だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


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不便な「秋津~新秋津」の乗り換えダッシュと異世界気分の飲食店

いきなりローカルなネタで恐縮ですが、西武池袋線「秋津駅」のホームは1都3市に跨がり、東京都東村山市と清瀬市に挟まれる様に埼玉県所沢市がホームの一部分を占めている全国でも非常に珍しい駅なのです。
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Q:どうしてこんなに複雑な場所に駅があるの?
A:秋津駅の開業は1917年(大正6年)で県境より古くからあり、かつて存在した北秋津村(現:所沢市)・南秋津村(現:東村山市)の地名にちなんで駅名になった説もあります。

地図の位置情報だとここら辺は埼玉県所沢市
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ここら辺は東京都東村山市、ちなみに住所は東村山市秋津町5丁目の秋津駅です。
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秋津駅はJR武蔵野線「新秋津駅」との乗り換え駅、秋津は地上駅そして新秋津は半地下の掘割駅で両駅の距離はわずか150mですが連絡通路はありません。
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なので遠回りでアーケードもなく自動車の往来も多い公道約400mを5分程歩いて乗り換えする利用者にとっては不便極まりないルート。
f:id:earth720105:20220313191502j:image画像引用先:野塩地図

Q:なんで乗り換え用の連絡通路を作らないの?
A:3つの市が跨がる行政としては難しい立地に加え、地元商店街が(商店街を経由しない)連絡通路の建設に反対しているのが現状です。
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〈目次〉

新秋津~秋津ダッシュの定番「魚がし」コース

雨の日なんぞはストレスMaxの新秋津秋津ダッシュですが、時間がある時には美味しい店に立ち寄りお腹いっぱいになる楽しみがあります。
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JR新秋津から秋津に向かう場合にはここから人の流れに合わせて進む定番の最短ルート
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婦女子に大人気のスイーツ店「ロートンヌ」はお昼休み中でした
f:id:earth720105:20220313210421j:imageL'AUTOMNE ロートンヌ

ロートンヌ先を右折し古着屋の先にある和食店は「魚がし」、夕刻には美味しそうな鰻の匂いが漂う場所、乗り換えに急ぐ皆さんはさぞかしイライラする事でしょうが…
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乗り換え人の流れから外れてフラッと立ち寄ってみたいオススメ店がここ「魚がし」店内は乗り換え中を忘れてしまい旅先の店で寛ぐ気分になってしまいます。
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この異世界ワープっぷりが何とも心地良い店内
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店頭でお惣菜販売もしております
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イチオシのうな重は1100円とリーズナブル、乗り換え客を考慮してか提供時間もさほどかからず、休日の昼間で約10分程でやってきました小鉢も豊富でリーズナブルなうな重は貴重な逸品。
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山椒をふりかけていただきます
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ホクホクした鰻の身は食感が良く後味も爽やか「魚がし」は鰻に限らず色々なメニューもあります、チェーン店が多めの新秋津~秋津ですがオンリーワンの個人店もチラホラ点在する乗り換えルートなのです。
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魚がし
住所 :東京都東村山市秋津町5-13-12
電話:042-394-4552
アクセス:JR武蔵野線「新秋津」駅から徒歩2分・西武池袋線「秋津」駅から徒歩5分
営業時間:11時~14時・17時~21時
定休日:水曜日

乗り換えの中継点の歯医者を境に秋津側は殆どがチェーン店ばかりで面白味の無い場所が続きますが
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渋い立ち飲み屋の「焼き鳥 野島」は1本100円のリーズナブル価格、常に混雑している盛況店ですがここでひとり呑みで異世界気分を味わうのも一興です。
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乗り換え第2ルートは「グルマンやま」ルートと命名

