だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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清里のグラタン専門店アミはホワイトソース・パスタ・具材が三位一体の想い出に残る一品

グラタンはその人の食文化への想いが伺い知れる指標になる料理である事が僕の持論です、コンビニで温めるグラタンそして洋食店で手を込んで出されるグラタンどちらも美味しく幸せな気持ちになれる料理、それ故にグラタンに対して愛情のない態度で接する人達には猛反発したくなってしまいます。
僕のお気に入りはホワイトソース・パスタ(マカロニ)・具材の三位一体のハーモニーを感じるグラタン。コンビニ・ファミレスのグラタンも好きな僕ですが、やっぱり手数をかけて愛情を込めて作る店には一線を画す深い味わいがあります、そんなグラタンを求めて訪れた先は山梨県北杜市清里にある「グラタン専門店 アミ」なのです。
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〈目次〉

グラタンに対する想い

料理の嫌いなウチの母親は出来合いのモノを買って来て皿に移し替えるだけの料理(?)が大得意、特にスーパーで買ったパックの刺身を皿に移し替えて「刺身定食」と自ら名乗っていた代物は週に3日の頻度で食卓に出ておりました(x_x)
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一方グラタンは器の中で料理を構築し、その後温めて提供する為、皿を移し替えて自分の料理みたいに振る舞うという小手先の技(?)は通用しません。仕方なしに母親はアルミ皿のグラタンのまま「○○ホテルの美味しいグラタン」とかいらぬ蘊蓄を垂れながら食卓に出しておりました。そんなグラタンが憎々しいのか外食先の店で「中が温まっていない」とかいらぬクレームを店員にぶつける事もあり嫌な思いをしたものです、おかげで外食でグラタンを注文する事が無くなった子供の頃、僕がこれでイイと思っているのだから要らぬ文句はホントご飯の雰囲気を乱すものなのです。

そして現在も職場でいつも否定から入る日雇いバイトのバンダナ(あだ名)が「グラタンなんてどれも一緒じゃん」と言い放っており、全く昔も今も僕の周りは文化の薄い人達ばかりでございます(>_<)

夏の青春18きっぷの最終日、普通列車で清里でグラタンランチを楽しむつもりが、まさかの近場の駅で乗り継ぎミスを犯してしまい、別途料金を支払って特急を利用して何とか店にたどり着けた次第です。

JR小海線「清里」駅前

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清里駅前のファンシーな廃店舗

「アミ」は清里駅徒歩3分の店
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電車の都合上で1時間程前に到着してしまい駅前の散策で時間をつぶしました。
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しかしシャッターが閉まっている店舗が多く
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更には駅前ロータリーにも関わらず空室の売店舗の貼り紙、今となっては廃墟マニアに人気のスポットとなってしまいました。
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清里駅前の廃墟と化した店の数々、80年代には「高原の原宿」と持て囃されファンシー(死語💧)な店が数々ありましたが現在はこれもんです、当時はぬいぐるみの販売だけで店舗が成り立っていたのですね。f:id:earth720105:20200911062833j:image

時代を感じさせるキャッチコピーの看板
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そしてこちらが清里駅前のアイコン的な廃墟物件、上階は蕎麦屋だったみたく何ともミスマッチ(>_<)
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当時の人気漫画「Dr.スランプ アラレちゃん」を思わせる巨大ポット
f:id:earth720105:20200915210647j:image写真引用先:http://xn--u9j9e1eqd223p44l3i7bd2g.xn--tckwe/drスランプアラレちゃん/

しかし当時は写真撮影の大行列が出来ていたみたく今で言うなら憧れのインスタ映えスポットだったのです。
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ファンシー&メルヘンな店内の廃墟感が何とも諸行無常
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そして時間(時計)は止まったまま。。
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向かいの廃店舗はスタイリッシュでナウい(死語💧)外観、若かりし頃のバンダナが彼女と一緒にクレープをほおばる姿を妄想してしまいます。あの頃は青春でしたが今では何事にも否定から入る日雇いオヤジ(>_<)
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当時から否定的だったのかも知れません「クレープなんてただの皮じゃんかよ!」とか彼女の前でシラける事ばかり言うバンダナ、帰り道に別れ話を切り出される姿が目に浮かびます。
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そしてもう1つの清里廃墟のアイコン的物件の「ワンハッピープラザ」アゼリアの塔という時計台を中心にしたプチショッピングモール(前回訪問時の写真)
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現在は立入禁止で幕がかかっております。
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どうやら現在はサバイバルゲームフィールドとして堂々の復活(?)キモイ人面樹の表情が困惑気味に見えるのは気のせいでしょうか??
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グラタン専門店 アミ

