先日職場で惚れっぽい日雇いオヤジが、ゲーム好きの女性社員に「ねぇファミコンって知ってる?」とか声をかけておりました。
レトロゲームの話に持ち込んで話を盛り上げたく思ったのでしょうが、立場もわきまえず具体性に欠けた内容で女性社員は「知っていたら何なの?」って感じのシラケ顔…もっと相手の年齢や好きなジャンルに合わせたレトロゲームの話題を振って盛り上げる事とか出来ないのでしょうか?
僕なら85年に発売したボコスカウォーズのネタでいきますね、プレイ後たった2時間程度で飽きてしまった僕の中ではクソゲーNo.1のゲームソフト…
https://www.zel-life.com/entry/bokosuka_wars
レトロゲームはやたら難しかったり理不尽なゲームが多く、デパートの屋上や大型スーパーの地下で100円玉があっと言う間に無くなっていた少年時代、オヤジになった今そんな懐かしい思いを抱えて訪問した先は相模湖公園です。
〈目次〉
やたら寂れた観光地とか時間が止まっているとかネタ的なサイトが多数あり「また写真撮ってネットでネタにするつもりだろ!」って顔でガン見する従業員のおっちゃん(写真は前回訪問時に撮影)
本業は貸しボートを営んでおりますが、実はレトロゲームの聖地なのです。
レトロゲームの聖地「相模湖公園」へのアクセス
JR中央線の終点「高尾駅」で中央本線「甲府駅行き」に乗り換え
高尾~相模湖間は山あり谷ありで所要時間が約8分、隣駅ながらも大きな隔たりを感じてしまう景色と時間。
到着した相模湖駅
駅前ロータリーには時代を感じるナウいデザインのアーケード
坂を下って相模湖公園に向かいます、ココの名称はさがみ湖出会い坂。
ちなみに惚れオヤジは、以前好きになった女性(日雇い)の恋愛相談を職場の社員に持ちかけた噴飯物の過去があります。
社員のアドバイス通りに自分の連絡先を教えたところ全力で拒否られたみたい…写真は国道沿いの廃墟となった遊戯施設。
好きな女性にアプローチをするも、カスりもせずに玉砕し抜け殻となった惚れオヤジを思い出してしまう廃墟物件。
約10分で坂を下り公園前に到着、通りの向かいには観光地にマッチしたレトロなレストラン「マツキ」前回訪問時にはココでランチを頂きました。
家庭的な盛り付けと味でハンバーグの食感(粗挽き具合)がとても僕好み、そしてご飯も大盛りでお腹いっぱいのランチだった記憶があります、スイマセン💧料金は忘れてしまいました。。
相模湖公園の駐車料金は普通車1,000円(1時間以内330円・1.5時間490円・2時間660円・2.5時間820円・3時間990円)
※二輪車は1回60円
にぎわいの広場の店でレトロゲームに挑戦
相模湖公園マップ
相模湖は、昭和22年の相模ダム完成とともに生まれた人造湖です。昭和39年の東京オリンピックでは、カヌー競技の会場として全国に知れ渡りました。以来、西の琵琶湖と並ぶカヌー、ボート競技のメッカとなりました。湖の周りを囲む深い森、サクラ、花火、紅葉、ワカサギ釣りなどの季節の風物が、湖面に四季を運びます。
まずはにぎわいの広場へ!まぁ‥そんなにぎわっておりませんが…
振興ボート
好きな女性とちゃんと連絡先を交換して、相模湖公園にデートに行き、レトロゲームを楽しみながら「レッツ・ボーディング(和製英語)」といきたいものです。
僕はボッチ&料金が高めな事もあってボーディングはスルー(>_<)
ゲームコーナーに入ってビックリするのは、50年近く昔のゲームが現在も稼働しております、75年製の元祖モグラ叩きゲームの「モグラ退治」。
これは子供の頃にデパートの屋上でプレイした記憶があります、早速100円を投入してレッツ・モグラ退治(・∀・)ノ
リアルだかカワイイだかよく分からないモグラが上下に動いております
撮影も兼ねていた事もあって点数は30点でした(x_x)
隣りにはこれまた記憶にあるファイナル・ラップでしたが電源が入って無く稼働していない模様、左は回る景品を棒で弾いて横穴に落とし景品をゲットするゲーム。
10円でゲームのメダル機やアームでお菓子をゲットするゲーム、何だか賞味期限が心配なのは僕だけでしょうか?
