だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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芹ヶ谷公園の水遊びはカスケードとシーソーの噴水が大人気で併設の版画美術館は無料・撮影可能エリアあり

「不動産広告の仕事が一番面白い」
以前勤めていた会社の上司だった矢島さん(仮名)がよく口にする言葉でした、広告代理店とは名ばかりの新築マンションや戸建ての不動産広告を制作する会社では、折込チラシ以外の仕事は全く無く「チラシが一番凄いんだ」と思い込む自己正当化バイアスの上司達は今頃何をしているのでしょうか?(↓は90年代当時の広告ヒエラルキー)
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そんな矢島さんが町田に建つ新築マンションの広告(折込チラシ)をする事になった際、駅周辺のイラストマップが印象的な他社物件の折込チラシを取り出し「オレはこんな程度のチラシを作る気はないんだよ!」と言い出す始末。
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大言壮語の割には大したアイデアやビジョンも無く、他社チラシを丸パクリの矢島さんに言われるがままに町田駅前の地図を手書きで作り(こんなの↓)
f:id:earth720105:20230918070633j:imageイラスト引用先:周辺マップ|町田まちづくり公社「ぽっぽ町田」公式ウェブサイト

デザイナーがイラストマップにして完成した折込チラシは他社物件チラシの超劣化版(´・ω・`)
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今となっては築27年になってしまったそんなマンションの近くにあるのが、豊かな水と緑の中に個性的なオブジェが点在し、公園の一角には版画美術館もある「芹ヶ谷(せりがや)公園」。
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〈目次〉

芹ヶ谷公園は版画前美術館前の入口がおすすめ

芹ヶ谷公園へのアクセスは小田急・JR駅から歩いて15分程の場所にあります。
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JR町田駅南口のラブホテル街と当時夜の街角に立っていたストリートガール情報を、イラストにして折込チラシで配布すればまた違った成果があったかも知れません。
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仕事を丸投げして上手くいけばオレの手柄、ダメだったらお前らのせいと、矢島クオリティ全開ぶりに退職を激しく意識した27年前の夏。
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矢島マンションと町田街道との「版画美術館前」交差点を通り過ぎ
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急な坂を下りれば公園入口、他にもいくつか入口がありますが、ココは駐車場や水遊びが出来るカスケードが近くにあり、オススメのスタート地点です。
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f:id:earth720105:20230918080820j:imageイラスト引用先:芹ヶ谷公園の基本情報/町田市ホームページ

芹ヶ谷公園の水遊びエリアはカスケードと虹と水の広場

公園に入れば左側が版画美術館で右側のカスケード、水遊びをする家族連れの人達で賑わう夏の終わりの日曜日。
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思えば矢島さんは仕事より夜に水商売のお姉さん達と遊ぶ事の方が好きでした。
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下請け会社に仕事を与える見返りに矢島口座にお金を振込して貰った軍資金で夜の街に繰り出す矢島さん、水は高いところから低いところに流れるのです。
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カスケード先の階段を上れば公園メインエリア「虹と水の広場」にある高さ16mの「彫刻噴水・シーソー」。
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時間によって定期的に支柱の噴水から水が出る仕組みで、水の重みでシーソーが動くように設計されております。
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チラシ屋の立場を利用して事業主と販売会社の間をシーソーみたいに渡り歩き、事業主の前では「あの会社は販売力が無いですね」そして販売会社の前では「あの物件はミソが付いてますよ」とコウモリ野郎全開の矢島さん。
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そして仕事が終われば夜の新宿で水遊び、土日のマンション売り出し日には顔を出さずに小間使いの僕が現場に挨拶に行く始末。
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魅力が無い物件のせいかダメなチラシのせいか良く分かりませんが来場者は1日平均5組程度でした(´・ω・`)
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30万部も印刷して配布した折込チラシは全くもって紙の無駄遣い(´・ω・`)
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そして出来の悪いチラシを作った時には「色校正ミスですガッハッハー」と言って誤魔化す滑りまくりの矢島さん
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じゃぶじゃぶ池で水遊びする人はゼロ

芹ヶ谷公園中央部にあるアーチの泉を越えればディープゾーンに突入、広告業界でいえば折込チラシエリア。
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「魂を込めたチラシを作れ」が口癖だった矢島さん、別に魂は込めなくてイイから元ネタ引用の丸投げチラシはやめて下さい。
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「オレはこんな程度のイラストを作る気はないんだよ!」
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じゃぶじゃぶ池で水遊びする人は誰もいなく、まるで反響の無い折込チラシ。。
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矢島さんは「広告を代わりに制作するから広告代理店なんだ」とも言っておりましたが、実際はメディアの広告枠を広告を出したい会社に売る(仲介する)ことを業務としているのが広告代理店なのです。
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そんな広告代理店と言う名の印刷会社に小田急線を利用して2時間近くかかって通勤していた僕。
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当時電車の窓からよく眺めていた芹ヶ谷公園の看板はココにあったのかと少しだけ感動しました。
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芹ヶ谷公園内併設の町田市立国際版画美術館の常設展は無料で撮影可能エリアあり

企画展示室は展覧会ごとに料金が異なりますが常設展示室は無料で見学できます。
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受付で料金を支払う事なく2階の常設展示室のみを見学しました
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常設展は織田一磨を中心とした大正・昭和初期の東京の風景
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撮影可能作品は版画の右下に目印があります
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部下や制作部に仕事を丸投げし早々と会社を後にして夜の街に繰り出す矢島さん
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そしてお姉さん達が同席する店でガッハッハー
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お姉さんの前では広告代理店の営業だと格好つけますが、会社の仕事はチラシばかりなのでメディアの事なんぞ全くもってチンプンカンプン。
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お会計時には領収書を貰って翌日会社に請求
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締めのラーメンを食べて家路に向かうのです
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「折込チラシの制作・配布は広告代理店では無く印刷会社の仕事です」(ノД`)ザンネン
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芹ヶ谷公園
住所:東京都町田市原町田5-16

電話:042-724-4399(町田市公園緑地課)
H.P.:https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/park/shisetu/serigaya/park02.html
開園時間:6:00~18:00午前(6月から8月までは6:00~19:00)
休園日:年中無休