駅前ロータリーに戻ります、こちらの廃店舗の右側の道を入ると店が見えてきます。
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専用駐車場は10台ほど駐車が可能
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現在は11:30営業開始(ディナーは17:00開始)感染防止の都合上入店は15名までの為、事前の電話予約は必須です。

開店の時刻に合わせて3台の車が駐車場入って来ました、いずれもカップルでぼっちの僕には厳しい戦いが予想されるランチになりそう(x_x)
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入口で店員さんに予約の確認、そして2階に上がります。
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カップルでの食事にぴったりの店内でこれは皆さん彼女と行きたがりますよ、ぼっちの僕には全くもって辛い空間。。
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メニューに目を通し当初の予定通り、看板メニューの甲州鶏のマカロニグラタンを注文しました。
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・甲州鶏のマカロニグラタン 1000円
(当店看板メニュー)
甲州類帯場(甲州地鶏×赤熟) のかけあわせ 柔らかジューシー
・グラタン屋のほうとう 1000円
甲州名物ほうとうの麺をカレー風味のホワイトソースでクリームパスタ風に仕上げた自信作
・ハンバーグのグラタン 1200円
肉厚ハンバーダと温野菜にホワイトゾースをかけて焼きます
・カニのマカロニグラタン 1050円
ズワイガニが自慢のホワイトソースをいっそう美味しくしてくれます ポビュラーなグラタン
・エビドリア(ライスグラタン) 1000円
サフラン風味のエビピラフにホワイトソースをかけて焼きます

~季節のグラタン~
・夏野菜のグラタン 1250円+税
さっと揚げのナス・ズッキーニ・パプリカ
・コーンとじゃが芋のグラタン 1150円+税
甘いコーンとホクホクのジャガイモ
(自社農園野菜を使用しています)

10分程してミニサラダドレッシングの酸味とシャキシャキのサラダ
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その後5分程でお待ちかねのグラタンが登場
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コッテリでなく薄味でもない絶妙な具合のホワイトソース、食感が最高の甲州地鶏の具
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そしてソースに絡まるマカロニの歯ごたえ
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僕の求める三位一体のグラタンの発見、感想はただひとつ「もう一杯おかわりしたい…」でしたが断念、次の客の予約もあるかも知れませんそして僕自身も次の用事もあるので足早に店を後にしますごちそうさまでした、今度来店する時には2種類同時にオーダーする予定そして次回も多分ぼっち訪問になる事でしょう。
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再び廃墟物件の見学

美味しいランチの幸せ気分の後にする事ではナイという話もありますが、とりあえず予定に組んでいたので敢行(観光?)いたします、国道141号線に向かう道路には駅前より更にディープな廃墟物件を見学(?)。
駅前はチョイと時代の流れに合わなく行き遅れた残念が漂う雰囲気なのですが、片や国道に向かうエリアはガチの廃墟。
こちらの廃ホテルは冬の雪が積もった日なんぞはリアル「シャイニング」状態でしょう(゚o゚;ガクガク
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メッチャ傾いております、万が一間違って入ったら「エクソシスト」ばりにブリッジしながら階段を降りてくる人が出てきそう(*゚ロ゚)コワー
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こちらはリアル「13日の金曜日」
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唯一占いの店だけに明かりが灯っております、営業中なのでしょうか?僕は怖くて入れません(T_T)
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大型モール店っぽい廃墟、駅前のサバイバルゲームステージみたいに、こちらでもゾンビステージみたいなアトラクションを営業すればイイのに…と無責任な事を思ったりもします。
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そしたら職場のみんなでゾンビごっこで訪問しに行くのに~。でもいつも否定から入るバンダナが「いやゾンビの1作目はモール内で戦う映画ではない、あれは2作目だ!」とか要らぬ蘊蓄を垂れてくる姿が想像できます(>_<)
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少しだけソフトな廃墟ホテルを見てホッとしましたがそれも束の間
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お隣にはガチハードモードの廃墟…市の職員さんも車で見学しに来ておりました。
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一生懸命写真を撮る職員さん「廃墟マニアなんですか?」と声をかけようかと思いましたが「バカにしてるのか!」と返ってきそうなのでヤメました。。
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ゾンビごっこの帰り道に皆でココに立ち寄りたいものです、そしたらまたバンダナが一言垂れてくる事でしょう。
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「こんなの大した事ねぇ~よ!オレの家のほうがもっと廃墟だもん!」(ノД`)トホホ…

グラタン専門店アミ
住所:山梨県北杜市高根町清里3545
電話: 0551-48-3388
H.P.:http://guratan-ami.sakura.ne.jp/
定休日:不定休(H.P.を参照)
営業時間(現在コロナ対策営業):
AM11:30~PM2:00(ラストオーダー)
PM5:00~PM7:00(ラストオーダー)