激安のおでかけをブログタイトルにしながらも最近は2000円以上のランチが多いエンゲル係数が高く生活水準の低い僕、日雇い仕事で貰ったお金を握りしめながらたどり着いた先は東洋のナポリの異名をとる熱海。
仕事のお昼はコンビニでナポリタンばかり食べており休日位はリッチなランチをしてみたいものです。
〈目次〉
熱海スコット新館と本館の違い
旧館は2021年に閉店、新館が本店となって引き続き営業しております。
1946年(昭和21)終戦後まもなく熱海で開業した「スコット」は歴史ある洋食店、熱海に暮らしていた志賀直哉や谷崎潤一郎等の文豪達も足繁く通い口にした看板メニューがこちらビーフシチュー(3630円)多分3000円超えのランチは多分生まれて初めて(ノД`)
開店前の行列に加わるべくサンビーチを南(伊豆方面)に歩いて行きます
海沿いに左へ曲がる135号線の横断歩道を渡ると渚町でここは多くの飲食店が立ち並ぶグルメ通りでもあります。
焼肉レストランがある十字路を右に行けばスコット旧館、左に行けばスコット新館
閉店した旧館は現在も残っており、趣きのある外観は歴史を感じ魅入ってしまいますが
向かいはパチンコ店(x_x)
スコットは予約を受け付けておりません
そそくさと本店方面に急ぎ行列の確認、休日の11:45の昼前で11名6組の並びでこれなら1巡目の入店は大丈夫と一安心、右はこれまた人気店のわんたんやの行列、スコットの行列は左側です。
車で来る客も多めですが店の駐車場は僅か6台、オープンカーのカウンタックも爆音を轟かせながら近くのコインパーキングを探しに行ってます。
11:50に10分前倒しで開店
~スコット主なフードメニュー(2022年12月現在)~
アワビのコキュール 3630円
小海老のコキュール 2200円
小海老とマカロニのグラタン 2200円
カニのクレープ包みコロッケ 2200円
海老のフライ 2420円
チキンカツ(ハムとケッパー添え) 2200円
ビーフストロガノフ 3630円
ビーフカツ 6270円
ビーフシチュー 3630円
タンシチュー 3850円
ハンバーグステーキ 2200円
ミートコロッケ 2200円
豚ロースカツ 2200円
カレーライス(ポーク1430円・チキン1540円・シュリンプ1650円・ビーフ1760円)
※パン又はライス 300円
ランチコースは4510円からで更にステーキは7000円オーバーの雲上人
人気のメニューはビーフシチュー
一応リッチなランチを目指していたのですが、土壇場になってケチくさく4000円以内に収める事を決め人気の(インスタ調べ)ビーフシチューとライスを単品注文。
コース注文客を尻目に、いの一番にやってきたビーフシチュー、お金は無いけど心はリッチにいきたいものです。
ほろりとくずれるほど柔らかく煮込まれた牛肉と、濃厚な見た目ですが良い意味でサラリとしてご飯とよく合うデミソース。
マスタードを付けるとこれまた旨し、年齢を重ねると手間暇かけた本物の味を求めてしまうのだとコメントをSNS投稿してグルメ通ぶる僕。
熱海で76年間味を守り続け文豪達が集った店スコット、僕も大作家になりきってお会計を済まし店を後にして渚町の通りを散策します。
渚のはいから人魚はまだ出勤前でした(x_x)