だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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銀座「ナイルレストラン」看板メニューのムルギーランチ以外でおすすめの一品は「チキンマサラ」

小学校時代のクラスメイトで現在はネット上で周りからドン引き状態のマズ飯写真家の「外吉(がいきち・あだ名)」
フェイスブックでのマズ飯投稿はラーメンが多めですが、たまに出てくるカレーの投稿は更なる破壊力、こんな嘔吐物みたいなルウの写真と「乳頭→投入」の駄洒落で、1日を台無しにされた気がするのは僕だけではない筈です。
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更に翌日にはこの嘔吐物カレーにトマトを入れて再投稿、ウケを狙っているのかも知れませんが、ただひたすらウザくてイラっとする外吉のフェイスブック。
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自己顕示欲が強く構ってちゃんの外吉は大学卒業後は職を転々として気がつけば50代、自宅でカレーを自炊しながら、良かった頃を振り返っているのかも知れません(´・ω・`)

そんな事を思いながら訪れた先は、1949年創業以来75年の長い歴史がある銀座のインド料理店「ナイルレストラン」なのでした。
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定番の鶏カレー「ムルギーランチ」は長年多くの人に愛されている看板メニュー、多くの人に嫌われている外吉カレーとは対局をなす逸品なのです。
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〈目次〉

総席数70席で回転率の早いナイルレストラン

東京メトロ日比谷線「東銀座駅」三原橋交差点近くの昭和通り沿いにあるナイルレストランは、平日でも行列が出来る位の人気店。
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僕が訪れた日曜日の昼下がり(14:00)は6名ほどの待ち、但し店の回転率は結構早く5分ほどで入店出来ました。行列に躊躇せず歩行者の妨げにならない様車道側で並んでいれば程なく入店出来る事でしょう。
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座席は1階と2階で総席数は70席、僕はインドっぽい絵画が印象的な2階に案内され、殆どの客が食べている看板メニュー「ムルギーランチ」を注文、ランチの名称ですがディナータイムでも注文が可能です。
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インド系の店員さんは「ムルギ?」と聞いてきます、理由はほとんどの客がムルギーランチを注文するからで、他のメニューを注文したい時にはハッキリと言わないと半強制的にムルギーランチになってしまいます。。
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「ムルギーランチ」はぐちゃぐちゃ混ぜ合わせるのが美味しい食べ方

正式名称は「ムルギランチ」ムルギとはヒンディー語で鶏肉の事で、豪快な骨付きの肉は店員さんがテーブルで丁寧に取り除いてくれます。
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ナイルレストランと聞くとアフリカのナイル川を想像する方も多いかもですが、店名はインド南部のケララ州生まれのインド人創業者「A.M.ナイル氏」に由来しております。
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第二次世界大戦前はインド独立運動に参加して、イギリス当局から目を付けられていた為、兄が留学したことのある日本に留学し京都帝国大学に入学。その後日本陸軍の依頼でモンゴル奥地の調査旅行や、満州在住のロシア人社会の情報収集をする等、スパイスとは関係無いスパイみたいな活動も行っていたそうです。
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戦後のナイルは東京裁判のため来日したパール判事の通訳として調査に協力、その後銀座で日本初の本格インド料理店「ナイルレストラン」を開業。
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日本軍に接近しつつ終戦後は連合国判事の通訳となりその後はしれっとカレー屋の店主、なかなか人生の振れ幅が大きいながらも日印友好の架け橋だったナイル氏。
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一方人生があまりよろしくなくSNSでは無駄なアップロードでサーバの容量を圧迫し、閲覧者を不愉快な思いにする外吉は、激辛カレーで顔を洗って出直すべきなのでしょう。
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黄色いターメリックライスと混ぜ合わせて食べます「よく混ぜてね」半強制で勧めてくる店員さんに言われるがままに混ぜ混ぜしました。
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外吉カレーばりにマズ飯ビジュアルですが、スパイシーながらも日本人の口に合うマイルドな辛さのルウはターメリックライスと相性抜群。
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具は数時間煮込んでホロホロ食感の鶏肉の他、キャベツの温野菜とマッシュポテト・グリーンピースがのっております。
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ムルギーランチは、鶏肉とスパイスの旨味が印象的な老舗の味を楽しめるカレー、外吉もぜひ一度味わって欲しいものです。
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ムルギーランチ以外のカレーでオススメは「チキンマサラ」

チキンマサラ (トマトとクミンで鶏肉を煮込んだ逸品) 1550円
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ライスは別オーダーで300円【計1850円】でムルギーランチよりやや割高のチキンマサラ
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一方こちらは外吉投稿のマズマズマサラカレー
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トマトとスパイス風味が元になっている濃いやや辛めのインドカレーですが、チキンの旨味が前面に出ており、普段インド料理を食べ慣れていない人でも美味しく食べられるのは流石の老舗店。
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再びこちらは外吉投稿の元の味がしっかりした(らしい)美味しい(らしい)カレー
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鶏肉は柔らかく歯ごたえのあるピーマンがアクセント、僕は混ぜ合わせて食べるムルギーランチより、ご飯にルーをディップして食べるチキンマサラの方が好み。
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三たぴこちらは外吉カレーこんなカレーでも混ぜ混ぜしながら食べるのでしょうか?外吉は(´・ω・`)
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1階席ではナイルレストランお勧めのカレー粉(マサラ)を販売しております。
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ちなみに外吉のお勧めのカレー粉はハウスバーモントカレー(・д・)ノ
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ナイルレストラン
住所:東京都中央区銀座4-10-7
電話:03-3541-8246
H.P.:https://www.ginza-nair.com/
営業時間:月・水~土11:30~21:30日/祝日11:30~20:30
定休日:火曜日・第1水曜日・第3水曜日