だいだらボッチの激安おでかけバンザイ

都内近郊に(たまに遠出)出かけた時の戯言が多めで9割9分がひとり行動、そして無料・安い料金で楽しめるスポットに訪問しております。僕の記事を見て「行ってみたい」「以前行ったけどまた行きたくなった」と感じて頂けたらとても嬉しいです。


スポンサードリンク

流鉄流山線は都内近郊ローカル線で流山本町散歩やグルメが楽しめる電車

今回も日雇いバイトのネタで大変恐縮ですが

日雇いバイトが(特定の)社員に忠誠を誓う見返りとして、傲慢にふるまう事が許される現場が南流山駅の近くにあります。

そんな現場でそんな勘違い日雇いと一緒に作業した時なんぞは、もうイライラムカムカしてしまい、仕事後に立ち寄った南流山駅前にある洋食店の星型目玉焼きとたっぷりのデミグラスソースに、心安らいだ事がとても印象に残っている僕。
f:id:earth720105:20210919182349j:imageアップル(流山/洋食) - Retty

そんな流山市を走るローカル線(?)が流鉄株式会社の運営する流山線は、1913年に流山名産の醤油や味醂輸送を目的として流山軽便鉄道として設立以来、幾度か社名は変わりましたが、どこの鉄道会社系列にも属さない独立系の鉄道会社で、他に有力な副業を持たずに経営している小規模な鉄道会社の流鉄。
f:id:earth720105:20210922060702j:image

小規模ながらも独自路線で堅実に身の程をわきまえて運行する流山線、近所の現場で働く日雇い三人衆も流山線に乗って己の愚行を猛省するべきなのです。

〈目次〉

一日乗車券で乗る流鉄「流山線」

千葉県松戸市の馬橋駅(まばし)から千葉県流山市の流山駅までを結ぶ全長5.7kmの流山線、JR常磐線の馬橋駅に隣接するレトロ感覚溢れる改札口で1日乗車券(500円)を購入。
f:id:earth720105:20210919194219j:image

これで6駅約12分の流山線が乗り放題、ケチな僕にとっては何とも微妙な値段設定ですが、1時間に3本~5本と見てくれの割には本数が多いので(失礼💧)気軽に行ったり来たりできます。
f:id:earth720105:20210919194257j:image

そしてホームに滑り込んで来たのは流星号は昭和時代の近未来を思わせるカラーリング、2009年に西武鉄道から譲渡された車両なのです。
f:id:earth720105:20210919195002j:image

「あっ流星号だ(゚▽゚)ノ」とか言って小バカにしながら走り去っていく常磐線運転手を想像すると涙を禁じ得ません。
f:id:earth720105:20210919195133j:image

JR東日本だろうが流鉄だろうが運転手は運転手、どこの現場で働こうが日雇いは日雇いなのです。
f:id:earth720105:20210919194407j:image

まずは終点流山駅までの約12分の電車旅
f:id:earth720105:20210919195201j:image

沿線は(一応)都内近郊の住宅地であんまり面白くない風景が続く車窓
f:id:earth720105:20210919195216j:image

そして微妙に畑も多め…
f:id:earth720105:20210919195243j:image

流山線で唯一交換可能の「小金城趾駅」ここで早朝・深夜の一部列車を除く全ての車両が列車交換を行っております。
f:id:earth720105:20210919194437j:image

ピンク色の列車は日雇い三人衆の1人惚れオヤジを彷彿させるさくら号、惚れオヤジの口癖は「おっちゃん(社員)なら分かってくれるよ!」
おっちゃんの庇護の元で、勤務中に女性バイトを見ながら鼻の下を伸ばしニヤニヤする行為が許されております。f:id:earth720105:20210919195413j:image

惚れオヤジのエピソードはこちら

そして列車は終点の流山駅へ、ホーム先には車両車庫、反対側ホームには停車中の車両があります。
f:id:earth720105:20210919203343j:image

