーチボーイズロケ地だった布良海岸に向かいましたが
貧乏な僕は料金メーターが3000円を超えた時点(赤ピンの場所)で途中下車…布良海岸まで乗っていったら5000円オーバーは確実だった事でしょう。。
バスで20分ちょっとの場所なのに、何でタクシーだと5000円もかかるのでしょうか??恐るべし田舎道(´・ω・`)
仕方なくテクテク歩いていく僕…しばらくして案内板に布良の文字が見えてホッとしました。
ようやくたどり着いた「布良崎神社バス停」階段を降りた海岸方面には市の指定有形文化財の小谷家住宅、そして布良海岸はバス停から5分程歩いた場所。
バス停の目の前には「キャンプマナビス」という名のキャンプ場
かつて洋画家の青木繁が布良を訪れ、漁業を営む小谷家に2ヶ月ほど滞在した時に生まれた作品の海の幸、小谷家はこの絵画の制作に関わった家なのです。
入館料が有料(300円)だったのでスルーして無料の布良崎神社で参拝しました
民宿「ダイヤモンドヘッド」があった布良海岸
車で行くのも歩いて行くのも難儀な布良海岸ですが、放映中に場所が大っぴらにバレたら大変な事になるので、敢えて隠れ家的な場所をロケ地にしたのかもしれません。
黒い建物の「カフェ九雲」を先に進めば、かつてのロケ地で民宿ダイヤモンドヘッドのセットがあった布良海岸はすぐ近く。
この切通しはテレビで見た事があります、この先が反町(宏海)と竹野内(海都)が車にしがみつきながら海に落ちた坂道がある筈。
ありました!梅ちゃん歓喜のForeverな坂道!梅ちゃんも職場の反町派ゴーヒー(彼も日雇い)と一緒にココへ来ればイイのに。。
そして撮影セット「ダイヤモンドヘッド」があった場所は、現在公衆トイレになっており情緒も何もあったもんじゃありません。
そして少し先には別荘らしい豪邸がありますが、何故ゆえに台風や津波の被害を考慮せず、こんな海のそばに建てたのでしょうか??
♪梅は今日も~(日雇い仕事で)歩いてる~♪
そしてかつて教師を目指していた梅ちゃんなら絶対指摘するでしょうが、車は物理的にはずっと海岸沿いの砂浜に落ちて行く筈なのです
ですがドラマでは90度曲がって海の方向にそして海の中にドボン(´・ω・`)
何故こうなったのかゴーヒー(反町派)と梅ちゃん(竹野内派)で、車にしがみつきながらココで試して欲しいものです。
そしてドラマでは反町(宏海)と竹野内(海都)はココに落ちるのですが
ゴーヒーと梅ちゃんは人生の転落地っぽいこの場所に落ちて欲しいものです。
♪オレは~ここに~いるさ~♪
ビーチボーイズの民宿をカフェとして再現した「喫茶ダイヤモンドヘッド」
営業日は土・日・月の週3日間だけ
布良海岸(ドラマでは潮音海岸)の民宿ダイヤモンドヘッドはドラマ終了後に解体されましたが、館山駅から2つ隣の千倉駅より徒歩20分の場所にカフェとしてそっくりに復元されております。
ドラマ内で反町(宏海)が乗っていたルノー4(キャトル)のナンバープレートは「ひ63」とドラマと同じ番号。
店内は放映当時に描いたダイヤモンドヘッドの見取図やスタッフの集合写真そしてドラマで使用された服が展示されており、さながらビーチボーイズ資料館。
~メニュー~
・広海のスタミナチャーシュー丼 750円
・渚2号醤油ラーメン(竹岡風の醤油ラーメン) 650円
・真琴のケチャップ風味ナポリタン 650円
・海都の海の家風焼きそばウスターソース味 500円
・ハワイ暮らしで培った勝社長のスパムおにぎり 200円
チャーシュー丼(750円)は量が多く食べ応えあり、ランチ連食上等のやや大食いな僕が「お腹いっぱい…」となってしまう量なので、小食の方や女性はレディースサイズ(650円)をオススメ。
トロトロチャーシューがたくさんそして脇役ながら微妙な食感がご飯に合う千切りメンマと角切りタマネギ
丼はドラマで使われていたものと同じデザインの丼らしく、オーナーさんのビーチボーイズ好きっぷりには脱帽。
布良海岸にロケ用で作った民宿ダイヤモンドヘッドを元に、2009年にオーナーさん個人が再現して建てたもので、至る所にドラマを思い出す内装。
梅ちゃんもショートカットでボーイッシュな雰囲気の職場のヒロスエ(彼女も日雇い)とココへ来て、彼女に真琴ナポリタンを注文してあげればイイでしょう。
でも口が悪くて文句ばかり言う職場のヒロスエは「何だよ!普通のナポリタンじゃん!」と言う可能性は大いにあります(´・ω・`)
そして梅ちゃんは2階に展示してある(2階は立入りNG)広末スカートを職場のヒロスエに履かせようとハァハァして嫌われる事でしょう。。
♪何があっても(日雇いで)変わらないさと~あの時言った言葉がかすれても~ひとりでも~♪(>_<)
カフェ・ダイヤモンドヘッド
住所:千葉県南房総市千倉町瀬戸2875-4
電話:0470-40-0234
H.P.:http://cafe-dh.sakura.ne.jp/
営業時間:11:00~15:30(L.O.)
定休日:火曜日~金曜日
アクセス:JR内房線「千倉駅」徒歩20分
駐車場:有(約10台)