だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


スポンサードリンク

篠ノ井線のスイッチバック駅「姨捨(おばすて)」の絶景眺望は日本三大車窓のひとつ

標高551mの山の中腹にあるJR篠ノ井線「姨捨(おばすて)駅」は、根室本線の狩勝峠(1966年に廃線)肥薩線の矢岳駅と共に「日本三大車窓」の1つに数えられており、駅ホームから見下ろす長野盆地(善光寺平)の眺望が素晴らしく1度は訪れてみたい場所。
f:id:earth720105:20231230090448j:image

そんな姨捨駅は日本でも希少なスイッチバック方式を擁する駅なのです。
f:id:earth720105:20231230090545j:image

そしてスイッチバックと聞くと何故か職場の彼女いない歴51年の日雇いバイト「タイゾー(あだ名)」を思い出してしまう僕(´・ω・`)

〈目次〉

なぜ姨捨駅にスイッチバックがあるの?

JR篠ノ井線は1900年(明治33)に中央本線と信越本線を結ぶ路線として開通しました、山岳鉄道の特徴がある施設も多くあり、姨捨駅のスイッチバック方式もそのひとつです。
f:id:earth720105:20231230103318j:image

冠着駅~姨捨駅~稲荷山駅は25‰(パーミル)の急勾配区間で、当時蒸気機関車への給水の為にこの区間内に駅を設置する事になりましたが、地形的な制約から急勾配の途中から線路を分けて、引き上げ線の平坦な場所にホームを設ける「スイッチバック方式」を採用した経緯があります。
f:id:earth720105:20231230090628j:imageイラスト引用先:篠ノ井線 姨捨駅

でも今となっては給水の必要は無く、特急列車や貨物列車は引き上げ線には入らず姨捨駅をスルーしてスイッチバックは関係無し、何だかいらない駅の香りがプンプンする姨捨駅。
f:id:earth720105:20231230091531j:image

ちなみにタイゾーは昼の休憩時間にビールを1缶飲んでプンプン匂いをさせながら午後の作業をしております。
f:id:earth720105:20231230091757j:image

松本発長野行きの篠ノ井線

「塩尻~篠ノ井」が線路名称の篠ノ井線ですが実際は「松本~長野」を結ぶ列車が殆ど、埼玉県から普通列車を乗り継いでやって来た都合上、松本駅から長野行きの列車に乗って姨捨駅を目指しました。
f:id:earth720105:20231230105845j:image

特急も走る幹線の篠ノ井線ですが単線区間が殆ど、途中の信号場ですれ違い待ちもあったりします。
f:id:earth720105:20231230105918j:image

すれ違う事すら無いタイゾーは生涯独身彼女無しの単線人生
f:id:earth720105:20231230105948j:image

西条(にしじょう)駅~明科(あかしな)駅間は長野県内でも有数の地滑り地帯で、1974年(昭和49)に白坂トンネルを建設して、別ルートでの複線となりましたが、費用面の都合で複線化はまだ実現しておりません。
f:id:earth720105:20231230110219j:image

冠木(かむりき)駅を出発してトンネルに入れば隣駅はスイッチバックの姨捨駅
f:id:earth720105:20231230110551j:image

ちなみにタイゾーは一縷の光だと思ったのか、職場で別居中の女性と仲良くなろうと企んで、周りの(彼女と仲の良い)女性達から情報を聞き出そうとしますがキモ男扱い(x_x)
f:id:earth720105:20231230111313j:image

タイゾーの人生は重荷を負うて長い坂道を行くが如しなのです
f:id:earth720105:20231230111337j:image

1時間に1本の運行が基本の篠ノ井線「姨捨駅」の停車時間は約5分

姨捨駅は2面2線で善光寺平の眺望が見えるのは松本行き方面のホーム
f:id:earth720105:20231230121139j:image

12時15分に姨捨駅に到着で滞在時間は約5分、長野行は階段を利用して向かいのホームに行かなければならないので結構大変。
f:id:earth720105:20231230122152j:image

12時20分に列車は長野に向けて出発そして僕は次の列車待ちさっきまで乗っていた列車が本線に戻り長野に向かって走り去っていきます。
f:id:earth720105:20231231075130j:image

12時台の松本行きの電車が無く13時19分の長野行きに乗って篠ノ井駅で下車、その後篠ノ井駅14時24分発の松本行きに乗って戻った次第です。
f:id:earth720105:20231230124526j:image

なのでここで1時間位ブラブラする事になってしまいました
f:id:earth720105:20231230124630j:image

駅の周りには見事に何もなく、駅舎横にある自動販売機が心の拠り所。
f:id:earth720105:20231230125347j:image

ホームにあるお立ち台から撮影しました
f:id:earth720105:20231230131527j:image

善光寺平を一望できる絶景は千曲川に沿って長野盆地に広がる棚田地帯、約2000枚近くある棚田はその美しい景観から「日本棚田百選」にも選定されています。
f:id:earth720105:20231231075321j:image

そして「日本三大車窓」に選ばれている風景はとても素晴らしく、タイゾーの戯言に付き合っていたストレスが浄化されていく気がします。
f:id:earth720105:20231231075300j:image

篠ノ井線スイッチバック列車に乗車

姨捨駅のスイッチバックは運転席はそのままで逆走するので先頭に運転手がおりません
f:id:earth720105:20231230123138j:image

長野に向かう列車は逆走してスイッチバック地点へその後本線に戻り通常走行、一方松本に向かう列車はスイッチバック地点で停止その後逆走しながら姨捨駅に入線。
f:id:earth720105:20231230124010j:image

最後尾の窓から運転手目線のスイッチバックを見る事が出来る篠ノ井線、一緒にこんな景色を見れば別居中の女性もタイゾーに寄り添ってくるかも知れません。
f:id:earth720105:20231230123222j:image

後ろでは女性運転手が最後尾から逆走して運転しております、こんな光景を見ればタイゾーは(;´Д`)ハァハァになる事でしょう。
f:id:earth720105:20231230124209j:image

車窓から見える家のなかにも別居中の家庭はあるのでしょうか??
f:id:earth720105:20231230124033j:image

ちなみにタイゾーは人生が別居中(ノД`)トホホ
f:id:earth720105:20231230193116j:image