緑色の列車は日雇い三人衆の1人ロン毛を彷彿させる若葉号、口癖は「おっちゃん(社員)とまた飲みに行きたいね!」
おっちゃんの庇護の元で勤務中のダンスが容認されておりますが、若葉マークの踊りでムーンウォークが人生同様に単なる後ずさりなのです。
f:id:earth720105:20210919203427j:image

ロン毛のエピソードはこちら

黄色の列車は日雇い三人衆の1人インチキ色眼鏡を彷彿させるなの花号、昼休みにおっちゃん(社員)と一緒にドローンを飛ばしながら「キョキョキョキョ~」と奇声を発し笑い叫んでおります、おっちゃんへの忠誠の証としてお揃いで購入したドローンもこんな色でした。
f:id:earth720105:20210919203649j:image

インチキ色眼鏡のエピソードはこちら

流山本町のレトロな町並みを散歩

江戸時代の流山村は松戸から野田を繋ぐ街道があり、人家の多く町場を形成し宿場の機能を果たしておりました。また近くの江戸川には河岸場(流山河岸)と渡船場(丹後渡)が置かれ水運と陸送の中継点として発展し、特に銚子鮮魚を江戸に輸送する中継河岸として賑わいました。
f:id:earth720105:20210919215257j:image

そんな歴史を感じる散歩道が流山駅と1つ手前の平和台駅間にあり、ここは是非とも徒歩で歩きたい道。
f:id:earth720105:20210922060739j:image

道案内と標識(?)が点在しており、距離と徒歩での所要時間が分かってとても便利です。
f:id:earth720105:20210919215435j:image

惚れオヤジ

平和台駅へ向かう道の反対方向で、若干距離が嵩みますが、大杉神社からスタートしました。
f:id:earth720105:20210919215522j:image

参拝後は平和台駅方向に引き返し、古民家を改装した創作フランス料理店の丁字屋。
f:id:earth720105:20210919215536j:image

更に進むと由緒ある土蔵の見世蔵で現在は万華鏡ギャラリー、惚れオヤジの如くおっちゃんへの参拝後に鼻の下を伸ばして女性をフレンチに誘ってその後万華鏡といきたいものです。
f:id:earth720105:20210919215558j:image

ですが「おっちゃんなら分かってくれるよ!」の言葉の裏は「仲良くなってしまえばコッチのもの」という浅薄さ…結局は狐と狸の化かし合いなのだと思い浅間神社を参拝。f:id:earth720105:20210919220207j:image

ロン毛

天晴みりん誕生の地
流山白みりん2大ブランドの1つ「天晴 (あっぱれ)みりん」江戸時代中頃まで、みりんは、 関西で作られる色の濃いみりんでしたが、当時流山で酒造業を営んでいた秋元家、 堀切家が切従琢磨し「天晴味淋」「万上味淋」 という淡く澄んだ 「白みりん」を相次いで誕生させました。
当時、白みりんは甘い飲み物としてお酒の苦手な人や江戸の女性たちの人気となり、江戸川の水運を利用して白みりんを江戸に運び流山に繁栄をもたらしました、この土地一帯は天晴・万上という流山白みりん2大ブランドの1つ「天晴みりん」を開発した秋元本家の工場跡地です。

f:id:earth720105:20210919222948j:image

万上みりんの製造は現在キッコーマン流山工場に受け継がれております。
f:id:earth720105:20210919223225j:image

流山工場には「まちなかミュージアム」という期待感溢れる名前のスポットがありますがたったこれだけのガッカリ名所。
f:id:earth720105:20210919223248j:image

こんなご時世で飲みに行く事も少なくなり、ロン毛は「おっちゃんとまた飲みたいね!」が口癖ですが本音はタダ酒目当て、そして飲んで仲良くという前時代的なアプローチ。。
f:id:earth720105:20210919223259j:image

上写真は俳人小林一茶がかつて居候した家で現在は小林双樹記念館となっております、入場無料ですがタダ酒は飲めません(´・ω・`)
f:id:earth720105:20210919223338j:image