「ワニワニパニック」は88年製のモグラ退治ゲームの進化系
懐かしバラエティー番組「炎のチャレンジャー」でおなじみのイライラ棒「好きになっちゃってさ」と惚れオヤジの恋愛相談にのる社員もさぞかしイライラしていた事でしょう。
社員を巻き込んで外堀から埋めていく愚かな作戦だったのでしょうが、本来なら自ら切り込んでゴールするべきなのです。
恋はお互いに相手ゴールを狙っていくエアホッケーなのです
結局は連絡先すら交換出来なかった事実が皆に知れ渡ってしまい、惚れオヤジは悔し紛れの一言を呟きます。
「おっちゃん(社員)なら分かってくれるよ!」
勝瀬ボート
お隣の貸しボート店にはカップルやファミリー向けのゲームが揃っており、ぼっちの僕にはなかなか苦しいエリア。
ちょいと1人で太鼓の達人をプレイしましたが途中で飽きてしまいました(ノД`)
昭和テイストな万国旗がボッチプレイの虚しさを盛り上げてくれます
モグラ退治ゲームの進化系も2人対応型
やや新しめ(90年代)のゲームもあります
真打ちは縦に回る景品の繋ぎ目部分(紙)をコルク銃で破ってゲットする射的ゲーム、弾は4個で200円・11個で500円とやや高め。
何だか見ていると上手くいきそうですが結局落とせません、職場で女性の社交辞令や建前を額面通りに受け取っても失敗するだけなのです(>_<) そして惚れオヤジは悔し紛れの一言
「腹を割って話せるのはおっちゃん(社員)だけだよ!」
外では釣りするおっちゃん達を温かく見守るスワン号(勝手に命名)
やる気ナシ観光地
相模湖観光の総本山「旅館清水亭」今回はここで昼食を食べる事にしましたが、その前に駅からこちらまでの近道をご紹介、さがみ湖出会い坂の廃墟物件手前の信号を右に曲がり坂を下ります。
すると鳥居と有料双眼鏡というあり得ない組合せの観光スポット(?)に出くわします。
まぁぶっちゃけあまりやる気ナシの観光地ですが、子供の頃から何事にもやる気がなかった僕にぴったりの場所(・∀・)ノ
この細い道を進むと清水亭
曲がりながらも観光地なんだから少しは親切に案内板とか出せばイイのに…
清水亭
旅館の食堂も兼ねている清水亭
ショーケースのサンプルがどれもマズそうで食欲減退(x_x)
待たされた挙げ句に店のおばあちゃん「1人だったら大テーブルに座らないで」とかイラッとする事言われましたが、我慢してわかさぎ定食(1260円)を注文、提供までは更に時間がかかってイライラ倍増、でも出てきた定食はなかなか美味しく満足ランチ。
わかさぎのほのかな甘味とカリッとした衣の食感がとても新鮮でした、食べる前にはマズそうとか小バカにしてスイマセン…こんな客が多いから店のおばあちゃんもやる気ナシになってしまうのでしょう。。
清水亭のお隣はカツがオススメみたいです、それにしても店頭の綿菓子機はきちんと稼働するのでしょうか?
食後に相模湖の湖畔を眺ると昭和っぽい(失礼💧)爽やかなカップルとショボくれて座りこんでいるおっちゃん、そしてその先には「それも人生」と言わんばかりに湖面を走るスワン号(勝手に命名)おっちゃんなら分かってくれる筈です。
スマートボールと射的
富士スポーツランド(閉店)
【追記:富士スポーツランドは2022年12月をもって閉店しました】
湖畔を眺めた後は貸しボートの向かいにあるゲーセンに突撃、ここはスマートボールの筐体が多数ある今では貴重な店。
スマートボールはパチンコ台が垂直に並んでいるのに対して横モノとも呼ばれ、かつては遊戯機として流通しておりました。
玉が【5】や【15】と数字の書かれた穴に入ると、その数字の数だけ筐体の上部分から玉が出てきます。
スマートボールが設置されている店舗は、風営法で定義される4号営業店舗と5号営業店舗の2種類に分けられます、こちら「富士スポーツランド」は5号営業店舗なので、子供でも遊べますが景品交換ができません。
【1プレイ200円】玉を筐体に流して弾くだけのシンプルなゲーム
プレイ後すぐに目移りしてこちらの筐体に移動しましたが全然入りません。
この釘配置は入りそうで入らないパターンだと勝手に決めつけ
更にこちらに目移りしましたが、やっぱり玉は入りません「女心と同じだね!」と分かってもいないのに分かった様な事を言う惚れオヤジをつい思い出してしまいます。
射的にすれば良かった(T_T)
射的清水
射的だったら昼飯を食べた清水亭の近くに「射的 清水」という店があります、旅館や遊戯施設等で多角経営の清水グループ。
射的は誰でも簡単に落ちるみたいです、そんな貼り紙を見て惚れオヤジは一言。
「今度から恋の相談はおっちゃんじゃなくて清水さんにしよ!」(・∀・)
県立相模湖公園
住所:神奈川県相模原市緑区与瀬317-1
電話:042-684-3276
H.P.:https://sagamiko.info/sagamiko-park