だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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彦根城見学はひこにゃんを見て(無料)博物館を見学(500円)して所要時間90分がオススメな4つの理由

正月になるとかつての職場にいた日雇いバイト「惚れオヤジ(あだ名)」を思い出してしまう僕。
惚れオヤジは職場で気に入った女性がいると会社の番頭格のおっちゃん(社員)に相談して、便宜を図って貰う手口を得意としておりますが、毎回連絡先の交換すらままなりません(´・ω・`)

今でもおっちゃんと固い主従関係で結ばれており、そして女性と縁が無い彼を思い出して訪れた先は、滋賀県彦根市のシンボルでもあり国宝の彦根城。
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ちなみに惚れオヤジはゆるキャラグッズを女性にプレゼントして気を引く手口も得意技です
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〈目次〉

彦根城の歴史

家康の天下統一を全力で支えた功臣の井伊直政は、関ヶ原の戦い後に敵軍だった石田三成の旧領である近江国佐和山の藩主となり彦根城を建設、しかし築城途中の2年後に関ヶ原の戦いの時に受けた鉄砲傷が悪化して死去、42年の短い生涯でした。
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直政の死後に彦根城が完成すると、佐和山藩は廃藩となり新たにこの地は彦根藩となります。
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直政の子孫は幕府の大名筆頭格として代々要職に就き、一度も転封が無く代々彦根藩主を務めます。西国の武将に対する監視と京都の防衛の為に、井伊家を彦根から国替えする訳にはいかなかったのでしょう。
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明治時代になって多くの城が壊されましたが、彦根城の天守は明治天皇の勅命によって奇跡的に残ります、城は井伊家から彦根市に寄付され天守・附櫓・多聞櫓が国宝となりました。
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そんな築城400年を超える現存天守の彦根城に魅力を感じて訪れる人達も多いかと思われますが、バリアフリー感覚ゼロの建物内部にウンザリ(x_x)
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理由①バリアフリー感覚無しの彦根城天守

彦根城拝観料
・入城券(彦根城・玄宮園)大人800円
・セット券(彦根城・玄宮園・博物館)大人1200円
・博物館大人500円

まず天守にたどり着くまでが山登り、石垣や櫓に興味のある前の歴女(勝手に想像)が颯爽と石段を登っておりますが、僕なんぞはヒィヒィ状態。。
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なかなか天守が現れてくれません…あと料金的にもここら辺は無料で気軽に上まで登れるようにして、天守入城時のみ有料でいいんじゃないでしょうか?
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やっとこさ見えてきた天守は国宝とはいえ姫路城あたりと比較すれば何だか賃貸アパートみたいな外観、そしてここから更にありえない位の急な階段が待っております。
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現存天守の内部は暗くて凸凹の多い床に躓きまくり(x_x)
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日雇い現場の階段を彷彿させるバリアフリー感覚ゼロな階段の手摺にしがみ付きながら登り
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ようやくたどり着いた最上階は土地勘が無いせいか何が何だか分からない眺望
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かろうじて琵琶湖だけは分かりました(´・ω・`)
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理由②「玄宮園」内の楽々園は評価の分かれる井伊直弼生誕の地

第4代藩主井伊直興が造営した玄宮園内にある数棟の東屋「楽々園」は、第13代藩主井伊直弼が生まれた場所でもあります。
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鎖国か開国かで揺れる幕末に大老としてアメリカとの通商条約調印を決断した人物、日本を開国に導いたと功績が讃えられる一方で、朝廷の意に背いて条約を調印し安政の大獄で反対派を弾圧した反動政治家とも評される井伊直弼。
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日本の歴史の中で彼ほど人の立場や時代によって、後世の評価が賛否両論分かれる人物は珍しいのではないでしょうか。
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そんな井伊直弼ゆかりの地「玄宮園(楽々園)」は一旦公道に出なければならない離れの場所にあり、よほどの直弼ファンでなければ「まっ‥見なくてもイイか…」となってしまう場所かもしれません。
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理由③「ひこにゃん」は年中無休で毎日3回出陣(所要時間30分)