インチキ色眼鏡

おっちゃんとお揃いのドローンやスマホを購入して忠誠心を誓う色眼鏡、そしてここが誠の旗の下に結成した新選組局長近藤勇と副長土方歳三の今生の別れとなった場所、ここで近藤勇は官軍に出頭(自首)します。
f:id:earth720105:20210919231816j:image

他の2人とは違って実費を使っておっちゃんに取り入るのですが所詮は日雇い、浪士隊の新選組と同様に、どんなに誠を貫いても出世できる筈が無いのです(´・ω・`)
f:id:earth720105:20210919231803j:image

おっちゃん

赤城神社と赤城山
流山にあるこの赤城山は、海抜15メートルのお椀を伏せたような小山で山頂に赤城神社が祀られています。赤城神社の石碑には上州(群馬県)の赤城山が噴火し土塊がここに流れ着いたと記されており「山が流れてきた」から流山という地名がついたという伝説があります。また別の言い伝えによれば、上州の赤城山のお札が流れ着いたからともいい、赤城山は流山の地名の由来となる面白い伝説がある地です。
赤城神社は江戸時代において「正一位」 という神格を受けた位の高い神社です。なお神社の鳥居にある大きなしめ縄は、氏子や地元住民が協力して一日で作っており重さは約500kgもあります。

f:id:earth720105:20210920060433j:image

「赤城の山も今夜を限り、可愛い子分の手前(てめえ)たちとも別れ別れになる首途(かどで)だ」と三人衆の前で見得を切るおっちゃんの姿を妄想してしまいます。
f:id:earth720105:20210920060456j:image

おっちゃんは何故子分を沢山持ちたがるのでしょうか?手っ取り早く手下になる日雇いを集め、自らの派閥を大きくして社長に対抗したいのでしょうか??
f:id:earth720105:20210920060516j:image

そんな事を思いながら平和台駅に到着、職場も世の中も平和であって欲しいものです(´・ω・`)
f:id:earth720105:20210920060532j:image

流山線の駅周辺でランチ

お腹がすいたのでブログ冒頭写真のハンバーグ定食のある「レストランアップル」へ向かいます、流星号を降りて到着したのは鰭ヶ崎(ひれがさき)駅、これから流星の目玉焼きを食べに行くのです。
f:id:earth720105:20210920073513j:image

JR南流山駅改札からは徒歩4分の好立地にあるアップルですが、鰭ヶ崎からは10分程かかる若干分かり辛いルート。
f:id:earth720105:20210920073538j:image

行ってみましたが、コロナ禍の影響により今月いっぱい休業の貼り紙(>_<)当初の計画か頓挫してしまい何とも残念…
f:id:earth720105:20210920073552j:image

仕方なく平和台駅まで戻り駅前(徒歩1分)にある「ラーメンハウス中島」でランチ、後で知ったのですがココは永福町大勝軒の暖簾分け店なのです。
f:id:earth720105:20210920073627j:image

出てきたラーメン(750円)は大勝軒を彷彿させるビジュアルですが、スープはそれ程熱々では無く醤油スープの煮干しも若干マイルド、大勝軒と昔ながらの中華そばのコラボ的な味わい、麺の茹で加減はさすがの一品で美味しくごちそうさまでした(・∀・)
f:id:earth720105:20210920073702j:image

流山線沿線で1番飲食店の多い駅は、見てくれとは裏腹ですがココ幸谷(こうや)駅。
f:id:earth720105:20210920080132j:image

幸谷駅ホームの上はマンション、そして駅を出るとJR常磐線と武蔵野線が交差するターミナル駅「新松戸」なのです。
f:id:earth720105:20210920080218j:image

まぁ…常磐線ホーム向かい側はこんな感じですが(>_<)
f:id:earth720105:20210920080235j:image

おっちゃんも早くコロナが終息して、以前みたいに三人衆を引き連れ夜の新松戸駅前で飲み歩きたい事でしょう。
f:id:earth720105:20210920080253j:image

「おっちゃんとまた飲みにいきたいね!」(ノД`)
f:id:earth720105:20210920080402j:image