わが国の属国っぷりが良く分かる場所に散歩に行くのが好きな性格の悪い僕(>_<)
埼玉県和光市の通信施設は現在も未返還ですが、こちらの東京都府中通信施設は今年の2021年9月にアメリカ軍から無事返還して頂きましたが…
また「返還してやったけど勝手に使っちゃダメ!」とか無慈悲な事を言ってくるのでしょうか??(ノД`)
〈目次〉
府中通信施設について軽くまとめ
①戦争の1年前に旧陸軍燃料廠(ねんりょうしょう)として作られた施設ですが終戦後にアメリカ軍に接収。
②在日米軍司令部とアメリカ太平洋第5空軍司令部が設置、西太平洋地域の作戦連絡拠点となる
③1975年に横田基地(福生)移転の為、通信施設を除く大部分の返還が決定、国は航空自衛隊府中基地として引き続き使用、地元は府中の森公園を始めとする文化施設を建設するが、通信施設地帯は処分留保地で手付かずの廃墟状態に。
④2021年にようやく残り保留地(廃墟)が日本に返還
1975年に返還して貰った場所 ~自衛隊府中基地 etc.~
京王線「東府中駅」を降り平和通りを歩きます
ここら一帯が以前は接収地だったと事を最近知った事もあり、もう個室サウナでお姉さん相手に蘊蓄を垂れたくなってしまう付け焼き刃知識全開の僕。
職場からこんなに目と鼻の先にあるサウナだったら隊員達も逆に行き辛いですよね(´・ω・`)
府中の森芸術劇場に行くふりをしながら実はサウナに行く隊員もいる事でしょう。。
もし(他の隊員に)見つかった時には「け…健康ランドと間違えて」と苦しい言い訳をしながら切り抜けたいものです。
そして僕自身は煩悩を断ちストイックに生涯学習に励みたいものです
そんな生涯学習センターと平和の森テニス場の間からチラリと見える怪しい建造物が今回お目当てのついこないだまでアメリカ軍所有の土地だった府中通信施設なのです。
2021年に返還して貰った場所 ~府中通信施設~
臨時駐車場の先に見えるレトロ建物が長い間保留地であり未利用地でもあった14.9haの敷地。
目の前には地元の皆さんが気軽に駐車しておりますが、ここから先はたとえ総理大臣が勝手に入ったとしてもアメリカ軍から「ゴルァ(゚Д゚)」と怒られる場所だったのです。
今でも入ったら「返還したからって調子に乗りやがって!」と怒られるに違いありません。
多分これは近所の主婦が誤って向こう側に落としてしまいましたが、実質アメリカ領の為に拾いに行く事が出来なかった炊飯器(T_T)
主婦も「あぁ‥大変な事になって…」とさぞかし嘆いた事でしょう。
全くついこないだ返還して貰った分際で国有地とか書いて勝ち誇らないで欲しいものです。
ついこないだまでアメリカ軍関係者しか入れない聖域だったのです
角を曲がると閑静な住宅街
陽当たり良好な戸建てのベランダからの景色は
こんな感じ(ノД`)
炊飯器を落とした主婦もココに引っ越してきた頃は「あぁ‥大変な事になって…」と嘆いたに違いありません。。
ベランダから布団が落ちたら即アウト、取りに行く事は許されず新しい布団を買いに行かなくてはならない家。
主婦「全くやり辛いたらありゃしない…」
直径約14mのパラボラアンテナ2基は北東北に向けて設置されており、かつて三沢基地や千歳基地と通信を行っていたそうですが
もし日本がアメリカの意に反する事をすればここから電波が発射され国民は「あぁ‥大変な事に…」となってしまうアンテナなのかもしれません。
電波発射中はもう近くのお寺で坐禅を組んでやり過ごすしか手立てがありません。。
通信施設を一周してスタート地点に戻ってきました、平和とは一体何なんだ?と考え込んでしまうエリアなのです