時間
11:00~11:30・13:30~14:00・15:00~15:30
場所
彦根城天守前・彦根城博物館前冠木門(天候等により変更となる場合あり)
ひこにゃん出陣スケジュール
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表門前のお知らせで確認しましょう
※土日祝日の11:00~11:30には彦根城近くのショッピングモール「四番町スクエア」にも登場します
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雨天時対応で無料エリアにある博物館前冠木門での15時出陣を見学、時間ジャストに皆の「ひこにゃ~ん」の掛け声と共に登場、もう彦根城天守を遥かに凌駕する人気っぷり。
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刀でも持って大暴れするのかと思いきや意外と礼儀正しいひこにゃん
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そしてみんなの人気者ひこにゃん、惚れてる女性から連絡先を教えて貰えなかった腹いせに嫌がらせをする惚れオヤジも、少しはひこにゃんの愛嬌を見習って欲しいものです。
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当ブログでお伝え(写真を晒す)出来なくてホント残念ですが、女性に好意を寄せている時の顔がホントだらしない惚れオヤジ、今年は何人の女性に連絡先を渡すのでしょうか??
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相手にされなくて逆上し刀を持ち出してこない事を祈るばかりです(-人-)ナムナム
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理由④彦根城博物館は写真撮影OKで見どころがたくさん(所要時間60分)

ひこにゃんを見て博物館だけを見学(500円)するだけでも彦根城を十分堪能する事が出来ます、むしろ坂道を回避して悠々の見学の望むなら「ひこにゃん+博物館」は足腰に自信の無い方々にも十分にオススメできるコースです。
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冠木門横にある彦根城博物館は、井伊家に伝えられた美術工芸品や甲冑刀剣をはじめ茶道具・雅楽器など収蔵総数は約10万点を展示。
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撮影はOKですがフラッシュや三脚の使用はNG、歴史好きであれば見どころが満載で半日過ごしても飽きない位、一般人だと1時間位の所要時間でしょう。
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1584年(天正12)小牧・長久手の戦いで井伊直政は赤い甲冑を身に纏い長槍を使って敵を圧倒、その姿が「井伊の赤鬼」と言われ諸大名に恐れられました。以後彦根藩においては足軽に至るまで赤に統一、赤備えは幕末まで続きました。(写真は2代目藩主井伊直孝の所用と伝わる甲冑)
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1600年(慶長5)関ヶ原の戦いでは、当初は福島正則が先陣を切る予定となっていたにもかかわらず、井伊直政は徳川家康の四男、松平忠吉と共に抜け駆けで先陣を切ったとも言われております。
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惚れオヤジは甲冑よりも奥方が着てた着物にハァハァ
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そして女性を見ると誰かれ構わず好きになってしまう惚れオヤジ
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お殿さまプレイに憧れているそうです(´・ω・`)
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井伊直弼が所用したと伝わる花生けですが、惚れオヤジのせいでアダルトグッズに見えて仕方ありません。
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「僕の持っているモノに似てるね」とニヤニヤしながら言う姿が目に浮かびます
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江戸時代にこの場所に建てられた由緒ある能や狂言の舞台ですが、惚れオヤジのせいで踊り子さんが脱ぐ劇場に思えて仕方ありません。
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木造棟は江戸時代当時の藩主の生活が偲ばれる居間が数多くあります。
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ここは藩主がゆっくり寛ぐ「御亭(おちん)」という名の居間、惚れオヤジはここで藩主になりきって御亭丸出しで日光浴。
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気に入った女性がいればおっちゃん(将軍)に頼み込んで外堀から埋めて貰うのです。
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そして夜這い
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グッズも忘れずに持参
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惚れオヤジはそんな妄想をしながら「今年は彼女が出来ないかな~」と初日の出を眺めに出かけているのでしょうか?
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今年も多分連絡先を渡しても返信が来る事はナイでしょう
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そして逆上する惚れオヤジ「包丁持ってこい(`Д´)ノガオー」
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特別史跡彦根城跡

住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
電話:0749-22-2742
H.P.:https://hikonecastle.com/
公開時間:8:30~17:00
定休日:年中無休
料金:入城券(彦根城・玄宮園)大人800円/セット券(彦根城・玄宮園・博物館)大人1200円/博物館大人500円