「何でラーメン屋に来て麺類を注文しないんだ!」
ワンタンを注文したところ当時の上司「矢島さん(仮名)」から叱責されてしまったサラリーマン時代、ワンタン単体の料理では無くてワンタンが入った麺料理のワンタン麺を注文すれば良かったのでしょうか?
そう尋ねたところ矢島さんは
「こういう時は上司と同じ物を注文するもんだ!」
だったら始めからそう言っとけ!と思いながらバックレ退職を激しく意識した25年前の夏の日の昼下がり。あの日の日差しを彷彿とさせる休日の今日に訪れた先は、熱海にある行列覚悟の人気店「わんたんや」なのでした。
〈目次〉
わんたんや開店11時30分1巡目入店の目安は10名以内
「なぎさ中通り商店街」の洋食店スコット旧館がある十字路を曲がり、スコット新館の手前にあるわんたんや、休日の開店30分前(11:00)に到着しましたが既に2名の先客がおりました。
隣のスコットも何気に多少の行列店なので、場合によっては2店の行列が発生する場合があるので注意しましょう。
行列は開店15分前頃一気に11名にアップ、わんたんや行列最大の注意点は、日陰が無く海沿いの日差しをモロに浴びる事。
店頭には貸出用の日傘がありますが、特に猛暑の夏日なんぞはなるべく早めにの店内に入りたいもの。
店内はテーブル2名×3席・カウンターが4席なので1巡目に入るには行列10名以内にいる事が必須条件なのです。
暑い中で行列に並びながら思い出すのは、矢島さんが得意としてた必殺技は、クライアントから仕事を貰う見返りとして担当者の個人口座に売上の一部を振込、そして仕事が発生すれば自分の息がかかった会社に仕事を回し自分の個人口座に見返りを要求する裏金キックバック(´・ω・`)
わんたんやメニューの「ワンタン」「ワンタンメン」の注文は分かりやすくしっかりと
ラーメン 850円
ワンタン 800円
もやしラーメン 800円
ワンタンメン 1050円
もやしワンタンメン 1150円
チャーシューメン 1300円
チャーシューワンタン 1300円
チャーシューワンタンメン 1500円
【大盛200円】
※5月~10月期間限定メニュー
冷やし中華そば 1400円
冷やし中華ワンタン 1400円
冷やし中華ワンタンメン 1600円
思い返せば矢島さんも人気ラーメン店が好きで僕自身も汚職上司とのお食事が度々あり、メニューを間違えて注文すると文句を言われておりました、なのでワンタン(左)orワンタンメン(右)はしっかりと店員さんにしっかり分かる様に注文しましょう。
ワンタンは身がスープの中に沈んでいるイマイチ寂しい見た目の丼、裏金や賄賂は水面下で行わなければならないという矢島さんの矜持を感じてしまうビジュアル。
ですが味は皮のツルツル食感が激ウマ、中身は多くなく少なくもない絶妙な量の豚挽き肉を見ていると、矢島さんも見てくれの良い案件で誤魔化しながら、裏金を渡し貰っていたやりとりを妄想してしまいます。
「清濁併せ飲む」ワンタンのスープをすすりながら社長が呟いた言葉を思い出します、矢島さんの悪行は社長にバレバレでした(´・ω・`)
5月~10月期間限定の冷やしワンタンメン
社長からの含みの交じった冷たい言葉に「社長!僕はストレートな人間なんで直球勝負でお願いします!」そんな矢島さんには冷たいストレート麺の冷やしワンタンメンがおすすめ。
一般的な冷やし中華とちょっと違ったワンタンと錦糸卵の下に色々な具と麺が隠れているビジュアル、矢島さんも社長に隠れて色々と悪行を重ねていたのだろうと思いながら食べます。
ワンタン・麺共にツルツルとした食感と喉ごしが夏の暑い日にピッタリ
皿の端についてある洋辛子が予想以上に鼻にくる辛さで「矢島!隠しだってバレてんだぞ!」結局辛口社長の冷たい一言はあったのでしょうか?僕は途中でバックレ退社したのでよく分かりません。
やっぱり矢島さんにはチャーシューと麺の横で控えめに佇むワンタンがあるビジュアルの定番ワンタンメンが好みだと思われます。
心なしかワンタンより醤油味が濃い気がするスープ、ちなみに矢島さんもクライアント先で「専務!もっと癒着しましょうよ!」とのたまう濃い営業マン、数回訪問しただけの会社で担当者にこんな事言う人って普通いないですよね(´・ω・`)
ワンタン(裏金)とチャーシュー(色仕掛け)を武器に仕事を貰い、仕事を流してお金を貰う矢島さん。
収賄したお金で食べるチャーシューはどんな味だったのでしょうか?
なぎさ中通りには風俗店案内所があります
「専務!(女の子と)もっと密着しましょうよ!」
わんたんや
住所:静岡県熱海市渚町10-14
電話:0557-81-4089
営業時間:11:30~16:00
定休日:金曜日