「もっと癒着しましょうよ！」
この言葉が仕事を貰う時の決まり台詞だった営業部長の矢島さん(仮名)、どうやら先方(お客さん)の担当者に「あなたの個人口座にお金を振込みますから仕事をください！」と言ってたそうです…(´･ω･`)
そして矢島さんは仕事を与える関連会社には「仕事をあげるから俺の個人口座にお金を振込め！」と言ってみたい…奢ってもらったラーメンの支払いがそんな汚職まみれのお金だったのかと思うと、遠慮しないでチャーハンも注文しておけば良かった…(´･ω･`)
そんな汚職とラーメンが好きな矢島さんを思い出しながら朝ラーを食べに向かった先は、豊洲市場内にある中華料理店の「やじ満(やじま)」常に満席状態で市場内でもトップクラスの人気店なのです。
〈目次〉
やじ満のアクセスと定休日
営業時間は月・火・木・金(5:00～13:00)・土(5:30～13:00)の市場に合わせた早朝仕様で、市場に準じた水・日が定休日、稀に臨時休業もあるのでツイッターでの確認がお勧めです。やじ満 (@toyosu_yajima) / Twitter
ちなみに矢島さんと仕事していた頃(1995年)は、新交通ゆりかもめも市場前駅も無くただの埋立地だったここら辺。
駅の改札口を背にして鉄道だったらありえないカーブの先にあるのが豊洲市場管理施設棟
やじ満は2018年(平成30)に豊洲市場に移転しましたが、1948年(昭和23)築地市場内に創業のバリバリの老舗店。矢島さんが勤務する会社より長い歴史があるのです(下は築地時代の店舗写真)。
写真引用先:やじ満（築地場内）で「散歩の達人」取材｜町中華探検隊
豊洲市場には一般の見学コース(無料)があり予約不要でマグロ等の取引を間近で見学が可能、そして市場内の施設には一般客も利用可能な物販店・飲食店も数多くあり見学客も多めで幅広い年齢層(;´Д`)ﾊｧﾊｧ…
管理施設棟3階(7街区)の飲食店は計13店舗で「やじ満」はこのフロアにあります
豊洲市場内の飲食店全39店舗からの情報発信。豊洲ぐるめ
店には午前9時過ぎの到着で満席でしたが、タイミング良く1名様が食べ終わって店を出たので待たされる事なく入店。
店内はカウンター10席＋テーブル2席
手書きの数多くのメニューがあり戸惑うかも知れませんが、客のオーダーはジャンボ焼売と季節限定の牡蠣ラーメンが多め、牡蠣ラーメンの醤油or味噌・レギュラーorミニは予め決めておくのがオススメ。
市場内の飲食店で慌ただしい雰囲気もあり、早めのオーダーを心掛け、食べ終ったら早めの退店が基本の店なのです。
絶品ジャンボ焼売はソースがお勧め
僕の注文はジャンボ焼売2個(360円)・牡蠣ラーメン味噌(1450円)・ポークライス玉子のせ(1030円)計2840円
程なくしてやって来たのが名物のジャンボ焼売、店員さん曰わく最初はそのまま、次はソースを付けて食べて下さいとの事。
シュウマイが大きい事もあり薄めに感じる皮の中は肉がたっぷり、カラシをつけながら2つ並んだ焼売を見ていると矢島さんと担当者の癒着っぷりを思い出してしまうビジュアル(´･ω･`)
牡蠣ラーメンは10～3月の秋冬限定商品
丼のなかに5個盛られたカキは片栗粉をまぶしソテーにしている為プリプリの食感、二者択一で塩か味噌かで迷う事もあるでしょうが、シンプルに牡蠣の旨味を味わいたいなら塩味、牡蠣を煮込み鍋的に楽しみたいなら味噌味でしょう。
ちなみに築地市場の頃に食べた塩味がこちら
牡蠣とは好対照にオーソドックスな麺が旨味を引き立てます、ちなみに矢島さんは担当者に「仕事をくれなければ口座に振込んでいる事をバラす！」と二者択一で迫って来るそうです(´･ω･`)
酔った矢島さんが「おれはアイツの全玉を握っているんだ！」と豪語していた姿を思い出して牡蠣が玉に見えてしまう僕(´･ω･`)
やじ満定番のポークライスは目玉焼きのせ
玉の事が気になってしまい食べてから写真を撮ってしまった目玉焼きのせポークライス(´･ω･`)
今思うと前の会社が倒産してメンバーごと雇って貰った外様部隊のリーダーだった矢島さんは売上と居場所の確保で一生懸命だったのでしょう。
そんな事を思い出しながら目玉焼きの黄身をつぶします(´･ω･`)
ポークライスはケチャップ味のまぁ…ぶっちゃけチキンライス、本流とは違った組織体で傍系である矢島さんとポークライスを重ね合わせながらのお食事。
汚職ばかりして会社を追われ、今では市場で働いているかも？と思って食後に卸売場を見てみましたがセリは終わってもぬけの殻。。
今は誰の玉を握っているのでしょうか？(´･ω･`)
やじ満
住所：東京都江東区豊洲6-6-1管理施設棟3階
電話：03-6633-4560
営業時間：月・火・木・金 5:00～13:00・土 5:30～13:00
定休日：水・日・市場休場日
