この時期になると恒例の桜の写真をインスタ投稿する知人女性「今年はどこに行っているのですかね?」と電車の中で尻を掻きながらタイムラインを覗いてみたら何と京都の二条城(゚Д゚;)
実は尻を掻きながら乗っている電車は京都へ行くJR新快速、現地で鉢合わせになる可能性は大いにアリ、別にバッタリ会う分には問題ないのですが、向こうから露骨に嫌な顔をされたら気分が台無しではナイですか!
そんなに僕が京都に来たらいけないのですか(`Д´)ノ
そんな事を考えただけでイライラしてきました、もう京都内でも鉢合わせを避ける為になるべく離れた場所で活動しなければなりません。
奴は多分二条城の後は北東の観光地を攻めていくとヤマを張り、僕は南側九条通り沿いの「東寺(とうじ)」に訪問を決定。
イラスト引用先:京都観光イラストマップ|京都55タクシー・高速タクシー株式会社【優良事業者表彰5年連続受賞企業】
〈目次〉
メジャー観光地がひしめく場所から若干離れているせいかそんなに混雑していなく、ゆっくりと国宝の仏像や重要文化財の建物そして桜を満喫できる東寺なのです。
【東寺について軽くまとめ】
・平安京遷都とともに建立された官寺(国立の寺院)です
・嵯峨天皇は唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した空海に寺院を下賜(かし)します(下賜とは身分の高い人から頂く事)
・日本ではじめての密教寺院であり真言密教の総本山で教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれております
・1994年に世界遺産として登録
現在は期間限定で、金堂・講堂の見学(大人500円)の他に観智院・宝物館の見学をプラスした共通券(大人1000円)が販売しておりますが、花見メインであれば500円券がオススメ、少し遠くて見応えはやや欠けますが、柵の外からの無料エリアからでも見学が可能です。
でもやっぱり五重塔は間近でじっくりと見たいものです(・∀・)ノ
「東寺」桜の撮影スポット5選
①不二桜
五重塔・金堂・講堂を見渡す様に咲く枝垂れ桜、樹齢は120年で気品と風格のある桜。
「この桜を見るために旅行する価値がある卓越した銘木」とまで言われておりますが、僕の写真ではイマイチ良さが伝わりません(x_x)
②瓢箪(ひょうたん)池前のインスタ桜
女性が嬉しそうに自撮りをしていたのが印象に残る桜、多分ココは現在インスタ女性の間でも注目のスポットで沢山の反響を貰える事は間違いナシです。
とても綺麗な女性でした、インスタ投稿で周りからの反響が沢山あればイイですね!
一方僕は二条城で桜の投稿をした知人女性のインスタを再度眺めましたが、幸いにも自撮り写真は無くホッと胸をなでおろします。
③東大門の桜
歴史ある門の横に佇む桜でマニア向けスポット、1336年に新田義貞の攻撃で危機に陥った足利尊氏がガッチリ門を閉め難を逃れた事から不開門とも呼ばれております。
カメラを近くに構える接写が好きな人達にオススメの桜スポット
④五重塔近くの桜
僕の中ではこの桜が一番のお気に入りですが何故手前の桜は緑がかっているのでしょう?御衣黄桜(ぎょいこう)という品種かも…と思いましたがソメイヨシノが散った後に咲く桜みたいなので違うっぽい…葉桜なのでしょうか?
誰か教えて(゚Д゚)
年季のある建造物と桜のコラボは見ているだけで優越感に浸れます。
無料エリアから覗いている人達を見てまたまた優越感に浸ります。
現在は夜間特別拝観の期間中でライトアップされた夜桜を見る事が出来ます
※2021年3月19日(金)~4月18日(日)18:00~21:30(受付は21:00まで)・料金1000円
写真引用先:東寺 夜桜ライトアップ | ざ・京都
⑤講堂の桜
金堂には薬師三尊像そして講堂には大日如来を中心に21体の仏像で構成された、立体の曼荼羅を拝観する事が出来ます
歴史好きの僕にとっては桜よりもこちらの方に見入ってしまいました、境内の長椅子に座りじっくりと見学する参拝客も多く圧巻の仏像。(撮影は不可)
写真引用先:立体曼荼羅|東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
https://toji.or.jp/smp/mandala/
花より仏像の僕なのでした
無事に二条城で桜を見ている知人女性とは鉢合わせにならずに済んだ京都での花見(^_^)
ホッとしながら改めて彼女のインスタ投稿を見てみるとこんなコメントが書かれておりました。
皇居の枝垂れ桜 大手門(ノД`)
真言宗総本山 東寺(教王護国寺)
住所:京都市南区九条町1番地
電話:075-691-3325
H.P.:https://toji.or.jp/smp/
時間:8:00~17:00 (16:30受付終了)
料金:大人500円 (金堂・講堂拝観)
アクセス:JR「京都駅 八条西口」より徒歩15分・近鉄京都線「東寺駅」より徒歩10分