日本の学園ドラマの金字塔とも言われ熱烈なファンも多い「3年B組金八先生」1979年から2011年まで32年間断続的に放送、計8シリーズそしてスペシャル・ファイナルと称された特別編があります。
残念ながら僕は第1シリーズしか見ておらず、ほんの少しだけ知っている程度なのですが、職場の「惚れオヤジ(あだ名)」は全シリーズ制覇の金八オタク、毎朝職場でドラマやYouTubeで見た名ゼリフを金八になりきって披露しております。
ファイナル(2011年放送)ではかつての不良少年で全シリーズ中でも屈指の人気キャラ加藤優と再会、現在は会社社長の加藤に鑑別所に入所している不良少年の生徒を預ける話を持ち出す金八。
写真引用先:画像 近藤真彦ら152人の卒業生が最後の「金八」で集合! 加藤優と金八先生の感動シーンも!! (2/2) | WEBザテレビジョン
「鑑別所から出てきたらおまえのとこで面倒みてくれないか、お前だったらきっと心を開くと思う。」 加藤は答えます
「それはできねえなあ先生。そいつには先生がいるじゃないか、そいつは先生に自分のこと見て欲しいんだよ。俺もそうだった、だから厄介者扱いされても俺は学校に行ったんだ。本当に悪い奴は学校なんか行くかよ、なんでそいつは学校で暴れるんだ。先生にお前の居場所はここだって言ってもらいたいからじゃないのか。金八先生に見放された奴に生きる道はないよ、俺が知ってる金八先生はそういう奴を何があっても見捨てないんだ。」 その言葉を聞いた金八は「何をやってるんだ俺は!」と涙を流します。
惚れオヤジは朝っぱらからこのシーンを熱演しており、僕はもう「何をやってるんだ…」と言葉通りに返してやりたくなります(T_T)
まぁ…話のタネにと思って休日に金八先生ゆかりの地におじゃました次第、ちなみに惚れオヤジの惚れエピソードはこちら
〈目次〉
桜中学校
ドラマの舞台「桜中学校」のロケ地は足立区立足立第二中学校ですが、2005年に廃校になり、跡地に東京未来大学ができました、残念な話ですが金八の熱い想いはこの大学に受け継がれているはず、しかしこんな駅前にあったとは今更ながらビックリ。
東武スカイツリーライン「堀切」駅東口、東京23区内とは思えないローカル度満載の駅です。
歩道橋を渡って駅東口へ
駅西口は生徒達が受験の時、この駅の前に集合して受験校に向かったそうですがそんなシーンは全く記憶にない僕。。
そしてこちらがかつての桜中学校(?)の東京未来大学校舎、何となくドラマの面影がある校舎でここは一見の価値あり。
金八に憧れて教師を目指し入学する生徒も多いのでしょうか?電車からも見える教員免許習得の告知。
荒川土手
金八と言えば荒川土手、数々のシーンの舞台となった場所で桜中学校以上に金八の舞台としてファンにとって思い入れのある場所、一旦堀切駅東口に戻って土手の下に降ります。
河川敷の球場では野球部のコーチが部員に「何やってんだお前ら!」と怒号を浴びせております、グラウンド整備くらいでそんなにいきり立たなくてもイイのに…全く聞いてて不愉快(`_´)プンプン
更には部員の1人を呼び出して説教しております、まぁ現実の指導者ってこんな感じですよね。コーチは「何やってんだ俺は」と泣きながら金八の爪の垢を煎じて飲んで欲しいものです。
気を取り直して京成本線の橋の下を潜り抜け
河川敷の階段を上ると
土手の上の道が続いて一気に金八ワールドが全開、これはビギナーの僕も燃えます、つい♪遠くまで~見える~道で~♪と口ずさんでしまいます。
金八オープニングのシーンは内村光良のモノマネのほうが馴染みの深い僕
荒川の土手では数々の名シーンがありますが、僕は第1シリーズの長ランを着て土手で寝転がる武田鉄矢と近藤真彦しか思い浮かびません(x_x)
写真引用先:3年B組金八先生(第1シリーズ)
振り返ると先ほど潜り抜けた京成本線の橋と堀切橋、遠くには首都高6号線の新荒川橋、この景色を眺めながら金八や生徒達は登校していたのでしょう。
先に進むと現在の桜中学校(?)の千寿桜堤中学校があります、第二中学校と第十六中学校を統合して2005年に設立、近隣の墨田区の隅田川沿いには似た名称の桜堤中学校があります、金八効果のせいか「桜」の学校名はこのエリアでは大人気。
少しだけ堀切駅側に戻り道路側に目を向けると何となく見慣れた道があります、そうですオープニングで生徒が登校するシーンでも有名な道でここが通称「金八通り」なのです。
金八通り
金八先生のいる学校に行きたいと熱く語り「私達はミカンでは無く人間をつくっているんです!」と熱演する惚れオヤジ、しかし作業が始まれば「あれ?腐ったミカンの金ちゃんは第2工場に行ったの?」と同じ立場の日雇いに失礼極まりない事を言っております(´・ω・`)
土手を降りて左手の金八通りへ、川沿いの道は交通量が多めで注意が必要。
金八通りはとっても生活感が溢れるエリア
そして周辺にはチラホラとこんな告知があったりもします(>_<)
そして周りの雰囲気に似つかわしくない公園を発見
柳原千草園
この公園は、製紙工場跡地を足立区が買収し、平成元年6月に開園しました。
住宅や工場が混在し、密集している地域の中で、身近に水と緑に親しめると共に、自然の植物が観察できる公園として計画しました。
やけに野良猫が多く生息している事が周辺がどんな日常なのかを物語っております。
中華そば 日の出屋
隣の牛田駅まで歩きました、駅間は短く位置関係はこんな感じ、赤矢印が柳原千草園です。
牛田駅前の低いガード下を潜り抜けると
ここが金八先生のロケ地で有名な日の出屋
お菓子(煎餅・あられ)を販売しつつも美味しい匂いのする堂々たる中華そば屋さんで、金八ポスターの横にメニューがあります。
ラーメンと半チャーハンを注文しました(1000円)ラーメンの懐かしい味とチャーハンの醤油具合が絶妙
丼の中にあるナルトを見ていると第1・第2シリーズの頃に立ち戻った気分になります。
醤油味が印象的なチャーハンで少しだけ味にムラがあったりしましたが、ラーメンと共にどちらも美味しく懐かしい味でした。
千住旭町商店街
最後にこちらも金八ロケ地で有名な千住旭町商店街、こちらを通りながら北千住駅に向かいます
良い機会なので、ご当地商店街にて金八っぽいショルダーバックを購入し、日雇い仕事の行き帰りに使用したいものです。
写真引用先:MARQUEE MOON(残るのは日々の泡だけ) おまえが欲しい / BLANKEY JET CITY
しかし鞄屋は見つからずに
ついには北千住駅まで来てしまいました、何とも残念でなりません。
帰り道の鶯谷駅
惚れオヤジは「3年B組金八先生」と同じ位にアダルト動画も大好き、特に熟女ものに詳しく「ああっ…○○ちゃんこれは夢なのよ…」と昼休みに熱演しております(´д`;)
帰り道は北千住から東京メトロ日比谷線で入谷へ、そこから鶯谷(うぐいすだに)まで徒歩コース、駅前に雰囲気ある鞄屋がありましたが欲しいカバンは見つからず。
仕方が無いので鶯谷は熟女風俗が盛んなエリア、駅前ホテル街にてお姉さん達を散策。
何をやってるんだ!俺は(ToT)