人混みを避け秋津感を楽しみたいのなら、新秋津駅スタート地点を右へ行くグルマンやまルートがオススメ。
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そしてすぐに左折パチンコ屋の向かいにあるつけ麺屋さんが目印です
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それにしても2階との看板のギャップが激しすぎ(´・ω・`)
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ここは以前渋い飲食店が立ち並ぶ通りでした(2020年撮影)
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ですが現在(2022年3月)は軒並み閉店(x_x)
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ふと悲しい気持ちになってしまいますが、今も健在で僕がオススメ&イチオシの小さな洋食店がここ「グルマンやま」
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入口でブタさんがお出迎え
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店に入るとまず内装や雰囲気に魅入ってしまいます、レトロっぽくもヨーロッパ風でセンスのいいカウンター5席・ボックス2席の洒落た店内。
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ジブリ感溢れる異世界気分が全開
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前回落ち込んだ時に訪問した事もあってか、嫌な事を忘れ夢見がちな気分にしてくれる店の印象があります。
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店内のBGMはスイング感溢れるジャズがメイン、店主の趣味なのでしょうか?センスが良い選曲。
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夜はワインを飲みながらおつまみを注文してジャズのスイングに身を委ねたいもの
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やまランチ 1000円(12時~14時迄)はハンバーグステーキ・スープライス付・日玉焼き添えは80円プラス
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客の混み具合もありますが約15分程で初めにスープがやって来ます、ザク切りした玉ねぎの食感があるコーンポタージュ。
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続いてやって来るのがハンバーグランチ今回はつい「目玉焼き添え」と言うのを忘れてしまいました、柔らかい食感の粗挽きハンバーグ、食べた瞬間にもうこの味がハンバーグのスタンダードに決定、優しいながらもインパクトのある味、懐かしさと店主のこだわりが良い具合にブレンドされております。
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独特のソースは甘いながらも酸味のある独特な味
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こちらはディナー訪問時に頂いたサーロインステーキですが値段はどれ位したのか忘れてしまいました…レモンバターはレモンスライスの上に置いてあるのが嬉しい限り。
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グルマンやま
住所 :東京都東村山市秋津町5-13-17武藤ビル 1F
電話:042-395-6472
アクセス:JR武蔵野線「新秋津」駅から徒歩3分・西武池袋線「秋津」駅から徒歩5分
営業時間:12時~14時・17時~22時
定休日:火曜日

クランク状の道の左手は中継点歯医者、先へ進むと魚がしルート秋津方面と合流します。
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秋津駅前には商業施設のエミオ、秋津駅に向かうにつれ異世界気分の個人経営店が少なくなり現実的雰囲気のチェーン店が増えてきます。
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リアルで異世界は秋津駅北口から行く墓地ルート

新秋津へ向かうコースのスタートは秋津駅南口で大勢の人達で賑わっております
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一方北口は人気の全く無い改札口
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武蔵野線は反対口(南口)と所々に注意書きがありますが北口からでも新秋津への乗り換えは可能です
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昭和風の団地の小道を進み
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線路沿いにある墓地の脇道を通るリアルな異世界ルートは、南口の人混みっぷりが嘘のような場所。
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パーマ屋の先がパラレルワールドな気がして仕方ありません
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ギリギリの所で踏みとどまり左手にある踏切を渡ります
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踏切を渡り終え下界(?)に戻ると割烹店があります
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ここがまた温泉旅館を思わせる店内でまたまた異世界に突入
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旅館で朝食を食べてる気分のランチメニューの鮭は形がチョット…と思いましたがこれが美味しく副菜も充実した満足の逸品(1000円)
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割烹 浜富
住所:東京都東村山市秋津町5-13-1
電話:042-395-2379
アクセス:西武池袋線秋津駅南口 徒歩3分
営業時間:11:30~22:00(ランチ11:30~13:30)
定休日:月曜日

割烹浜富から先に見える場所は乗り換えルート中継点の歯医者の前「お帰りなさい」と微笑むアンパンマンとミッキーとトトロ
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ですが新秋津駅に行くつもりが秋津駅前に戻ってしまいました(((( ;゚Д゚)))ガクブル
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